バリュエンスジャパンの営業本部では、現場で活躍した9名のバリューデザイナー(以下、VD)にスポットライトを当て、14期上期の成果を賞賛する表彰式を行いました。普段は全国の店舗や出張先など、さまざまな現場で奮闘しているVDたち。そんな彼らの日頃の努力と成果を認め合う、貴重な時間となりました。
今回の表彰式では、代表の嵜本自らが受賞者一人ひとりに表彰状を手渡し、これまでの頑張りと今後の期待を直接伝えました。年齢や役職に関係なく、一人ひとりの挑戦を称える。これこそが、バリュエンスが大切にしている文化です。そんな表彰式の様子と、受賞者たちのリアルな姿をお届けします。
全国のトップバリューデザイナー9名が一堂に集結!
全国の営業本部に所属するVDの中から、9つの項目で1位を獲得した受賞者たちが一堂に会しました。関西・九州エリアから6名、関東エリアからは3名のVDが選出され、日頃は別々のエリアで活躍するメンバー同士が直接顔を合わせました。
また、表彰式当日は、ハイブランドの希少アイテムや、タイムレスな価値を持つ一点物のプレオウンド(リユース)品を豊富に取り扱う「ALLU SHINJUKU」の見学に加え、「TWISTED」の車両見学を実施しました。他事業の現場を実際に見ることで、自身の業務とのつながりや、グループ全体に広がる可能性を感じるきっかけにもなりました。初めて訪れるというVDも多く、興味深く見学している様子が印象的でした。
積み重ねた努力が、確かな成果として表彰される
見学の後はいよいよ表彰式へ。表彰項目は、日々の接客や商談の積み重ねがリアルに数字として表れるものばかり。各部門で2位・3位にランクインしたVDの名前も紹介され、一言ずつコメントをもらいました。会場では温かな拍手が響き渡り、仲間の努力を称え合うひとときとなりました。
そして、各部門1位に輝いたVDは名前を呼ばれた後、嵜本社長と記念撮影を行い、それぞれが所属するエリアの同僚から寄せられたお祝いのコメント動画も披露されました。スクリーンに映し出される仲間からのメッセージに、受賞者たちの表情も思わずほころびます。受賞者本人からのコメントに加えて、上長からは受賞者への賞賛と感謝の言葉が贈られ、ひとつひとつの成果がより深く、温かく伝わる時間となりました。
一歩踏み出した勇気が、成長のきっかけに——感謝と挑戦の言葉
今回の表彰式で特に印象的だったのは、受賞者のコメントに共通していた「自分だけの成果ではない」という感謝の言葉でした。数字として表れる成果の裏には、現場での試行錯誤や仲間との連携、一人ひとりの努力の積み重ねがある。そのことを改めて感じさせられました。
表彰者の中には、昨年4月に入社し、配属からわずか1年で大きな成果を収めた新卒社員の姿もありました。不動産面談数で1位に輝いた、2023年新卒入社の完山 恵笙さんです。
バリュエンスジャパンには、マンション・戸建て・土地・アパートなど、幅広い不動産資産に関する悩みをワンストップでサポートする「なんぼや不動産」という専門チームがあります。なんぼやをはじめとした買取店舗に来店されたお客さまのニーズを丁寧に引き出し、不動産に関心を持たれた方をこの専門チームへつなぐ。それが、VDに求められる「創客」の役割です。完山さんは配属当初、先輩たちの高い商談力に圧倒されながらも、「自分の個性を活かして、自分にできることは何か?」と模索していました。そこで彼が見出したのが、「創客」でチームに貢献すること。自ら積極的に声をかけ、関係を築き、お客さまと不動産チームの架け橋となることを、自分の役割として全力で取り組み始めました。その努力を、上司や先輩たち、そして同期はしっかりと見ていました。成果を出すたびに「よく頑張ったね」と声をかけてくれる先輩たちの存在が、何よりも励みになったと語ります。
「この結果は決して自分一人の力ではなく、切磋琢磨し合える同期や、支えてくれた上司・先輩方のおかげです。本当にありがたく思っています」そう語る完山さんの言葉には、感謝とこれからへの決意が込められていました。
