10年後の音声を考える! 「Voithon」をエンジニアチームで開催しました! | Voicyエンジニア「voi-chord」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「Voicyエンジニア」の「10年後の音声を考える! 「Voithon」をエンジニアチームで開催しました!(2023年4月19日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/1305/511759
こんにちは。Voicyカンパニークリエイターの “はる” こと高森はるなです。
先日、社内で第4回となる「ボイソン(Voithon)」が開催されました。
ボイソンというのは、Voicyで行われるハッカソンやアイディアソンのこと。
エンジニアチームとデータチームのメンバーが参加し、ユニークでクリエイティブな創作活動が行われました。
もともとは4年前にメンバーが持つアイデアを具体化する場として有志で始めたイベントでしたが、今ではエンジニア内で組織開発プロジェクトの一環として運営される公式イベントとなったボイソン。プロダクトに対する興味や熱意を醸成すべく、能動的に改善アイデアをプロトタイプすることや、非連続成長に繋がるユニークなアイデアを生み出すことを狙いとしています。
組織開発プロジェクトは、“エンジニア組織のエンゲージメントを高める”ことがミッション。エンゲージメントの向上要因は人それぞれですが、今期ボイソンを運営しているプロジェクトチームは「学び」にフォーカスを当て、エンジニアメンバーが自主的に学び、且つ成長実感を得ることでモチベーションが上がることを目的としているのだそう。
第4回となるボイソンのテーマは「10年後の音声」。
現状の課題解決ではなく本質的にプロダクトと向き合い、今後の事業成長に寄与するようなアイデアへ繋げてほしいという背景から、あえて“10年後”というテーマを設定。今は実現が難しくとも、10年後ならできるかもしれない。アイデアの幅を広げ、より自由な発想へと繋げます。
また「イメージしよう10倍に成長した姿を。そこから全ての行動を。」というVoicyの行動指針があり、Voicyが10倍に成長した未来を見据えたアウトプットになるように、という意味も込められています。
ボイソン当日。
3〜4名のチームに分かれ、プロトタイプの製作(ハッカソン)かアイデアの創出(アイデアソン)のどちらかを選び、作業に取りかかっていきます。
チームは職能ごとにバランスを見て振り分け、プロトタイプ製作で各メンバーの得意が活きるメンバー構成にしています。プロトタイプ製作は実際に動くデモができる状態、アイデア創出はスライドが完成した状態がゴールです。
運営チームが用意した5時間のワークにて、ゴールを目指します。
早めに動き始め、プロトタイプ製作に時間をたっぷりと使うチーム。アイデア出しに盛り上がるチーム。アイデアソンを始めたら途中で「これ実装できるんじゃない?」とハッカソンに切り替えるチームなど。
個性が光り、各々が思い思いにボイソンを楽しんでいる姿が印象的でした。
ボイソンの一週間後、社内全体に向けた成果発表会が行われました。
チームごとに15分の持ち時間で、ボイソンでの成果物を発表していきます。
成果発表会の様子は社内にアーカイブでも公開され、Voicyメンバー全員が投票の権利を持った中で「最もテーマを体現したチーム」を決定します。
今回のボイソンに参加したのは、全6チーム。
テーマ「10年後の音声」を体現し、Voicyメンバーたちの心を掴んだチームが、なんと同率で2チームあったので紹介します。
AIの進化が凄まじい中で、10年後には“ニセモノ”が溢れているかもしれない…。そんな未来に向け、本人性を担保する情報から、音声の真偽を検証できるプロトタイプを製作したTeam Numa。
デモでは代表・緒方の音声を用いながら、偽物と本物を判定する様子を見せてくれました。偽物音声バージョンでは、緒方にそっくりな声で流暢な英語が流れ、社内は笑いに包まれつつも、目の付け所やプロダクトのアーキテクチャに興味津々な様子でした。
音声プラットフォームグロースの先で、Voicyが目指す音声のインフラ化。そんなVoicyの未来に向けてTeam Doraが製作したのは、どこからでも好きな音声を流すことのできる、その名もVoicy Anywhereのプロトタイプ(ロゴまで作ってます)。
発表では実際にスピーカを用いて音声を流しており、ハードを製作したチームが他にいなかったこともあり、かなり強く印象に残る発表となっていました。
全てのチームの発表に、ワクワクしっぱなしの成果発表会が幕を閉じました。
参加者のみなさんお疲れ様でした!
参加者からは「今話題のAIツールの使い方や、業務では使用していない技術に触れることができた」「ハードウェアへの知識が高まった」など、様々な新しい技術との出会いがあったという声があり、運営チームが定めたエンゲージメント向上要素である「学び」に繋がる時間を過ごしたメンバーが多かったようでした。
他にもボイソンへ参加したメンバーからはこんな声が。
今回はVoicyのハッカソン・アイディアソン、その名もVoithon(ボイソン)に密着してお届けしました。いかがでしたか?
Voicyエンジニアが運営している音声チャンネル「voi-chord(ボイコード)」では、運営チームとしてボイソンに携わった3名が声でイベントの様子を振り返っているので、こちらもぜひ聴いてみてください。
開発業務はもちろん、テックブランディングや組織開発にも力を入れているVoicyの開発チーム。
これからも様々なことに取り組みつつ、組織全体のエンゲージメント向上や、プロダクトの前進を目指していきます。