成果に集中する、プロらしい働き方。
残業=頑張ってる、ではない。
当社の働き方と残業に対する基本的な考え方
当社では、「限られた時間の中で、いかに成果を出せるか」という姿勢を大切にしています。
長時間働くこと=頑張っている、ではなく、「決まった時間内に価値を出せる人」こそが優秀なエンジニアだと考えています。
そのため、会社としても残業を推奨していません。
“時間内で終わらせるのが当たり前”という文化が、チーム全体に根づいています。
①制度:固定残業代(20時間分)を支給
当社では、「残業して成果を出す」よりも
「決められた時間内で成果を出す」ことを良しとする文化を大切にしています。
その考えを反映して、毎月20時間分の残業代を前払いで支給しています。
これは、「だらだら働いて残業時間を稼ぐのではなく、その時間内でやりきることがプロとしての仕事」という、会社からのメッセージでもあります。
もちろん、20時間を超える残業が発生した場合には、追加分も正当に支給されます。
②実態:プロジェクトやフェーズによって異なる勤務時間
とはいえ、現実にはプロジェクトの状況やフェーズによって、どうしても残業が発生することはあります。余裕のある時期もあれば、納期が差し迫り、スケジュールがタイトになることもあります。
正直にお伝えすると、23時台まで作業が及ぶメンバーも一部います。
ただし、それは一部の繁忙フェーズに限定されており、決して常態化しているわけではありません。
また、休日出勤は原則なしです。
IT業界特有の「夜間対応」なども、当社ではほとんど発生しません。
オンとオフの切り替えがしっかりしているのは、働き方における大きな特徴のひとつです。
③価値観:コスト意識のある働き方を大切にしている
もう一つ、当社のユニークな価値観として、
「自分の仕事がどれくらいのコストに見合っているか?」という視点を持つことを大切にしています。
入社時にはよく、
「自分の月給を日給・時給に換算して、その時間あたりのアウトプットに見合う成果を出せているか?」
という問いかけを新メンバーに投げかけます。
これは単なる自己評価のためではなく、他のメンバーに仕事を振る際や、外注先の見積を精査する際にも活きる視点です。コスト感覚を持ち、仕事の価値を冷静に判断できる力は、将来的にPMや経営層を目指す人にも不可欠なスキルと考えています。
こうした文化は、受託開発だけでなくITコンサルティングを手がける会社だからこそ根づいている価値観かもしれません。
④休日出勤は原則なし
これは「プライベートの時間も、仕事と同じくらい大切なもの」だと考えているからです。働くことは大事。でも、しっかり休むこともまた、良い仕事をするために欠かせない要素。
だからこそ、業務設計やスケジュール管理の工夫によって、休日をしっかり確保できる体制をチーム全体でつくっています。
もちろん、やむを得ず休日対応が発生する可能性がゼロとは言いませんが、その場合も、チームでの調整や振替取得を前提とした無理をしない運用を徹底しています。
⑤残業時間の数値開示
「残業少なめ」をうたう企業が多い中で、当社は数字をごまかさず、実態を正直に開示していきたいと考えています。 以下は、2024年における、全社員の月別平均残業時間の集計結果です。
■月平均残業時間
01月 04時間17分
02月 07時間37分
03月 18時間07分
04月 08時間57分
05月 11時間22分
06月 26時間22分
07月 20時間00分
08月 07時間20分
09月 09時間00分
10月 28時間47分
11月 16時間30分
12月 06時間10分
年間平均残業時間:13時間42分/月
ご覧の通り、月ごとのばらつきはありますが、年間平均は、20時間を下回っております。
これは、「自由と裁量がある分、自らの意思で手を動かすメンバーが多い」ことの裏返しでもあります。
もちろん、残業を美徳とするつもりはありません。 過度な負荷がかからないよう、工数設計やチーム体制の見直しも継続的に行っています。
「やりがい」や「責任ある立場」を求める人にとっては、十分に手応えのある環境だと思います。 現実をきちんと伝えた上で、それでも一緒にチャレンジしたいと思ってくれる方を、心から歓迎したいと考えています。
最後に:
「成果で評価されたい人」へ、私たちからのメッセージ
残業の少なさを第一優先にする方には、当社はフィットしないかもしれません。
ただ、「時間ではなく成果で評価されたい」「裁量を持って働きたい」という方には、きっと面白い環境です。
“自由と責任”“裁量とコスト意識”を両立させながら、プロフェッショナルとして成長していける場所を探している方。
そんなあなたと、ぜひお話しできたら嬉しいです。