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どっさり渡された経営資料。大学生3名が2DAYSインターンシップで得たものは、UTグループが「人」を大事にする意味でした

社会に出たら、学生時代には想像したこともないような出来事をいくつも経験するのは言うまでもないこと。

だからこそ、就活生のみなさんには、社会人生活への期待と不安がたくさんあることでしょう。

そこで、UTグループでは、就職する前の大事な時期に「会社とは何か」、「仕事とは何か」を感じてもらえるインターンシップをご用意しています。

以前に夏に開催した1週間のプログラム(リンク)についてご紹介しましたが、今回は、2日間で事業の立て直しを疑似体験できるプログラムについて、3名の参加学生(UTグループ内定者)に感想を語り合ってもらいました!

初日に資料がどっさり!右も左もわからない中、事業立て直しをチームでどう乗り切るか

【プロフィール】(左から)須田(すだ)まりなさん/立命館アジア太平洋大学 4年生 鈴木良菜(すずきらな)さん/関西学院大学 4年生 原魁杜(はらかいと)さん/立命館大学 4年生 

毎年冬に行っている2日間泊まり込みインターンシップのテーマは「事業の立て直し」。

UTグループが業績不振に陥っている架空の子会社を、どうやって立て直していくか、グループごとに2日間みっちり話し合って最後にプレゼンをしてもらいました。

プレゼンは従業員向けの方針発表。リアルな雰囲気をUTグループの社員がつくりだし、厳しい質問や反対意見を投げかけられます。インターン参加者は、それらの投げかけにその場で受け答えをしなければなりません。

ポイントは、勤めている従業員の心のケアも外さないこと。

3名のインターンシップ参加者は、そんな2日間をどう過ごし、何を感じたのでしょうか?

ー まずは、インターンシップに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

鈴木:友達が夏のインターンに参加して、優勝したんです。その話を聞き、面白いインターンをやっている会社なんだなと知って、興味を持ちました。人材業界に興味があったというよりも、インターンの内容に興味があった。という感じですね。

原:就活のエージェントさんに「面白い経験ができるインターンのプログラムがあるよ」とオススメされました。僕は、これから規模拡大を目指すような成長過程にある会社に入りたかったので、受けてみようと思いました。

須田:私も、キャリアアドバイザーさんに紹介してもらいました。実は、どちらかというと人材業界にはあまり良いイメージがなかったのですが……UTグループのやっていることを知って、面白いなと思ったんです。


ー 実際にインターンが始まって、最初の印象はどうでしたか?

原:最初に一人ひとり、エレベーターピッチと同じ45秒で自己紹介をする時間があるのですが、そのときにみんなめっちゃおもしろかったですね(笑)「コミュニケーション能力が高い人が多いな」というのが最初の印象でした。

鈴木:7人ごとのグループに分けられるのですが、最初に業績数字などがびっしり書かれた分厚い資料がドサッと渡されて、とりあえず泣きそうになりました(笑)

須田:渡された資料を読み取ってなんとなく最初に分かったのは、「会社の業績が悪い」ということくらい。インターンシップの概要は知っていたけど、具体的にはどんなことをするかはピンと来ていなかったです。

原:うんうん。そこからどう立て直すか、というのがこの2日間で試されるのを実感しました。

―このインターンシッププログラムでは、各グループに、実際の経営陣が見ている財務諸表なども配布されましたが、それらを目にしていかがでしたか?

鈴木:私は簿記の勉強をしていたのでなんとなく分かる部分はありましたね。量は多かったですが、みんなで役割を決めて分担していったら、なんとか進めそうな気はしてきました

須田:数字はあまり得意じゃなかったけれど、資料の中には社員さんの声などもあったので、そこから課題や解決策などを読み取る、ということもしました。


―どんなふうに2日間を過ごしましたか?

原:渡された資料を分担して、時間を区切って資料を読み込みました。その後ホワイトボードにどんどん書き出していく、という感じで進めました。

須田:わたしたちもそうだったよね(インターンシップ実施時、鈴木さんと須田さんは同じグループ)。

鈴木:うん。いつも近くにいてアドバイスをしてくれるメンターの社員さんと、決まった回数だけフィードバックの機会をいただけるアドバイザーの社員さんがいたので、アドバイザーさんに相談する時間を決めてから、「その時間までに戦略を考えよう!」みたいな感じで進めていきました。

原:とにかく、経営立て直しのための方針を時間ギリギリまで詰めていきました。プレゼンの仕方を話し合う余裕は正直あまりなかったですね(笑)夜遅くまでメンバーで話し合って、翌日も朝早く集合して…今考えると、本当に濃い2日間だったなぁ


―2日間で一番大変だったことを教えてください。

原:とにかく資料の情報量が多いので、どこが大事なのかを判別するのが大変でしたね。

鈴木:そうそう。さらに、グループで定めた方針によって、どの情報を見ていくのかが違ったりもしたと思います。

須田:分担しないと読み終わらない資料の量なので、みんなの認識を合わせるのに苦労しました。でも、わたしたちのチームはなぜかお互いに対する絶大な信頼感があったので(笑)揉めるとかはほとんどなかったですね。

鈴木:プレゼンの後に質疑応答があるのですが、そこで従業員役の社員さんに反発される場面とかもあって…。「そんなんじゃ辞めます!」とかけっこう辛辣な意見に対して、自分たちの検討不足は素直に謝ったりもしました

原:「こういうとき、社会人だったらどんな伝え方をするんだろう?」って常に考えながらプレゼンに挑みましたね。これまでの人生にはない経験でした

―ではそんな中、評価されたポイントはどこだと思いますか?

