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RubyKaigi 2023まとめブログ。初日KeynoteからYJIT、自作キーボードで動くSQLite3まで


今回Wantedlyからはエンジニア5名と共に現地入りし、多くのブログを1日目から振り返りブログを合計12本公開してきました。今回RubyKaigiで自分たちが聴講しブログにまとめたセッションの振り返りなどを行います。

2022年も12本のブログを公開しました👇

RubyKaigiまとめブログ。初日KeynoteからRuboCop, Mega Driveの話まで | Wantedly Engineer Blog
3日間にわたるRubyKaigiが終了致しました。 今回Wantedlyからはエンジニア5名と共に現地入りし、多くのブログを1日目から振り返りブログを合計12本公開してきました。今回RubyKaigiで自分たちが聴講したセッションの振り返りを行います。 Ruby meets WebAssembly(Keynote) YJIT 開発チームからの発表 Building a Lightweight IR and Backend for YJIT Towards Ruby 4 JIT Types teaches
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/431382

RubyKaigi 2023 ブログを執筆したセッション

1日目

  • #1 Matz Keynote(Day1 Keynote)
  • #2 Develop chrome extension with ruby.wasm (Day1)
  • #3 "Ractor" reconsidered (Day1)

2日目

  • #4 How resolve Gem dependencies in your code?(Day 2)
  • #5 RubyGems on the watch (Day2)
  • #6 Fix SQL N+1 queries with RuboCop (Day 2)
  • #7 The Resurrection of the Fast Parallel Test Runner (Day2)
  • #8 Learn Ractor (Day 2)
  • #9 Yet Another Ruby Parser(Day 2)

3日目

  • #10 Build Your Own SQLite3 (day3)
  • #11 Load gem from browser (Day 3)
  • #12 Find and Replace Code based on AST (Day3)

1日目

#1 Matz Keynote(Day1 Keynote)

RubyKaigi定例!MatzのKeynoteをまとめました。

RubyKaigi 2023 参加記 #1 - Matz Keynote(Day1 Keynote) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは! Wantedly 推薦基盤チームの nasa です。 本記事では1日目の最初のセッションであるMatz Keynoteについて紹介していきます。 去年のKeynoteではYuta Saitoさんによる Ruby meets Web Assembly というRubyのwasm対応に関する技術的なkeynoteとなっていましたが、今年はkeynoteは我らが(?)Matzによる「Ruby 30年間の歴史の振り返り」でした。 このセッションでは、Rubyの30年間の歴史を振り返りつつ過去の失敗や成
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506282


#2 Develop chrome extension with ruby.wasm (Day1)

Ruby で Chrome 拡張をかける、ライブリロードもできると面白そうなフレームワークの発表です。

RubyKaigi 2023 参加記 #2 - Develop chrome extension with ruby.wasm (Day1) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは! 2022 年にWantedly に新卒入社し、DX Squad でエンジニアをしている大森です。 今回は、日本最大の Ruby に関するカンファレンスである RubyKaigi に Wantedly がスポンサードし、いくつかの講演を聴講しています。Wantedly はスポンサーブースを設けていて、アンケートに答えてくださった方にはRubyKaigi 2023 のために描き下ろした技術書をお渡ししており、Twitterをフォローしてくださった方には 過去のTechBookなどを配布しています
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506308


#3 "Ractor" reconsidered (Day1)

並列処理の期待の星、Ractorの課題や開発の難しさが、コミッターの目線で語られていました。

RubyKaigi 2023 参加記 #3 - "Ractor" reconsidered (Day1) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは!Engagementでエンジニアをしている渡邉(@eityans)です!RubyKaigiに参加しています! RactorはRuby3.0から導入された並列処理を実現するため抽象化されたインターフェースです。Ractorの登場により、並列処理に興味を持った方も多いのでは無いでしょうか。たらい回ししました? ...
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506337

2日目

#4 How resolve Gem dependencies in your code?(Day 2)

