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ルクミーの開発を支えるインフラエンジニア。プロダクトとユニファの成長のため、チームで心掛けていること

 ユニファにいる様々なプロフェッショナルを紹介するユニファインタビュー。今回は、「ルクミー」の開発を推進するプロダクトエンジニアリング部 ICT活用推進開発課の平井亮一と姜 玟求(カン ミング)をご紹介。これまでの経験や現在の業務、今のチームで目指したいこれからの挑戦等を聞きました。
※本インタビューは2023年5月時点の情報です

今回のスピーカー紹介

(左)プロダクトエンジニアリング部 ICT活用推進開発課 平井亮一(ひらい・りょういち)

兵庫県尼崎市出身。大阪の土木系の会社でエンジニアとして入社し、SES※として現場で起こる様々な課題をJavaを使用しながらサポート。2社目も同様の言語でIT企業に4年勤務した後、自社サービスを扱う3社目で初めてインフラエンジニアとして勤務。自社開発、インフラ経験を生かすために、2021年1月にユニファに入社。
※SES(System Engineering Service)の略称。ソフトウェアやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種で、顧客のオフィス等にて勤務し、技術的サービスを提供する

(右)プロダクトエンジニアリング部 ICT活用推進開発課 姜 玟求(カン・ミング)

韓国ソウル出身。現地の大学卒業後、受験で有名な韓国全国に学院がある会社に入社。インフラエンジニアとして経験を積む中、当時の同僚が日本のゲーム会社に転職したことをきっかけに、自身も同ゲーム会社に転職し、日本でのキャリアをスタート。その後、Webコミュニティサービスの会社等でオンプレ※のインフラエンジニアとして勤務し、2021年10月ユニファにジョイン。
※オンプレミス(on-premises)の略称。企業等が独自の設備として自社でサーバやソフトウェアなどの情報システムを設置から導入、管理までをトータルで行う運用形態のこと

ルクミーの開発を支えるインフラエンジニアとは

──現在の業務

姜:現在は私、平井さんともう1名の計3名のチーム体制で業務を行っています。よく”インフラ”と聞くと道路や電気等人の生活に必要なサービスの提供を想像する方が多いと思いますが、ITサービスのインフラも考え方は同じで、より良いプロダクトをお客様に提供するためにとても重要なポジションになってきます。

平井:ルクミーアプリの土台を構築するチームなので、その土台がしっかりと整備されていないと、どんなに良いプロダクトを開発しても不安定になってしまうんですよね。ルクミーの基盤を整え、お客様である保育施設の先生方により使いやすいアプリを提供できるよう、日々様々なチームと連携しながら動いています

我々の業務は大きく分けて2つのタスクがあります。1つ目はルクミープロダクトの変更や改善がないか等を、他部署の意見を聞きながら整備することです。2つ目は、新しいプロダクトを提供する際に、一から基盤を作ります。

姜:社内からの要望が日々いくつか出てくるため、現在の業務との兼ね合いで優先順位をつけながら作業を行っています。ルクミーを使ってくださる先生方にとっての優先度を加味しながら、チームの状況と現在動いている案件の維持・管理も同時進行で進めています。

——ユニファに入社して感じたこと

平井:フルリモートでも、業務に大きな影響がなくチームで動ける、ということです。私が入社したのは2021年1月だったのですが、前職でコロナ感染が拡大し、最初はフルリモートだったのですが、収束に向かうにはまだまだ時間がかかるようなタイミングで出社を求められる様になり、フルリモートで働ける会社を探していました。

今は、業務に関しては全てJIRAやslack、定期的な社内ミーティングで完全に進められています。向き不向きはあるとは思いますが、ユニファのプロダクトエンジニアリング部はフルリモートがコロナ前から実施されていたこともあってか、チームのコミュニケーションもスムーズに取れていると感じます。

姜:私も、フルリモートはユニファが初めてだったのですが、周りのサポートもあり問題なく進められています。何か悩んだら、周囲のメンバーが親身になって相談に乗ってくれるのでとても心強いです。

