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こんにちは!広報インターンの浅野です。
この記事は、インターンに参加している学生の方とそのメンターの方にインタビューさせていただき、その企業で行っているインターンについて取材する企画です。
今回は株式会社Loco Partners様にご協力いただき、1年半ほどインターンをしている慶應義塾大学3年の日野拓海さん(ごろう)とメンターの前本航太さん(こうたさん)にインタビューをさせていただきました!
インターンのごろうさん(写真左)とメンターのこうたさん(写真右)
ーLoco Partnersでインターンを始めたきっかけを教えてください。
ごろう:自分の熱量を向けられる場所を探し始めたのがきっかけです。元々、大学に入ったらアメフトに4年間捧げようと思っていたんですが、アメフトをやって10年先に何が残るのかを考えた時にわからなくなってしまって…結局、最初はサークルと学生団体に入って活動をしていました。
1年の後期、ちょうど講義中心の生活に少し物足りなさを感じていた時に、大学のイベントでOBと交流する機会があって。将来役に立つスキルが身につけられそうだからインターンを探していると先輩に相談したら、Loco Partnersを紹介されたんです。当時インターンに参加したことがなかったので、運命的なものを感じてとりあえずここでやってみようと始めたのがきっかけでした。
旅行業界に特別興味があったわけではないのですが、OBの方から仕事を任せてくれる環境があると聞いて、ここなら自分の熱量をぶつけられそうだと思ったのが決め手でしたね。
ーちなみに面接はどんな感じだったのですか?
こうたさん:実は僕がごろうの面接を担当していて、彼が初めて面接に来た時は、まだ19歳になったばかりでした。業務に必要なスキルは無かったものの、話していて「とにかく同世代に負けたくない」「自分の幸せを追求していきたい」という気持ちが強くて、コイツアツいなと(笑)
弊社ではインターンに対して基本的に週3日以上のコミットと、戦力として社員と同等の仕事をしてもらうことを求めているので、彼のやる気を見込んで採用しました。
ーインターンを採用するリスクやコストについては御社としてどのように考えていますか?
こうたさん:過去の知見ですぐ戦力になるということはわかっているので、懸念の材料になることは珍しいですね。弊社では創業時に2人目のメンバーとして入ったのが学生インターンということもあり、今まで会社にインターンがずっといるような環境なんです。
実は、私自身もインターンから新卒でLoco Partnersに入社しています。インターンは確かに最初の育成のコストはかかるものの、学生の成長スピードは早いですし、インターン生の成長は社員のモチベーションアップにもつながります。
会社としても、個人としてもインターンを採用することに抵抗はなく、むしろ戦力として社員にも良い刺激を与えてくれる存在だと思っています。
ーお二人の担当する仕事や業務内容を教えてください。
ごろう:大学1年の1月からジョインし、マーケティング/プロモーションを担当していました。具体的には、Web広告・SNS広告の運用と、予算と実績の管理が主な仕事でした。今年の7月に異動して、現在は企画推進のチームに入り、社長の下で宿泊予約サービスReluxの推進に携わっています。
こうたさん:僕は2014年のまだ会社に10人ぐらいしかいない時期にインターンとしてジョインして、2016年の10月に新卒として入社しました。社歴は今年で5年目、現在はマーケティング統括部でプロモーションを担当していて、宿泊予約サービスReluxの集客面全般を担当しています。
ーマーケティング統括部で一緒にお仕事をされていたんですね。広告運用のインターンの仕事は具体的にどのような内容でしたか?
ごろう:基本的に自分の担当する広告チャネルがあって、それぞれの効果や効率を維持するために改善を行い、結果を見ながらPDCAを回して施策を考えていました。例えば、Facebook広告の管理画面やレポートで効率を見て、必要に応じてクリエイティブを再選定するといった感じです。これを半年ぐらいやった後、ある程度統括的に全チャネルの予算を管理するようになって、それぞれのチャネルに対して予算を分配していました。
広告の予算管理は一人でやっていて、当時、僕が会社で一番お金を使うポジションでした。最初はちょっとビビりましたが、基本的に普段見る額と桁が違うなーと思うぐらいで、変に臆することなく運用できていたと思います。予算配分の考え方も、良いところにより多くの予算を集中させる、という個別のチャネルを扱っている時と同じやり方が通用したので、そこまでやりづらさは感じませんでした。
ーインターン中の辛かった出来事や、難しかったことはなんですか?
