株式会社Wonderlaboの会社情報 - Wantedly
株式会社Wonderlaboの魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。株式会社Wonderlaboは、2022年2月設立のベンチャー企業です。「マーケティングドリブン」をコンセプトに、「全ての人・会社の利益最大化」をモットーに、に顧客に併せて最適なソリューションを提供しています。 ...
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今回は「JOB Talk!」の第18回目として、Wonderlabo Holdings株式会社にご協力いただき「コンサルタント・新規事業開発」のシゴトについてご紹介します。
【ご協力いただいた企業】
■Wonderlabo Holdings株式会社
2022年2月創業。MISSION「ワクワクを科学する」VISSION「全ての人にマーケティングを。」掲げ、マーケティングを主軸とした事業をグループ展開。各子会社にて、教育事業、社内研修コンテンツ制作・研修事業、映像制作/SNSマーケティング/タレント事業、マーケティングコンサルティング事業を展開している。
【ご協力いただいたスタッフさま】
■丸山 晴也さん
慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業後、株式会社リクルートに新卒入社。大手法人担当として、マーケティング戦略から組織改革まで幅広くクライアントの課題解決に従事。戦略部門も兼務し、営業戦略の立案・推進、事業開発を経験。その後、米系投資銀行Houlihan Lokeyに、戦略コンサルタントとして参画。食品、エネルギー等様々な業界のクライアントを対象に、クロスボーダーを含む事業戦略、新規事業戦略、ベンチャー投資、M&A 戦略、バリューアップ等のテーマでコンサルティング案件を経験。2022年にGoogle Japanにマーケティングコンサルタントとして参画。事業/マーケティング戦略立案から広告の運用サポートなどの実行支援まで、一貫したコンサルティングサービスを提供。2024年7月からはWonderConsulting株式会社の代表取締役CEOとして、案件の獲得・デリバリー・組織構築などを行う。
■古瀧 颯さん
東京大学経済学部4年生。2024年2月にインターン生として、Wonderlabo Holdings株式会社に入社。キャリアアップとリスキリングを同時に行えるマーケティングスクール「マーケティングキャリアラボ」通称マケキャリの事業責任者を担当。2025年4月に新卒でWonderlabo Holdings株式会社に入社予定。
ーー「コンサルタント・新規事業開発」としてどんなお仕事をされていますか。
丸山さん:企業のバリューアップを目的としたマーケティング活動全般に対するコンサルティング・実行を支援しています。マーケティング文脈において企業のバリューアップを実現するための地図となるマーケティング戦略立案を支援する「Startegy」、立案した戦略を実現するための組織・人材・オペレーションを整えるための「Operation」、デジタルマーケティングやSNSマーケティングなどの具体的なマーケティング施策を提供する「Solution」の3つのドメインで事業を展開中です。
古瀧さん:Wonderlabo Holdings株式会社のインターン生としてマーケターとデザイナーの育成をメインとした教育事業を展開しています。主に厚生労働省認可の求職者支援訓練と、経済産業省認可のリスキリング事業「マーケティングキャリアラボ」を運営しています。具体的には支援事業に対する申請作業と、採択を受けた後の事業計画書に基づいた事業運営を担当しています。
ーー「コンサルタント・新規事業開発」のお仕事を選ばれた理由について教えてください。
丸山さん:前職のGoogleでコンサルタントとして1000社以上の会社と関わらせていただいていましたが、マーケティング戦略が不在なことから、プロモーションがちぐはぐになっていたり、効率的にできていなかったりして、企業のバリューアップに繋がっていない感覚がありました。その前のキャリアとしてアメリカの上場投資銀行で戦略コンサルティングをしていたので、そこで培った上流の戦略設計とGoogleで培ったデジタルマーケティングを掛け合わせて、上流のマーケティングの戦略設計からオペレーション構築まで担当できれば、マーケティングを企業のバリューアップにちゃんと繋げられると思い、元々はその文脈で独立しようと考えていました。2023年12月にWonderlabo Holdings株式会社の代表と出会い、一緒に案件をしていく中で2024年2月に「Wonderlabo Holdingsのコンサルティング領域を会社としてスピンアウトして全ておまかせしたい」という話をいただきました。Wonderlabo Holdingsにジョインする形で会社を立ち上げた方が加速度的に成長できるだろうと思ったことから、2024年7月にジョインしました。
古瀧さん:就活と一つ前のインターンが終わり、ひと区切りついた頃に新しい世界を見たいと思って、インターンを探していました。その中で、Wonderlabo Holdingsの代表との面談の機会があり「短期的なインターンの経験ではなく、長期的にキャリア全体を見たときのインターンとして、この時期に何をやるべきか」を教えていただいたことから、2024年2月にインターン生として入社することにしました。一番勉強になっているのは、コミュニケーションの部分で、成果物から逆算して人とコンタクトをとり、実行していく力がついたと思います。元々は自分のアウトプットを出すことを恐れていた部分もありましたが、今はコミュニケーションをとることでタスク自体が動くので、自分が持てる知識の中で価値を最大限に発揮したいと思うようになりました。新規事業の立ち上げの責任者をさせていただく中で、将来的に達成したいキャリアビジョンに対して、自分の能力や考えの幅を最大限広げることができると感じたので、他社でいただいていた内定を辞退して、Wonderlabo Holdingsに新卒で入社することを決めました。
ーー「コンサルタント・新規事業開発」のお仕事でどんな時にやりがいや難しさを感じますか?
