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轍を作る

(↑実家の近くの神社に何年か前から住みついた猫です。この猫の他に4匹ほどいます)

初めまして。合同会社森アンの大乗寺と申します。現在24歳です。
とうとう僕の番が回ってきたということで記事を書かせていただきます。


新卒で訪問介護をやっている僕


東北で生まれ育ち、大学進学を機に上京しました。
特にこれといって何もない大学生活を送り、就活ってよくわからないな、やりたくないな、そもそも自分は今働きたいのかな、ということで就活の時期になっても就活をしませんでした。


(以前帰省した際に撮影した写真。普段は風景なんて撮らないのですが、この時はなんかいいなと思えたので撮ってしまいました)


とはいえ、働かないと生活できない以上なんとかすべきだという意識はあり(だったら最初から就活すれば?という話ではありますが)、色々と調べた結果、アウトロー採用と出会ったわけです。



自己紹介が数行で終わってしまいました。まあ他の社員のように変わった経歴を持っているわけでもないので仕方ありませんね。

アウトロー採用の場では、森アンが強く印象に残りました。IT企業が多く参加している中、介護の会社がある。そのことが自分にはとても不思議に思えました。他の参加者にとっても同様だったことでしょう。それほどまでに異様な存在感を示していたのです。


「介護の会社がどうしてこんなところに?これはきっと何かあるに違いない…」。そう思って話を聞きに行くことに。


説明会で、訪問介護の仕事をしていること、若者の育成を図っていることを聞いて、自分の中でその不思議さはさらに増していきました。まだこの会社が分からない、もっと詳しく知りたい、ということで業務を見学させてもらうことに。

訪問に同行して、社員が利用者とその家族と密なコミュニケーションを取っているのを見て、なにかビビッと来るものを感じました。介護というものは人との関わり合いなのかもしれない、と自分の中で結論付けることができたのです。世の中のだいたいのことが人との関わり合いかもしれませんが、訪問介護は特に強いと思います。

そういった経験に乏しい自分にとってこれは必要不可欠な営みだと感じ、入社したいと思うようになったのです。わりと単純な人間です。

森アンで実際に働いてみて


実際に働いてみて感じたことは多くあります。一言で言うなら、貴重な経験をしているということでしょうか。
これだけ高齢化が叫ばれている中、その問題を強く意識している人ははたしてどれだけいるでしょう?
ニュース等で見聞きしても深く考えはしないのではないでしょうか。問題が身近で起こって初めて考えるという方が多いと思います。

ですがそう遠くない将来(早ければ5年後とか?)、国民の認識は大きく変わり、一人一人が否が応でも意識することになるでしょう。
そんな高齢化問題の最前線で20代という若い時期に働いていることは、きっとこれからの日本を生きる上で必要なことが詰まっているような、そんな気がするのです。


***


友人に介護の仕事に就くことになったと言うと、驚かれることが多々あります。介護業界は時にマイナスなイメージで語られがちなので、そうなるのも仕方ないことでしょう。

大学生で介護を視野に入れて就活をする人はほとんどいないと思います。自分の周りにもそういった知り合いはいません。それに最近はこの業界も景気がいいみたいで、就職がしやすいとか。
そんな状況なら、なおさら人材は回ってこないでしょう(これも何気に問題なのでは?好景気も考えモノですね)。

確かに介護職は避けられがちです。
でも、そんなふうに多くの人が避けているものはそれだけ開拓されていないということですから、きっと多くのチャンスが潜んでいると思うんです。逆に言うと、古い業界はそれだけ成熟されていて、発展の余地がないということです(銀行あたりは将来なくなるんじゃないかとか言われていますね)。

より多くを得るためにも、後々振り返った時にこの選択が正しかったと思えるようにするためにも、日々の業務も常に深く考えながら臨んでいきたいものです。

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