「広告を売る」だけでは、顧客の事業は変えられない。
ウエディングパークのデジタルマーケティング本部が向き合うのは、広告の出稿額や運用数値だけではありません。「本当に解くべき課題は何なのか」「顧客が目指している未来に、どんな打ち手が必要なのか」。ときには目の前の要望を疑い、数字を紐解き、マーケティング戦略そのものに踏み込んでいく。そのための武器となるのが、デジタルマーケティングです。
同本部は、事業発足以来順調に売上を伸ばしており、全国500以上のアカウント契約を保持*1。「Google Premier Partner 2026」にも認定されるなど、ブライダル業界のデジタルシフトを支えてきました。今回は、ともに中途入社であるセールスマネージャーの中山さん(写真 左)と、セールスの加藤さん(写真 右)に、顧客に深く向き合う営業の面白さと、その先に広がるキャリア、そして一社への提案から業界を変えていく仕事の手触りについて聞きました。
「売る」だけではない。顧客の事業成長に向き合う営業
──まず、お二人のこれまでのキャリアと現在の仕事について教えてください。
中山:
新卒から3年間、メディアやデジタル広告を主軸に扱う企業で働いた後、ウエディングパークへ転職しました。入社後はセールスとして経験を積み、現在はセールスマネージャーとして、組織のマネジメントとクライアントの課題解決を担っています。
加藤:
私は前職では人材会社で代理店営業をしていました。学生時代にブライダルコンシェルジュのアルバイトをしていたこともあり、いつかブライダル業界に携わりたいという想いがありました。
その中でもウエディングパークに惹かれたのは、一つの式場で働くのではなく、「業界全体を盛り上げる」という広い視点で仕事ができることです。現在はWeb広告の営業としてグループ企業のフロントを担当しながら、全社横断の営業プロジェクト「Hibana」の運営にも携わっています。
── 中山さんが考える、ウエディングパークの営業とはどんな仕事なのでしょうか。
中山:
営業とは、商品を売る仕事というより、「顧客の事業成長を一緒につくるパートナー」だと考えています。
さらに言うと、ウエディングパークでは「業界特化の営業」ができるからこそ、顧客の要望に応えるだけではなく、会話の中から潜在的な課題や根本的な課題を見つけ、どうすれば理想の状態に向かえるのかを考える。そこまで踏み込むことが、私たち営業の役割だと思っています。
顧客が言う「課題」を疑い、本当の答えを探す
──加藤さんは、実際どのように顧客の課題へ踏み込んでいるのでしょうか。
加藤:
印象に残っているのが、あるクライアントの来季予算を検討していたときのことです。先方が「マーケティング予算全体の見直しをしたい」というお話をされたとき、「これまで大きく投資していた媒体の出稿量を減らしたら来館数も落ちるのではないか」という懸念も同時にいただきました。
そこで、感覚ではなく数字から考えようと、年間の投資額、来館数、成約数、単価…などを整理して可視化しました。すると、投資している媒体の出稿量と来館数が必ずしも比例していないことが見えてきたんです。
そこから「どの媒体へいくら投資するか」という話だけでなく、これからどんな集客構造をつくりたいのかというところから議論し、マーケティング戦略全体を一緒に考えました。その結果、新しいメディアバランスを提案し、結果としてウエディングパークへの投資強化にもつながりました。
また、「成約率を上げたい」という相談をいただいた際には、広告だけでは解決できないと考え、社内のクチコミ担当とも連携しました。約2年分のクチコミを分析し、「第三者から式場がどう評価されているのか」を可視化。その結果をもとに式場向けの勉強会を実施し、接客の改善まで踏み込んだこともあります。
中山:
こうした提案を一人だけで完結させないこともウエディングパークの特徴です。
部署や職種を越えて専門性を集める「集の力」があり、クライアントに最も近いセールスが課題を捉え、「誰と一緒に解けば最も価値を出せるか」を考えてチームをつくる。セールス自身がすべての専門家になるのではなく、顧客の成果に必要な専門性を束ねていくことも営業力の一つだと思っています。
デジタルマーケティングは、営業を強くする武器
──デジタルマーケティングの知識を身につけることで、営業としてどのような変化がありましたか。
加藤:
入社前と比べて大きく変わったのは、「顧客の成果に本当につながるのか」を基準に、提案を判断できるようになったことです。前職時代と比べると、「目の前の施策にとらわれず、顧客が継続的に成長するために何が必要なのか」を考え、その中から施策を選んで提案できるようになりました。
実はもともと数字や分析は得意ではなかったんです。でも、データから仮説を立て、顧客と議論する経験を重ねることで、数字を根拠に事業成長を構想できるようになりました。自分にとっては、あえて苦手な領域に飛び込んだ大きな挑戦でもありました。
中山:
今後よりAIが進化し、情報や分析結果そのものは誰でも手に入れやすくなっていく。だからこそ、これからの営業には、その情報をどう読み解き、顧客ごとの状況に合わせて「何を選ぶべきか」まで伴走する力が必要になると思っています。
顧客自身もまだ気づいていない課題を見つけること。数字の背景にある事情や想いまで理解すること。そして、正解のない中で一緒に意思決定していくこと。そうした人間にしか出せない付加価値こそ、営業として磨いていきたい力です。デジタルを使いこなすだけではなく、人だからこそ提供できる価値を掛け合わせる。その両方を磨けることが、この仕事の面白さだと思います。
一社の成果から、「ブライダルマーケティングのあたりまえ」を変える