丸山さん:日本のマーケティングは「プロモーションに投資するのが当たり前」という市場構造で、テレビやSNS、インフルエンサー施策をする流れになりがちです。そのプロモーションより前のマーケティング戦略立案や、それを実行するためのオペレーション構築に投資してもらうことが私たちの仕事ですが、日本企業にはそこに投資する考えがあまりないため、その必要性を説きながら市場啓蒙し、市場を創造する必要がある点が難しさであり、またやりがいであると感じます。お客様に対してマーケティングを成功させるためには、正しい戦略に則った上で正しい戦術を打つ必要があることや「このプロモーションは何を目的にやっているのか」、「目的が果たされたか振り返るKPIは何か」という話をすると、戦略の必要性に気づいていただけることが多いです。
古瀧さん:学生でありながらも事業を作らせてもらい、ビジネスをする中で社内の人に対して価値を発揮できることや全社的に達成したい売り上げ目標が達成できた時にやりがいを感じます。将来的にはマーケティングスクールを受講した方が転職して、良いキャリアを歩まれたという話を聞けるようになると、また新たなやりがいを感じられると思います。一方で、対象商材が在職者向けなので、カウンセリングなどを実施する際にまだまだ自分の経験が足りないと感じる場面もあります。今の自分がやるべき部分としては受講者にとって適切なルートを配置することだと考えていているので、社内のキャリアコンサルタントに正確に受講者の情報を伝え、受講者の価値を最大化することを意識しています。
ーー今後のキャリアビジョンについてもお聞かせください。
丸山さん:マーケティングの上流の戦略やオペレーションの構築をしていくことを”Marketing Enablement”という概念として打ち出していこうと考えていて、そこに投資する市場を作っていくことが直近3年のビジョンです。これまではクライアントワークが中心のキャリアでしたが、次のキャリアとしては、自己資金で会社への投資や買収をして、バリューアップを自分たちで行うチームを作ることを目指しています。今までいろんなクライアントに対して「こうしたら企業がバリューアップしますよ」と伝えていたものを、自分たちでできることを検証していきたいです。元々投資銀行にいて、M&Aのビジネス的なところはわかっているので、企業買収をしてマーケティングやその他の力でバリューアップしていく経験をしていきたいと思っています。
古瀧さん:自分自身や自分が作り出したものが多くの人に影響を与えることが実現する世界にしたいと思っているので、3年後には起業したいと思っています。AIが発達している今の世の中で、人間が直接的に付加価値を出せるのは「話していて楽しい」「一緒にいて幸せ」といった人との関係性の部分だと思うので、全ての人がそれを簡単に最大化できる世の中を作りたいと思っています。
ーー今回の記事は、学生さんのキャリアづくりをサポートする「CAREER VISION SUPPORT PROGRAM」の一環としてお届けするのですが、キャリアビジョンの発見に役立ったな、と思うことは何かありますか?
丸山さん:キャリアビジョンを見つける方法は二つあると思っています。一つ目は目の前の仕事をやりながら、キャリアビジョンを見つけていくタイプです。私自身もこのタイプなのですが、自分が身を置く環境を重視した方が良いと思います。やることや業界よりも、自分自身が一番パフォーマンスを発揮できるのはどんな環境なのかをちゃんと見極めて、環境選びをした方が良いです。もう一つのキャリアビジョンの描き方としては、仮説的に一旦作るパターンもあると思っています。学生時代までの経験から「もし人生で何かをやり遂げるなら」と仮説を持ち、それを正として進むパターンで、周りにはその考え方をしている人もいました。
僕が就活時代に結構やっていたのは、いろんな企業を見にいくことでした。自分の手元に◯と×が書いてある紙を持って企業説明会や面談に参加し、会社の中で自分がいいと思った点を◯のところに、良くないと思うところを×に書いていきました。いくつかの企業でその方法を試していくと、自分の中で◯になる要素と×になる要素がわかってくるので、それらを抽象化して、キャリアビジョンや自分がやりたいことを見つけることができました。自分自身は「オペレーションをしっかり組まれるより、自由度を与えてもらって自分で考えて行動やチャレンジをさせてもらえる方がパフォーマンスを出しやすいタイプ」であり、また「優秀だと思える社員さんがいる会社に入ると良さそう」だと分析したので、新卒でリクルートに入ることに決めました。
古瀧さん:突発的に行動することで得られたことは多くあると思っています。Wonderlaboのインターンにも突発的に参加して面白いと感じたので、入社を決めました。一方でインターンを経験する中では、計画があるものとないものの違いについても学びました。戦略を考えて打たれた広告と、全く考えずに多角的に打たれた広告の違いを感じて、その違いは事業などでも普遍的にあるのだろうと思いました。計画したものを実行に移したときにうまく回ってるところを見ると、計画してよかったと感じることも多いです。
ーー最後に、キャリアビジョンの発見に向けて奮闘されている学生さんに向けて、メッセージをお願いします!
丸山さん:キャリアビジョンが見つからないからといって焦らない方がいいと思っています。僕自身も就活のとき、何をしていいか全くわからない中で「1回キャリアビジョンを決めたらブレることはできない」と思って焦りや不安を感じていました。キャリアビジョンがないことは当たり前だと思うので、そこに対して焦る必要はないと思っています。ただし、雑に就活していい、考えることをやめていいわけではないとも思っています。焦りを感じる必要はないですが、キャリアビジョンを見つけるための努力はするべきだと思うので、色んな会社や人と会ってみる、本を読んでみるといった努力をして、間違っていても良いので現時点での最大限の仮説や解を見つけてほしいですし、キャリアの中で適宜修正をしていけば良いと思います。
焦らず、でもサボらず、キャリアビジョンの発見に向けて、努力をしてみてください!
いかがでしたか?
次回の更新もどうぞお楽しみに!