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「世界有数のグローバルカンパニー」から「メンバー1桁のベンチャー」を経てビザスクへ!超大手と1桁ベンチャーと成長中ベンチャーの違いとは?
経歴について
大学は理工学部建築学科に入学しました。
設計事務所でインターンしたり、先輩の課題を手伝ったり、真面目な学生生活だったと思います。
でも、大学3年生になって設計の授業が始まると、周りの人達がすごく優秀で、なにより建築への情熱がものすごくて、私には絶対に勝てないと思ったんです。
このまま中途半端な思いで建築に関わりたくないと思い、大学院には進まず、就職活動をすることにしました。
これは今思えば私にとっての挫折で、当時はやりたいことが見つからずすごく悩んでいました。
新卒でP&Gに入社したのですが、その後、地元の秋田に戻ってビジネスをしたいと思うようになり、KURKKUという会社で地方のテーマパークの立ち上げPJTに携わりました。
ビザスクには2018年の2月からジョインしました。
11万人のグローバル企業と1桁数のベンチャーの違いとは
超大手企業と立ち上げたばかりのベンチャーで環境はどう異なりましたか?
まずP&Gは業務がすごく細分化されていました。そして自分のやるべきことが明確になっています。例えば私の業務範囲はパンパースのパンツタイプの紙おむつを製造する工程の、さらに一部分だけを見るというイメージです。
目標も会社から詳細に決められています。例えばメンテナンスコスト、原料費を何%落とすとか、納期を早めるとか。
当たり前ですけど会社がすごくノウハウを持っていて降りてくる目標やロジックも完璧で・・・。
「製品をもっとこう変えたい」とか思っても領域が異なるから私は何も出来ないことに対しては少しだけジレンマもありました。
逆に2社目のベンチャーでは何も決まっていない状態からスタートでした。
社屋もないのでプレハブ小屋を自分達で探したり、どんな仕事でお金を稼ぐかを考えたり、そもそも確立された方法論もないし教えてくれる先輩なんて勿論いませんでした。
KURKKUは何で転職をしようと思ったのですか?
テーマパークをゼロから作るPJTをしていたのでとても仕事は楽しかったです。
でも何もできない自分に気付かされました。
P&Gの時はやることが明確だったので、とにかく頑張って真面目に業務をやれば成果は出せたのですが、KURKKUでは「何をやるべきか」から考えないといけない。
もちろん懸命に考えて事業計画とかも書くのですが、ことごとくダメでした。
人生2回目の挫折です・・・。
1桁メンバーのベンチャーで活躍するには何か特別な尖ったスキルを持っていないと厳しいと実感しました。
自由度と裁量を持ちながらも、もう少しビジネスを教えてもらいながら仕事ができる環境で自分を伸ばそうと思って2回目の転職を考えました。
何でビザスクを選んだのですか?
データを扱うことが学生時代から好きだったので、最初は50名〜100名規模くらいのコンサル会社やデータマーケティングの会社を受けていました。ただどの企業もベンチャーだったとしても「すでに世の中にある事業をやっている感じ」であまりピンと来なかった。真新しさを感じなかったんです。
立ち上げ企業だと自分は何も出来ないし、すでにある事業だとつまらないし・・・。
自分にスキルが足りない焦りもあり、キャリアの迷子になってました。
その時にたまたまビザスクを知って
・日本で唯一のサービスであること
・社員の方もスキルを持っていて、ベンチャーなのに人を育てるカルチャーがあること
・ビザスクのサービスが広がることで、地方の中小企業や起業したい人の支援につながること
という点から、直感的にここだ!と思いました。
ビザスクで目指すキャリアについて
私はビザスクに入社してまだ半年くらいですが、
・短い時間で案件の内容(お客様が調査したいこと)を正確に理解するスキル
・各業界の構造やバリューチェーンの理解
・物事を構造的に捉える力
などが身に付いてきた実感があります。
今後は専門性も伸ばしたいと思っています。
私は世の中にまだないデータベースを作りたいので、
・データ分析、調査をするスキル
・データベースの作り方(データの持ち方や構造を考える)
などを身に付けていきたいです。
いずれ自分達が作ったデータベースを利用した新しいサービスも作りたいと思っています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
ビザスクは大手企業からの転職者が多いのですが、1桁ベンチャーを経験した北林から3社の違いを聞いて以下のような整理をしてみました。
【超大手企業】
大手企業は毎年改善が繰り返されているので1%の改善をするにも相当苦労するために、どんなに努力をしても少しの改善しか出来ない。一方で少しの改善でも金額にすると非常に大きなインパクトを生み出せる。また決められたことを真面目に取り組めば成果を出すことが可能な環境。
【1桁ベンチャー】
本当に何をやったらいいか分からないために、タスクに追われるということすら出来ない環境。
教えてくれる人もいないので尖ったスキル保有している人でないと頑張り方すら分からない状態に陥る。
一方で事業すらも自由に決めることが出来るので、事業創造をしたい人はかなり楽しい。
【50名前後規模ベンチャー】
大枠のやることが決まっていて、その中で自由度を持って仕事をしていく。
事業の方向性は決まっているが、まだまだ完成には遠いフェーズなので全員で事業を作る意識を持てる人であれば楽しめる環境。
当社は事業を創りたい、自由にやりたい、でもスキルも学びたいという軸を全て満たせる環境だと思います。ご興味をお持ちいただけましたら是非お話をしましょう!