ごろう:自分だけではできないプロジェクトを進める時は大変でした。一時期、担当していたセールスプロモーションの施策の規模がかなり大きくなり、デザインやセールスなど、他の部門の人の力を借りないと進められない案件にまで発展したことがあって。最終的になんとかプロジェクトを回して結果を出すことができましたが、それまでは自分一人で案件を進めることがほとんどだったので、部門をまたいで複数のメンバーとコミュニケーションを取りながら進めることにかなり苦労しました。
ーその時期、こうたさんはごろうさんをどのように見ていましたか?また、メンターとしてどのようにサポートしていましたか?
こうたさん:そうですね、本人も言っている通りごろうは業務上で人に頼るのが苦手なところがあって、最初は関係各所を詰まらせてしまうなんてこともありました(笑)主にコミュニケーション面で問題が発生していたので、物事を共有するタイミングを早くするとか、しっかりと期限を伝えるといった、他部門への仕事の頼み方について軽くアドバイスをしたくらいです。結果として彼自身の行動によって良い方向にリカバリーができ、数字としての成果も残せたので、良かったと思っています。
サポートしていたことは、ほぼないですね(笑)基本的に壁打ち役として、話を聞くようにしていました。具体的な対策を提示するわけではなく、気軽に相談にはのるけど、結論を出すのは彼自身といった感じです。ごろうが弊社でインターンをするにあたり、自分で最後までやりきりたいと思っていると捉えていたので、何か問題が発生してもほとんど僕が仲介をすることなく、なるべく自分でやりきってもらうようにしていました。
ーごろうさんは、インターンを通して何か自分のここが変わったなとか、身についたなといったことはありますか?
ごろう:自分がやってみたいことや、こういう風にしたいと思ったことを実現していく力が身についたと思います。実際にインターンとして働いている中でも自分のアイディアを形にすることができるようになったという実感があります。広告運用の仕事でも企画の仕事でも必要だった考え方で、何かやりたいことがあったら情報を集めてまずはやってみる。この一連の流れが大切だと学びました。
また、インターンとして働いている中で、統計学やSQL/Pythonを使ったデータ分析のスキルを身に付けたいと思うようになり、大学で関連する授業を履修したり自分で勉強したりもしました。実務を経験したことで、どのようなスキルや知識が必要になるのか、あるいは学んだことを仕事の中でどのように活かせるのかがわかり、結果的に自分の興味範囲が広がることに繋がったと感じています。
ーこうたさんから見たごろうさんの変化はどうでしたか?
こうたさん:ごろうはとにかくやる気に溢れていて、吸収力がすごく高い状態で入ってきました。今まで働いてきて実力も伴ってきているので、大きなプロジェクトもオーナーとして動けるようになっているし、やりたいことを実現できるような能力が身に付いていると思っています。
僕自身も、ごろうに刺激を受ける瞬間がたくさんあって、彼の成長スピードが尋常じゃないので社員として負けていられないなと。インターン生の成長は社員にとっていい刺激になりますし、こちらも成長させてもらえるなと日々感じています。
ーごろうさん、最後にまだインターンをやったことのない学生へメッセージをお願いします!
ごろう:インターンの魅力としては、制約があるかつゴールが明確になっている中で挑戦の機会を得られることが挙げられると思っています。大学だと、明確な期限が決まっていない研究や、目標設定の難しい座学のような機会が多いので、インターンでの経験と比較することでより明確なものを見つけられると思います。
就職活動という文脈であれば、生の情報を知ることができるので、表面的な情報に惑わされなくなるんじゃないかなと思っています。インターンを通して、様々な企業と関われる場合もあるので、かなりリアルな経験ができるのではないでしょうか。
ーこうたさん、ごろうさん、ありがとうございました!!
インターンでは実務で役に立つ専門的なスキルを身につけられる機会が多くあります。今回取材させていただいた株式会社 Loco Partnersでは、インターンは戦力であり、基本的社員と同じ扱いというスタンスであるため、インターンがかなり大きな裁量で働くことができる環境がありました。
インターンを通して、新しいことに取り組んだり、困難を乗り越えることで、自分の中で新たな興味分野が見つかったり、自分の目指したい方向性が見えてきたりします。実務を経験しながら、このような体験ができるのは、他にはないインターンならではの醍醐味です。
仕事を通して得られることはたくさんあると思うので、早い時期からインターンに参加し、関わってみることがとても大切だと感じました。
それでは次回もお楽しみにー!
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