RubyGems と Bundler の依存関係解決の挙動の違いが印象的な発表でした

RubyKaigi 2023 参加記 #4 - How resolve Gem dependencies in your code?(Day 2) | Wantedly, Inc.
エンジニアの江草です。 今回は、日本最大の Ruby に関するカンファレンスである RubyKaigi に Wantedly がスポンサードし、いくつかの講演を聴講しています。Wantedly はスポンサーブースを設けていて、アンケートに答えてくださった方にはRubyKaigi 2023 のために描き下ろした技術書をお渡ししており、Twitterをフォローしてくださった方には 過去のTechBookなどを配布しています。 この記事では、柴田さん(@hsbt)による「How resolve Gem depe
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506427


#5 RubyGems on the watch (Day2)

8秒に一つgemが追加されていくRubyGemsの安全を守る活動と、最近の脆弱性事例に関する発表です。セキュリティに対する意識が高まる発表でした!

RubyKaigi 2023 参加記 #5 - RubyGems on the watch (Day2) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは!WantedlyのEngagementで開発している、エンジニアの渡邉(@eityans) です。 私達は今、長野の松本で開催されているRubyKaigi2023に参加しています。現地の状況を皆さんにお伝えしたく、たくさんブログを書いているので見てください! 本記事では、2日目の講演である、 RubyGems on the watch の内容を紹介します! ...
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506469


#6 Fix SQL N+1 queries with RuboCop

「ISUCONは総合格闘技」 Rubocop でイイカンジにスピードアップしたい!

RubyKaigi 2023 参加記 #6 - Fix SQL N+1 queries with RuboCop | Wantedly Engineer Blog
日本最大の Ruby に関するカンファレンスである RubyKaigi に Wantedly がスポンサードし、Wantedly のエンジニアも参加しています。また、Wantedly はスポンサーブースを設けていて、アンケートに回答してくださった方には RubyKaigi のために書き下ろした Techbook をプレゼントしているので参加されている方はぜひお立ち寄りください! この記事では 2日目に行われた sue445 さんの "Fix SQL N+1 queries with RuboCop" につ
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506663


#7 The Resurrection of the Fast Parallel Test Runner (Day2)

Ruby における並列テストや、テスト高速化の tips など、とても参考になりました。来週から設定を見直します!

RubyKaigi 2023 参加記 #7 The Resurrection of the Fast Parallel Test Runner (Day2) | Wantedly, Inc.
こんにちは! 2022 年にWantedly に新卒入社し、DX Squad でエンジニアをしている大森です。 今回は、日本最大の Ruby に関するカンファレンスである RubyKaigi に Wantedly がスポンサードし、いくつかの講演を聴講しています。Wantedly はスポンサーブースを設けていて、アンケートに答えてくださった方にはRubyKaigi 2023 のために描き下ろした技術書をお渡ししており、Twitterをフォローしてくださった方には 過去のTechBookなどを配布しています
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506595


#8 Learn Ractor(Day 2)

Ractorの利用で3,4倍速くなっててすごいと思いました!さらに改善されていくようなので今後のアップデートが楽しみです!

RubyKaigi 2023 参加記 #8 - Learn Ractor(Day 2) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは! Wantedlyでエンジニアをしている nasaです。本記事では2日目のLearn Ractorについて紹介していきます。 セッションの始めでは並行処理がいかにプログラム上で存在するが話されていました。 ...
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506543


#9 Yet Another Ruby Parser(Day 2)

より良いRubyパーサーによって私達の開発体験もどんどん良くなっていきそう!

RubyKaigi 2023 参加記 #9 - Yet Another Ruby Parser(Day 2) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは! Wantedlyでエンジニアをしている nasaです。本記事では2日目のセッション「 Yet Another Ruby Parser 」について紹介していきます。 本セッションは、Shopifyが開発している新しいRubyパーサー YARP に関するものでした。新しいパーサーを開発するモチベーションや技術的に困難だったことが話されていました。 YARPは現時点のRubyの構文は100%カバーしているようです。開発が始まったのが6ヶ月前なのでものすごい開発スピードだと思いました。 Shopif
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506711

3日目

#10 Build Your Own SQLite3 (day3)

マイコン(picoruby) で sqlite3 を動かす発表のまとめです。デモがとてもおもしろかったので、自分のキーボードにも入れてみたいと思いました!