鈴木:わたしたちのチームは、明らかにみんな仲が良かったよね。未だにみんなで連絡を取り合ったり。特に、それぞれのキャラクターのバランスが良かった(笑)「複数人で円滑なコミュニケーションを取りながら、どう解決策を出していくか」ってところで評価してもらった気がします。

須田:そうそう!チーム分けをした後にすぐ昼食があって、そのときにみんなでたくさん話すようにしたよね。あのタイミングで、それぞれの性格をなんとなく知れたのがよかったのかもしれないです。

原:プレゼンの中身でいうと、「従業員さんたちへの配慮がしっかりしていた」というフィードバックをいただけました。例えば僕らのグループは「ある部門の縮小」という判断を最終プレゼンで提案したのですが、そのときに、当該部署に所属する従業員役の社員さんに反論を頂いたんですよね。それに対して、寄り添った返答をしたことを評価してもらったみたいです。

須田:そもそもUTグループ自体が「人」を大切にしている会社だから、グループ内でのコミュニケーションやプレゼンの場でも、少なからずそこは見られていたよね。


―参加してみて、「ためになったな」と思うところはありますか?

鈴木:何よりも、自信につながりました。2日間事業の立て直しを考えるインターンってそんなにないし、他のメンバーの思考レベルの高さについていけるのか最初は不安だったんですが……最終日の質疑応答ではちゃんと切り返しできて、「私、こんなこともできるじゃん」って。

須田:やるべき仕事を自ら見つけ、どれだけ全力でできるかが重要だと学びました。私はどちらかというと、みんなが手を回す余裕がない地味な仕事を担当するタイプだったんですけど、後から人事の方に「そこが良かったよ」と言ってもらえたので、「自分は間違ってなかったんだ」と思えましたし、そんなところも見て評価してくれるんだって嬉しかったのを覚えています。

原:これまでは会社の経営を本気で考えるような機会はなかったので、その環境下で自分はどんな力を発揮できるのか分かったのがよかったです。僕はどちらかというと、メンバーが行き詰まっているときに雰囲気を和らげるような存在になれるのが強みだと自覚できました。


―「会社を立て直す」という経験をインターンシップでしてみて、学びになるものはありましたか?

原:自分たちが一人の経営者として扱われるので、その責任の重さを体感できました。大勢の社員の生活を任されているからこそ、もしかしたら自分の決断で職を失う可能性がある人もいるわけで。

須田:本当にそう思う。責任がある中で、「関わる人たちのことをどこまでケアできるか」はすごく考えさせられました。UTグループは「はたらく力で、イキイキをつくる」を大事にしているので、その理念って間違ってないなとこのインターンで強く感じました。

鈴木:うんうん。数字を計算して数年後の利益を考えることも良い経験でしたが、それよりも、「いかに人に寄り添うか」や「伝え方の熱量」など経営を考える上での、ソフトの部分の大事さを実感させてもらいましたね。


原:他の内定者や社員の方と話していても、「この人カンジ悪いなー」と思う人に出会ったことがないんですよね(笑)それってやっぱりこの会社が人を大切にしているからなんだと思います。

―後輩たちに今後UTグループのインターンシップについて聞かれたら、どう答えますか?

須田:私は絶対オススメしますね。やらなきゃいけないタスクの中で、どこまで人の気持ちをくみ取れるか、というのを考えるインターンは、本当にここでしか体験できないと思います。今後経営に関わることはなくても、社会に出ていく上で必ず大事になる経験だと思います。

鈴木:私もオススメするのは大前提ですね。UTグループのインターンで感じたのは、「ここに集まってくる学生はみんな、それぞれ自分なりのブレない就活の軸を持っていて素敵だな」ということ。「自分は自分で頑張ればいいんだ」という気持ちになれました。あとは、ひたすら経営のことを考えて喋り続ける密度の高い時間を過ごせたのがめちゃくちゃ貴重でしたね。

原:集まってきた仲間が面白い活動をしている学生ばかりだったので刺激になりました。そのことも含め、後輩に勧めたいですね。就活でいろいろな企業の選考を受けたけど、UTグループは一人ひとりのことをすごく良く見てくれているのは強く感じましたね。2日間の真剣度もかなり高かったです。

須田:たしかに。運営側の社員の方はもちろん、集まってくる学生も、すごく真剣に2日間過ごしていたのが良かったよね。

―最後に、これからどんな社会人になりたいか、意気込みをそれぞれ教えてください!

鈴木:私は、人が集まって組織で働くって、素晴らしいことだなぁと思うようになりました。その中で人々を円滑に、高い目標に向かって進めてマネジメントしていく役割ができるようになりたいです。

原:成長産業で活躍できる力をつけるのが目標です。その結果、個人で戦える力を持った、余裕のあるかっこいい大人になりたいです。

須田:私も、個人として社会で戦っていける人材になりたいなと思っています。勤めている会社が有名だったり規模が大きかったりするからではなく、私個人として評価してもらえるスキルを身に着けていきたいです。

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