──一社一社に深く向き合う仕事が、業界全体へ広がっていく実感もありますか。
加藤:
あります。私が担当しているグループ企業様では、私が入社した5年前と比べて、現在は契約いただいている会場数が10倍以上になりました。もちろん私一人の成果ではありませんが、その企業にとっての集客の「あたりまえ」を一度疑い、目指している未来を聞き、そのための戦略を考え、デジタル広告を提案してきました。
その積み重ねによって、「自社集客*2を強くしていくことが重要だ」という考え方自体が浸透していったことには、大きな手応えを感じています。
中山:
私が入社した頃は、ブライダル業界の集客はポータルメディアが中心で、自社集客やデジタル広告は今ほど一般的ではありませんでした。そこから、自社集客の可能性を伝え続けてきたことで、少しずつ業界の風向きが変わってきたと感じています。
最近では、「ブライダルマーケティングのあたりまえを更新できるようになってきた」と感じる瞬間も増えてきました。でも、私たちがデジタルマーケティングを広げたいのは、それ自体が目的ではありません。
価値観も結婚のかたちも多様になる中で、それぞれのカップルが自分たちに合った結婚式場と出会えるようにする。その出会いを増やすことで、結婚や結婚式を通じて生まれる幸せを、もっと社会に広げていきたいと思っています。
デジタルマーケティング本部が掲げているのが、「もっと幸せな結婚であふれる社会。そのためのデジタルマーケティング。」という考え方です。だからこそ、広告の成果だけを見るのではなく、式場が持つ魅力をどう届けるか、その先でカップルにどんな出会いを生み出せるのかまで考える。一社の事業成長に向き合うことと、もっと幸せな結婚であふれる社会をつくることは、私たちの中では地続きなんです。
特設ページ:https://wedding-digital.net/weddingpark-digital-marketing
──中山さん自身も、現在はセールスマネージャーとして仕事の範囲が広がっていますね。
中山:
プレイヤー時代に、お客様との会話から本質的な課題を探し、提案し、成果につなげる経験を繰り返したからこそ、今は現場のリアルを事業戦略へ接続できるようになったと感じています。
現在はマネジメントだけでなく、事業戦略や全社プロジェクトを牽引する機会もありますが、「営業というビジネスの最前線からキャリアを始めたことが、事業を動かす今の仕事にもつながっている」と強く実感しています。上司(本部長)ともよく話しているのですが、「営業を極めることと、キャリアの可能性を広げることは両立できる。だからこそ営業は面白い」と日々思っています。
挑戦し続けられるから、営業として強くなれる
──難易度の高い仕事に挑み続けるために、どんな環境がありますか。
中山:
私は前職時代、失敗を恐れて挑戦することに臆病になっていた時期がありました。ウエディングパークに入って変わったのは、現場で臆することなく挑戦できるようになったことです。
新しいプロダクトを提案してみる。キーマンに自分から提案してみる。学んだ知識を使って先方と議論してみる。そうやって挑戦する機会が増えたことで、営業としてのレベルも上がったと感じています。
またウエディングパークには、結果だけでなく、そこに至るプロセスも見る文化があります。数字はもちろん大切ですが、自分なりの120%を出し切ったのか、どう考え行動したのかまで評価される。だから、失敗を恐れずに次の一歩を踏み出せます。
──長くキャリアを続けるという意味ではどうでしょうか。
加藤:
私は今後もセールスを軸にキャリアをつくっていきたいと思っています。
家庭も大切にしながら、高いパフォーマンスを出し続けたい。そのためにも、労働量だけに頼るのではなく、課題の本質を見抜いて、最短距離で成果を出せる営業スタイルを確立したいと思っています。さまざまなライフイベントを迎えても、自分らしく活躍できる営業組織づくりにも貢献していきたいです。
中山:
私自身も、現在は早出の時差出勤*3を活用しながら子育てと仕事を両立しています。デジタルマーケティング本部では産育休復帰率100%*4という実績もあります。
ただ、「制度があるから安心」というだけではありません。必要なときにはチームで支え合いながら、それぞれがプロフェッショナルとして成果に向き合う。長く働けることは、長く挑戦し続けられることでもあると思っています。
──最後に、どんな方と一緒に働きたいですか。
加藤:
デジタルマーケティングを学ぶこと自体を目的にするのではなく、それを武器に、営業として提供できる価値をもっと大きくしたい人と働きたいです。
仮説を立てたり、数字に向き合ったり、ときには泥臭く顧客に並走したり。簡単ではないからこそ、成果につながったときの喜びも大きい仕事です。
中山:
一社一社に深く向き合い、顧客の事業成長につながる答えを探す。そして、その一社で生まれた変化が少しずつ広がり、ブライダルマーケティングそのものを変えていく。
「営業をもっと深くやりたい」「自分の仕事で業界を動かしてみたい」そんな方と、一緒に新しいあたりまえをつくっていけたら嬉しいです。
- *1:2026年4月時点
- *2:予約機能のある中間サービスを通さずに、式場各社の公式ホームページなどから直接予約してもらう集客方法のこと
- *3:ウエディングパークでは基本の勤務時間(9:00~18:00)をベースに、8:00~17:00/10:00~19:00などの時差出勤も日ごとに選択可
- *4:2026年9月時点
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