RubyKaigi 2023 参加記 #10 - Build Your Own SQLite3 (day3) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは! 2022 年にWantedly に新卒入社し、DX Squad でエンジニアをしている大森です。 今回は、日本最大の Ruby に関するカンファレンスである RubyKaigi に Wantedly がスポンサードし、いくつかの講演を聴講しています。Wantedly はスポンサーブースを設けていて、アンケートに答えてくださった方には RubyKaigi 2023 のために描き下ろした技術書をお渡ししており、Twitterをフォローしてくださった方には 過去の TechBook などを配布して
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506740

#11 Load gem from browser (Day 3)

WebAssemblyでサードパーティ製gemを使うまでの戦略と最先端が語られていました

RubyKaigi 2023 参加記 #11 - Load gem from browser (Day 3) | Wantedly Engineer Blog
こんにちは!WantedlyのEngagementで開発している、エンジニアの渡邉(@eityans) です。 私達は今、長野の松本で開催されている RubyKaigi2023 に参加しています。早いものでもう3日目ですね!現地の状況を皆さんにお伝えしたく、メンバーと共にたくさんブログを書いているので見てください! 本記事では、3日目の講演である、 Load gem from browser の内容を紹介します! 本講演は ruby.wasmでサードパーティ製の gem を呼ぶための取り組みに関する話です
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506758

#12 Find and Replace Code based on AST (Day3)

気軽に AST ベースでコード検索・置換ができるツールについての発表でした。

RubyKaigi 2023 参加記 #12 - Find and Replace Code based on AST (Day3) | Wantedly, Inc.
Wantedly でエンジニアをしている江草です。 この記事では、Richard Huang(@flyerhzm) さんによる「Find and Replace Code based on AST」をご紹介させていただきます。AST ベースでコード検索や置換を行うツールである Synvert についての発表でした。 Ruby のコードをパースしているので、ただ正規表現等を使ってコードを検索するよりも false positive を減らしやすいです。例えば、文字列リテラルの中身は検索から除外する、というよ
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/506759

ブースではRubyKaigi 2023のために執筆したTechbookを配布

今回のRubyKaigi 2023のノベルティとして、限定版のTechbookを執筆しました。このTechbook以外にも、技術書典14を控えており執筆したエンジニアには改めて感謝を申し上げたいです。みんなありがとう。

特にRailsアップグレードの話は皆さん悩まれていることが多く、話題になっていました。

目次

  • 第1章 GraphQL と Ruby による gRPC Service を組み合わせた API の実装方法
  • 第2章 ElastiCache for Redis アップグレード作業から得た知見
  • 第3章 Rails アップグレードガイド
  • 第4章 Rails 7.0 アップグレード時はダイジェストクラスの設定に気を付けよう

表紙とおそろいTシャツを着た編集長

RubyKaigi2023 スポンサー振り返り会!エンジニアが語る運営秘話

来週5/16(火)にTimee社、Qiita社、Wantedlyの3社でRubyKaigi 2023協賛振り返りイベントオフラインで行います 来年は協賛しRubyKaigiをさらに盛り上げてみたいなと思ったエンジニアの方々に向けた内容です。

Wantedlyでは昨年のRubyKaigi協賛より、エンジニアが持ち回りでセッションのまとめブログを当日公開するという取り組みを行っています。セッション聴講後の当日まとめブログを執筆する方法についてお話します。

ぜひご参加ください!

RubyKaigi2023 スポンサー振り返り会!エンジニアが語る運営秘話 (2023/05/16 19:30〜)
RubyKaigiは、世界中のRubyistたちが集まる国際カンファレンスであり Ruby コミュニティにおける最大のイベントです。 参加者、運営、スポンサーのみなさんなどたくさんの人が関わり、それぞれが一役買って盛り上げることで素晴らしいカンファレンスが実現されています。 本イベントでは、スポンサーをした 3社が登壇し、会期前にどのような準備をしたのか、会期中のブース運営の知見など、スポンサーに関するノウハウについて語ります。 成功事例や反省点を共有することで、来年以降のRubyKaigiにスポンサーと
https://wantedly.connpass.com/event/282036/
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