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【25年卒業インターン生による連載企画 Unifaインターン奮闘記(全3回)】卒業生2人目 杉田芽季 『人生を変えてくれたユニファへ:約3年で得た財産の数々』
こんにちは!ユニファ採用&広報チームです!
2025年に卒業するインターン生による連載企画(全3回)として、ユニファのインターンで学んだことや今後への思いについてインターン生自身に語ってもらいます!
今回は第二弾として営業部インターンの杉田芽季さんに、約3年間のユニファでのインターンの経験について語っていただきました!
こんにちは!ビジネス本部営業部でインターンをしている杉田と申します。
現在大学4年生で、この春からはトヨタ自動車の海外営業部に就職予定です。
これまで計2回wantedlyの取材を受けてきましたが、今回は自分の言葉で約3年の学びや気づきを綴っています。長期インターンを検討している学生やユニファへの就職を考えている方など、1人でも多くの方に読んでもらえたら嬉しいです!
目次
大学2年生の私が、アルバイトではなく、ユニファを選んだわけ
まさかの「営業」、もがきながらの1年を振り返る
「おしゃべりを楽しむ」「売ろうとしない」自分なりに見つけた営業の形とは
最後に
大学2年生の私が、アルバイトではなく、ユニファを選んだわけ
私がユニファを知ったのは大学2年生の春でした。当時、地元で塾講師と接客業のアルバイトをしていたのですが、大学に近い東京で働きたいと思っていた矢先、ユニファで働いている叔母から「インターン興味ない?」とメッセージが来たことを鮮明に覚えています。最初は、興味本位で、アルバイトの延長程度にインターンを考えており、何よりもまずひとまず面接に合格することだけを考えていました。面接当日に土壇場で、金髪から黒髪に染め直したのが懐かしいです。
もともと私はあまり意識が高い方ではありませんでしたが、何度か社員の方々と話す機会を得るうちに、ベンチャー企業特有の魅力や・ユニファが掲げるパーパス「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」に惹かれ始めました。私は常に、ワクワクやドキドキするような感情を大事にしているのですが、ユニファの描く未来を聞けば聞くほどその感情がひときわ強く湧き上がりました。今後、どのようなビジネスを展開し、この会社がは5年後、10年後どう社会に貢献していくんだろうと考えると、希望にあふれる思いが止まりませんでした。
約3年の勤務を経て、今だからこそ思うことができるのですが、未来を共に 一緒に作るワクワクはアルバイトでは経験できなかったものだと実感しています。
また、お恥ずかしい話ではありますが、ユニファを知る前の私は、大学の自由さに甘え、怠惰な生活を遊び惚けながら過ごしていました。そんな中、心のどこかでこの生活を変えなければいけないとも感じていました。 正直な話、ユニファに入ることで、自分を改めるきっかけにしようと思っていた節もありました。
今この記事を見ている学生の方で、当時の私と同じような生活を過ごしている方がいれば、ぜひインターンに応募してほしいです!あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません!
まさかの「営業」、もがきながらの1年を振り返る
複数回の面接を経て、2022年6月に正式に入社した私の最初の配属は、代理店営業を担う「営業部アライアンス1課」でした。見出しの通り、まさかの配属で驚きました。なぜなら、私は営業職を志望していなかったからです。当時の私は、営業=飛び込み営業やアポなし訪問のイメージがあり、顧客とお話をする以前に、あしらわれてしまうのではないかと、漠然とした苦手意識がありました。
しかし、不思議なことに、今では営業に配属されたことを本当に良かったと感じています。営業を好きになれた理由は後述しますが、まず初めに、「苦手なものこそ、乗り越えてほしい」という想いをもって、学生の私に挑戦の機会を作ってくださったユニファの皆様に心から感謝したいと思います。
ここから、営業の魅力について触れたい所ですが、最初は苦労の連続でした。数ヶ月にわたり、ユニファの保育ICTサービス「ルクミー」を学び、ロープレを重ねました。しかし、当初の商談は、商談というよりもただの商品の紹介に過ぎませんでした。ルクミーの魅力を余すことなく伝えたい一心で、話すことに必死になり、社員から「パンフレットを読んでいるだけだね」と指摘されたこともあります。この時期は、自分の商談に自信が持てず、商談を避けてしまっていました。成果が出せない自分と葛藤する日々を過ごし、「アルバイトの方がよかったかも」と、インターン生を選んだ後悔さえ感じていました。
そんな時期を乗り越えるために、2つのことを意識するようになり、次第に変化が現れました。
まず1つ目は「とにかくまねる」ことです。
私は大学生にすぎず、社会人経験を積んでいる先輩社員と同じ能力を持っているはずがありません。ただ当時、インターン生は私含めたったの2人、周りに同世代の学生はほとんどいませんでした。そうなると、自然と比べる相手が先輩社員になってしまい、必要以上に落ち込んでしまっていました。
そこで、考えたのは「自分も社員になればいい」ということでした。これまで私が自分自身に設けていた、社員とインターン生という線引きに気づいたのです。私は、ユニファファミリーの一員であり、お客様から見れば私はユニファを代表する一人の社員であり、営業の人間であると認識することから全てが始まりました。
