ウォンテッドリーは、従業員の定着・活躍を支援し、エンゲージメントを向上させるサービス群「Engagement Suite(エンゲージメント スイート)」の正式提供を開始します。正式提供に伴い、チームマネジメントサービス「Pulse(パルス)」に新機能「1on1(ワンオンワン)」の追加を決定しました。
Engagement Suite とは
ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションの元、2011年2月の Wantedly リリースから一貫して「共感」軸の人と会社の出会いを創出してきました。「Engagement Suite」は、出会い、採用した後もシゴトに夢中で居続けられる支援をしたいという想いの元、従業員エンゲージメントに課題を感じるという人事・採用担当者の声※を受け開発されました。
Engagement Suite の正式提供を本日より開始し、従業員がもっと仕事に夢中になれる、モチベーションにあふれた自律型組織作りをサポートします。また、採用サービスと合わせてご利用いただくことで、採用から入社後のエンゲージメント向上まで一気通貫して組織づくりを支援してまいります。
※2021年8月18日~8月24日の間にウォンテッドリーが148名の人事・採用担当者を対象に「現在従業員エンゲージメントにどの程度課題を感じていますか?」とアンケートを取ったところ、5段階評価で3以上の回答が85%を占める、という結果に。
Engagement Suite の3つのプロダクト
Engagement Suite は、従業員のモチベーションを高め、エンゲージメントを向上させる3つのプロダクトから構成されます。2020年3月の福利厚生「Perk(パーク)」の提供を皮切りに、4月にはオンライン社内報「Story」のα版を、6月にはチームマネジメント「Pulse」のα版を提供開始し、1年以上に渡り改善を行ってきました。
Engagement Suite について:https://www.wantedly.com/about/engagement
Story:メンバー間で目的意識と一体感を共有するオンラインの「社内報」
Story は、会社のメンバーのみ閲覧可能なWebサイトを作成し、従業員と共に社内報を投稿できるオンライン社内報サービスです。Slackやメールと連携して従業員に通知を届け、閲覧を促進できます。β版リリースからは社内報作成を助けるテンプレート機能や、記事ページ上でやりとりできるコメント機能等、オンラインならではの社内コミュニケーションを活性化させる機能を追加しました。
面と向かって会いづらい環境においても各々の従業員が社内へ想いを発信し、目的意識と一体感を組織の中に作り出し、会社への共感を強化します。
Pulse:チームメンバーの現状把握と改善を支援「チームの状態」
Pulse は、Slack上から会社の行動指針であるバリューを体現しているメンバーへ称賛を送ることで、バリュー浸透を促進できる「さすが!」機能や、週次で5段階評価で仕事の調子を管理できる「調子どう?」機能、そしてバリューの浸透状況やメンバーの調子がひと目で分かる管理画面を搭載しています。
β版リリースからはメンバーがより自分の状態を手軽に詳しく伝えられる「調子どう?」機能の強化や管理画面の改善を行ってまいりました。マネージャーによるメンバーの現状把握と改善を支援することで、自律的なチーム作りをサポートします。
Perk:仕事環境を整える話題のサービスを提供する「福利厚生」
Perk は、従業員の方やその家族の方(LGBTや事実婚などのパートナーも含みます)に対して仕事環境の整備等に役立つ様々なサービスをリーズナブルに提供できる福利厚生サービスです。Perk を利用することで、会社は在宅ワークの従業員への支援を今すぐ手軽に始めることができます。
β版リリース時の掲載サービスは7件でしたが、現在600件を超え、編集部おすすめのサービスを紹介する特集記事が追加、また使いたいサービスをより探しやすくする検索機能が充実しました。福利厚生のニューノーマルとして、生活や働く環境の整備の支援を通じて、仕事へ集中できる環境づくりを後押しします。
Pulseに追加される新機能。把握した課題の解決を支援「1on1」機能
Pulse はこれまで組織のコンディション把握や称賛文化の醸成、バリュー浸透を支援することで組織のモチベーション向上を後押ししてきました。Pulse 正式版では、可視化された組織課題を解決するための新機能「1on1」機能の追加を決定しました。2021年9月中のリリースを予定しています。
既に73%の企業が導入※している「1on1」とはマネージャーとメンバー、またはメンバー同士が週1〜月1程度の頻度で1対1の対話を通じて、目標のすりあわせや課題解決の相談を行いながらコミュニケーションを深め、信頼関係を育むものです。
※2021年8月18日~8月24日の間にウォンテッドリーが148名の人事・採用担当者を対象に「1on1の実施状況について当てはまるものを教えてください。」とアンケートを取ったところ、「実施している」という回答が73%を占める、という結果に。
Pulse の「1on1」では、マネージャーは各メンバーとの間だけで共有される画面を通し、週次サーベイ「調子どう?」の結果を元にしたアジェンダの設定、対話のメモ・ネクストアクションの管理と、定期的な1on1のスケジューリングを行うことができます。「1on1」当日になるとSlackにアジェンダが通知され、継続して行うことが重要な「1on1」の浸透と運用がスムーズに行えます。
つながり管理アプリ「Wantedly People」にて879名を対象に個人面談(1on1ミーティング)を毎週行っているかどうか聞いた調査では若年層ほど実施割合が高く、20代は50%と、50代の2.5倍の人が実施しているという結果が得られました。今まで半年ないしは年に一回程度しか無い、というのが当たり前だったマネージャーとメンバーとの対話の場は、新しい世代にとって当たり前の物になってきていることが伺えます。
新しくなる料金体系
これまで Engagement Suite の3プロダクトは、有料プランご契約企業様を対象に、全てβ版として完全無料で提供してまいりました。正式版提供に伴い、ご契約プランごとに無料枠上限を設定する形で提供してまいります。なお、無料枠を超えた場合に自動で費用が発生することはございません。
ご契約プランごとの Engagement Suite 無料枠上限
- ライトプラン:100人
- スタンダードプラン:200人
- プレミアムプラン:400人
※ 3プロダクトそれぞれの上限人数です。
例)ライトプランで従業員80名の企業様の場合:全従業員が3プロダクト全てを利用しても追加料金無し
※上限を超えた際、1プロダクトに1人追加で600円が基本料金です。
ご契約企業様向け
Engagement Suite の現状の利用人数はこちらから確認できます:
https://wantedly.com/enterprise/accounts
エンゲージメント事業について
ウォンテッドリーは、「シゴトでココロオドルひとをふやす」ために、従業員の定着や活躍をサポートする Engagement Suite を2020年より提供開始しました。
人々が仕事に夢中になり、最高のパフォーマンスを発揮するのは、”自律性”を保証され、明確な目的への”共感”があり、”挑戦”を通して成長を実感できる時だと、私達は信じています。
この「自律・共感・挑戦」を軸にオンライン社内報「Story」、チームマネジメント「Pulse」、福利厚生「Perk」を Engagement Suite のサービス群として提供しております。
Engagement Suite について:https://www.wantedly.com/about/engagement
ウォンテッドリーは、企業の潜在転職者への認知形成、共感を軸とした人と企業の出会いの創出を提供しながら、入社後の従業員の定着、活躍を支援するエンゲージメント事業を推進しすることで、Wantedly が「はたらくすべての人のインフラ」となる世界の実現を加速させてまいります。