フルリモートだからこそ何かを伝えたい時は事前に自分の頭の中を整理し、どうしたら相手に伝わりやすいかを考えた上で、相談するようにしています。日本語ネイティブではないため、少し時間がかかることもありますが慣れると自分の質問の意図も併せて伝えることができ、コミュニケーションが取りやすくなったと思います

Slackで質問する時は、インフラ以外のエンジニアの目にも留まるため、インフラ以外の視点で回答をもらい解決することもあります。部署全体で困っている人がいたら助けてあげられる風土なんだと思います。外国籍のメンバーも多いので、日本語がわからない時に質問出来るSlackのチャンネルも用意してくれています。

あとは、これまでオンプレ環境でインフラエンジニアをしていたので、ユニファが初めてのクラウド※インフラになります。運用や管理方法が異なるので、進め方に戸惑うこともありますが、周りに質問したり自分で調べたりと、日々挑戦しながら個人のキャリアアップも目指しています。
※ITシステムに必要なIT機器を自社で保有しない運用形態

チームで目指す今後の課題

——現在の課題と解決方法

平井:これまでは、事業拡大のためにアプリ制作時に多くのコストが掛かっていました。もちろん必要な部分は継続しつつも、本当にこのサービスが必要かどうかを見極めながら進めていく必要があると思っています。

アプリ上で古くなったものをリプレイスする時期でもあると感じており、我々のチームが他チームと連携しながら、より開発しやすい環境を整えていきたいと考えています。

姜:そうですね。その他には、インフラサービスの一元化がもっと必要だと感じています。例えば、現在はモニタリングツールがサービスによって異なります。バラバラなツールを一元化することで、業務の最適化につながり、サービス障害が起こる前に様々な問題に気付きやすくなると思っています。

ここは、アプリ開発チームとも連携しながら、自分の意見をPlay Fairに発信して、管理のしやすさ等の最適化を今後も図っていきたいです。

——今後のチーム目標

平井:技術負債の解消です。今使っているオープンソース、ツール、バージョンのアップデートを日々行いながら、間接的にどこにどう影響するのかを可視化し、優先順位をつけて取り組んでいきたいです。

その上で、インフラ業務は”どれだけ手が掛からない運用をすることができるか”が重要だと思っています。究極的に言うと、我々が何もしなくても動き続けることが一番です。そこを実現していくためにも、改善に向けて古いものをリプレイスしたり、開発の先を見据えてサービスを整えたりと、今できることをしていきたいと考えています。

ユニファのインフラエンジニアとして向いている人

姜:先ほどもお伝えした通り、リモートワークが多い部署のためリモートでのコミュニケーションに慣れた方だと良いかもしれません。また、プロダクトはクラウドとコードで管理するため、コードに対しての基礎知識や経験がより多いとさらにユニファで活躍できるのでは、と思います。

ちなみに、私がユニファに入社したきっかけは2つあり、1つ目は世の中に良い影響を与えてると感じた会社だったこと。2つ目はオンプレから離れてクラウドネイティブなインフラ運用を経験できると感じたからです。

ユニファの事業に共感し、私のようにチャレンジしたい人は向いてるかもしれないですね。

平井:そうですね。私も前職の経験を活かせるだけでなく、将来性がある会社だと思い入社しました。

現在のインフラは主にterraformで作成をしています。個人的にJAVAの経験が活かせているので、インフラだけではなく開発の経験があれば尚良いと思います。

その他でいうと、ユニファは心優しい方が多いので熱意がありながらも、お客様である先生方やチーム、組織のためを考えられる人が合っているかもしれないですね。


日本のオフィスで働く前職時代の姜。来日してから約10年の姜は、流暢な日本語で社内コミュニケーションを取っている
平井のお姉さん一家が東京に遊びにきた際、皆で東京ディズニーランドへ。姪っ子さんも楽しんでくれた様子!

《編集後記/Editer's Note》
 今回は、ルクミーを支えるインフラエンジニアのお二人にインタビュー!園の先生方に使いやすいプロダクトを提供し続けられるよう、現在の課題に日々取り組むお二人。これからの目標等も笑顔でお話いただき、「仕事を楽しく!」という思いのチームメンバーで、休日はランチに行ったりとコミュニケーションを大切にしている様子が伺えました。平井さん、姜さん、今回は本当にありがとうございました!

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