まずはとにかく、ルクミーに関する知識を常に更新し、先輩社員と同じ知識レベルを維持することを心がけました。インターン生は毎日出勤するわけではないので、最新の情報をキャッチし、先輩社員との知識差を広げないよう意識していました。
また、商談の際には先輩社員の商談に同席したり、商談動画を見返したりすることで、商談の流れや話す間、相手へのヒアリングのタイミングなどを何度も繰り返し観察しました。徹底的に「まねる」「社員になりきる」ことを努めた結果、スランプを乗り越えることができました。
2つ目は「ルクミーを好きになる」ことです。
大前提、自分が欲しいと思わない商品が、相手に響くはずがありません。一方で、元保育士やルクミーユーザーである先輩社員の商談は、その説得力に違いを感じていました。では、保育士でもなく、母親でもない私はどう商談を深められるか、その結果、「ルクミーを好きになる」ことが最適だと気づきました。
そのために、自分自身の幼稚園時代を振り返ってみたり、商談の際に園を見学させてもらったりすることで、保育業界が直面する課題に実感が湧きました。その経験を通して、ルクミーが提供する価値を深く理解することができました。
特に印象的だったのは、幼稚園時代の連絡帳です。当時、母と担任の先生が毎日何ページにもわたりやり取りをし、かわいらしいデコレーションも施されていました。その連絡帳を見た時、先生が毎日自分のことを気にかけてくれていたことに感謝や嬉しさがこみ上げた一方で、この作業を他の園児分こなしていたことに驚愕しました。
おそらく1クラス30人ほどいたと思うのですが、この業務にどれほどの時間がかかっていたのだろうと考えると、これこそルクミーが解決できる課題ではないか!と強く感じました。ルクミーには、保育業界を変える力があると改めて実感しました。
「おしゃべりを楽しむ」「売ろうとしない」自分なりに見つけた営業の形とは
試行錯誤の1年を経て、今に至るまで多くの経験をさせていただきました。入社2年を過ぎた頃には、案件の創出から始まり、商談、最終工程のクロージングまで、一気通貫で担当するようになりました。それだけでなく、時には1人で訪問商談に行ったり、代理店の方々とともに、展示会に参加したこともありました。振り返ると、大学生の自分にこんな経験をさせてもらえたことに驚きます。先述した「社員になりきる」意識が、気づけば現実のものとなり、先輩社員と同じ業務に携わっていました。
こうした成長の機会をいただきましたが、私にとって最も価値のある経験は、「苦手を克服し、それを楽しめるようになったこと」です。その理由を、2つの点に分けてお伝えします。
まず1つ目は、「会話を楽しむこと」です。
商談中は、相手の潜在的な課題を見つけることを意識していました。そのためには、何気ない会話が重要だと感じます。課題が明確に分かっていれば、直接的に商品を提案すればよいのですが、実際にはほとんどの場合、相手が課題に気づいていないことが多いです。商談は、何となく話を聞いてみようという形で始まることが多かったため、まずは園の状況をしっかりとヒアリングし、課題を見つけ出す必要があります。
しかし、ここで問診票のように一問一答の形式を取ると、無機質で冷たい印象を与えかねません。そこで、私は会話を楽しむようにヒアリングを行いました。もともと社交的な性格で、人と話すのが好きだったこともあり、自然と商談も楽しくなっていきました。さらに、相手から「実は」「そういえば」と本音を引き出せることにも気づきました。これこそが潜在的課題だと思いますし、何より、園との会話が弾むだけでも、信頼残高になると実感しました。
次に2つ目ですが、それは「売ろうとしない姿勢」です。
以前の私は、ルクミーの素晴らしさを一方的に伝える、いわば押し売り状態でした。営業を受けたことがある方なら、一方的に押し付けられると、商品が良くてもその価値を感じにくい経験があるのではないでしょうか。
私の上司は、「営業とは価値提供の対価であり、後からついてくるもの」と教えてくれたのですが、この考え方こそ、私が目指す営業スタイルです。商談の際、私は商品自体ではなく、それが園にどんな価値を提供するかに焦点を当てています。実際、商談で即決はされなくても、後日導入を希望されることもありました。
「商談は園が主体で、自分は価値を適宜提示する」と考えることで、無理に売ろうとするプレッシャーがなくなり、前向きに商談に臨めるようになりました。
最後に
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、ユニファに入社して、私の人生は大きく変わりました。もし入社していなかったら、あのまま怠惰な大学生活を続けていたかもしれません。その将来がどんなものだったのかを考えると、不安になります。入社当初は、正直に言ってつらいことが多く、自分の仕事に本当に価値があるのだろうか?と自問自答の日々で、自信を失っていました。インターンとして社員の足を引っ張り、迷惑をかけるだけではないかとも感じていました。
しかし、冷静に考えれば、大学生が初めから即戦力となり、会社に貢献できるわけはありません。社員の皆さんもその点を理解していたはずです。それでもユニファは、そんな私を受け入れ、自己成長の場を提供してくれました。
皆さんが温かく見守ってくださったおかげで、今では営業が自分の強みとなり、この経験を今後に活かしていく決意を固めました。この春から、私は新卒としてトヨタ自動車の海外営業の一員として働きます。業界は変わりますが、これからも誰よりも顧客の声に耳を傾け、3年間で得た多くの財産を還元していきます。
約3年間と大学生活の多くの時間をユニファで過ごしました。こんなにも貴重な経験を積ませていただき、本当に感謝しています。いつかまた皆さんと一緒に仕事をする日を楽しみに、これからも自分らしく精進していきます。