本記事では、ワークショップの後編とその後の懇親会についてレポートしていきます！

１．前編の振り返り

前編では、心理学者タックマンが提唱する「チームが成長する5つの段階」を実体験を通じて学びました。「フラフープ落とし」のワークでは、チーム形成初期に起こりがちな「混乱・摩擦・ズレ」を乗り越え、多様な意見をぶつけ合うことの重要性を体感。ベジクルのバリューである「愛と勇気を持つ」ことの意義を深く理解する機会となりました！

まだ前編を読んでいない方は、ぜひこちらからご覧ください！

２．ワーク②：フラフープリレーで「オニカイゼン」を体感！

もう一つのワークは、さらなるチームの可能性を探る「フラフープリレー」です。

＜ワークショップの概要＞
参加者は手を繋いで輪になり、フラフープを手の繋いだチームメンバーの間を通して、手を離さずに全員で一周させるタイムを競います。目標は、最初のタイムから大きく記録を縮めること。話し合いと試行錯誤を繰り返しながら、何回でもチャレンジ可能です！

このワークの目的は、高い目標を達成するためにチームで「できたらいいなを叶える」「オニカイゼン」（当社のバリュー）を育むプロセスを体感すること。2つのチームに分かれ、心地よい対抗心を燃やしながら取り組みました。

「オニカイゼン！」「とにかくやってみよう！」「何回もやってみよう！」といった声が飛び交い、チーム全体でトライ＆エラーを繰り返す熱気に包まれました。

＜驚きの改善プロセスと達成の瞬間！＞
結果、両チームともに素晴らしい目標達成を果たしました！

• Aチーム： 初期タイム32秒 → 目標13秒 → 最終タイム12.67秒！ 見事目標達成！
• Bチーム： 初期タイム24秒 → 目標15秒 → 最終タイム13.15秒！ 大幅な目標達成！

興味深かったのは、目標達成までのタイムの縮まり方です。最初はなかなか縮まらなかったタイムが、ある瞬間に飛躍的に向上するチームもあれば、最初に一気に縮め、その後は着実に改善を重ねていくチームもありました。

このプロセスの違いは、メンバー構成やチームの特性によるもので、「常識を疑う」「固定概念を打ち破る」ことの重要性を強く認識する機会となりました。「そもそも、このままのやり方で本当にうまくいくのか？」という問いが、ブレイクスルー、つまりゲームチェンジの瞬間を生み出したのです。

日々の業務では、このような明確な「ブレイクスルー」を実感することは少ないかもしれません。しかし、今回のワークで得た目標達成の喜びと、そのための「オニカイゼン」の感覚は、今後の業務における大きな財産となるでしょう！

＜参加者からの学びコメント＞
・高い目標達成には「思考の転換」が不可欠。 最初は不可能に思えた目標も、固定概念を打ち破る発想や、無駄をなくす「オニカイゼン」の視点がブレイクスルーを生むことを実感した。

・多様な意見がブレイクスルーの鍵。 誰か一人のアイデアや、視点を変えた練習がチーム全体の停滞を打破するきっかけになるため、立場関係なく活発に意見をぶつけ合う重要性を再認識した。

・ボトルネックを見つけ、そこに集中的に改善策を講じること、そしてメンバーの能力に合わせた配置を工夫すること（最適化）が、チームのパフォーマンスを大きく向上させることを学んだ。

３．まとめ：体験が育む「ベジクルのバリュー」

今回のワークショップ全体を通じて、参加者は多くの気づきと学びを得ました。

運営側として特に印象的だったのは、部署を越えた交流が活発に行われ、普段は一緒に仕事をしないメンバー同士でもすぐに信頼関係が構築されていったことです。これは、ベジクルが持つ「愛と勇気を持つ」というバリューが、少しずつ社内に根付いている証拠だと感じました。

「タックマンモデル」でいう、「形成期」から、意見が活発に飛び交う「混乱期」、そして目標達成に向けて一丸となる「統一期」までを、2つのワークを通じて体感しました。当社のバリューである「愛と勇気」や「オニカイゼン」が、単なる言葉ではなく、具体的な行動と成果に繋がるプロセスであることを体感できたのは、参加者にとって大きな収穫だったはずです。

ワーク直後に生まれた一体感や達成感、お互いを思いやる空気は、まさにチームが最高の状態にある証拠です。この感覚を日常業務にも持ち帰り、さらに強いチームとして、ベジクルの成長を加速させていくことが今後の課題であり、楽しみでもあります！

４．研修の締めくくりはBBQで懇親会！

熱気のこもったワークショップの後は、本社の隣駅、大井競馬場内のBBQ会場へ移動し、懇親会を開催しました！

BBQでは、3つのテントに分かれ、まるでチームワーキングの続きのように、それぞれ個性豊かな空間が生まれました♪ 料理が趣味の社員が丁寧に調理を仕切るテント、ワイルドに肉を焼き上げる豪快なテントなど、自然と役割分担が生まれる様子も、チームビルディングの延長線上にあるようでした。

普段の業務ではなかなか話せないようなプライベートな話題や、部署の垣根を越えたフランクな会話が飛び交い、参加者全員がリラックスして交流を深めることができました。お酒も入り、終始和やかな雰囲気の中で、研修の締めくくりにふさわしい楽しい時間となりました！

※実は今回の研修中の写真撮影時、「ベジクルのVポーズ」が誕生しました（笑）前編・後編に掲載している写真の中に、このユニークなポーズをとっているメンバーがいるので、ぜひ探してみてくださいね＾＾