3冠王として表彰された、なんぼや 九州エリアの店長として勤務している古里 太樹さんも、謙虚な言葉で今回の受賞を振り返ります。「正直なところ、自分でも“ラッキーだったな”と感じています。もちろん日々の業務には全力で取り組んできましたが、今回の結果は、自分一人の力では到底成し得なかったこと。たくさんの方々の支えがあってこそだと、心から思っています。九州エリアのスタッフの方々のスケジュール調整、現地でのサポートなど、多方面での協力があったからこそ、出張に行ける体制を整えることができました。こうした周囲の支援があってはじめて、目の前のお客さまに向き合うことができ、今回の結果に繋がりました」と仲間たちへの感謝を語ります。
この二人をはじめ、立場もキャリアも異なる受賞者たちの言葉に共通していたのは、「周囲への感謝」と「チームとしての成果」でした。それぞれが自分の役割を見出し、仲間とともに挑戦し続ける。その姿勢こそが、バリュエンスらしさを体現しているのだと実感しました。
現場の努力を見守る上司からのエール
こうした受賞者のコメントを受け、上司たちも現場で挑戦を続ける彼らに向けて、温かいエールを贈りました。
商談成立数で1位に輝いた佐々木 海斗さんについて、上長にあたる紙谷さんは、「なんぼや 難波店は、日々多くのお客さまと向き合う中で、商談件数も非常に多いですが、そのうち8割がリピーターの方というのは本当にすごいことです。営業本部が掲げる「記憶に残る、会いたくなる存在」という“あるべき姿”を誰よりも理解し、それを日々の現場で体現してくれています。丁寧で誠実な対応はもちろんのこと、お客さま一人ひとりに合わせた提案や、信頼関係を築く力に長けていて、それが高いリピート率にもつながっているのだと思います。」
目の前のお客さまに真摯に向き合い続ける姿勢は、まさに“あるべき姿”そのもの。店舗全体の士気を高める存在としても、大きな信頼を寄せられています。
Googleの星5の口コミ数で1位を獲得した渡邊 充裕さんについて、上長に当たる加藤さんからは、「人から学ぼうとする姿勢が非常に素晴らしい。通常、学びの対象は先輩や上司が中心になることが多い中で、渡邊さんはお客さまからのフィードバックにも真摯に耳を傾け、そこからも学びを得ています。そうした姿勢が、実際にお客さまからの高評価に繋がり、星5の口コミとして表れている点が、何よりの証です。」と語っていました。
また、不動産面談数で1位となった出張課の御手洗 海斗さんについて、武川さんからは、「出張課は接客に行く回数が少ないですが、じっくりニーズを引き出し、着実に創客を行ってくれています。現場でも大きな尊敬を集め、自らの行動で“あるべき姿”を体現し、その背中で後輩たちの成長を促してくれています。課長代理としてみんなに背中を見せながら、これからも御手洗さんのようなVDが増えてくれたら嬉しいです」と語りました。
こうした言葉の数々から、単に成果を追い求めるのではなく、日々の行動や一人ひとりの想いを大切にする、バリュエンスならではのカルチャーが垣間見えます。お客さまと真摯に向き合い、「どうすればもっと喜んでいただけるか」を考え抜き、工夫を重ねてきた日々。その努力の積み重ねを上司や仲間がしっかりと見てくれている。そんな組織文化が伝わる時間となりました。
大切なのは「自分一人で取った数字じゃない」という意識
今回の営業本部表彰式について最後に、嵜本社長が特に印象的だったと語ったのは、受賞者のスピーチです。「どの受賞者も、自分一人の力ではなく、仲間のおかげで成果を得られたと感謝の言葉を口にしていました。ここにいる誰一人として、自分よがりで成長している人はいない。日々の感謝を忘れない姿勢こそが、成果をつかむ力になっていると感じました」
バリュエンスの成長の根幹は、営業現場に立ち、お客さまと真摯に向き合い続けるメンバーにあります。お客さまに安心して大切なものを手放していただけているのは、現場での努力と、支え合うチームの存在があってこそです。
「こうした場を今後も増やし、仲間同士で称え合い、高め合える文化をさらに広げていきたい」という嵜本社長の言葉には、組織として大切にしている価値観と未来への想いが込められていました。一人の頑張りを、みんなで讃え、そこから学び合う。そしてまた、新たな挑戦が生まれていく。この表彰式は、まさにバリュエンス営業本部のあたたかく前向きな文化を象徴する場となりました。