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『週2保育士、週3営業』を実施していた私が、ユニファのセールスに転身してこれから叶えようとしている夢

ユニファで働く様々なプロフェッショナルを紹介するインタビュー。今回は、今年6月に入社された営業部大型法人課の丸伊彩仍さんに教育・保育業界に興味を持ったきっかけ、初めての転職先としてユニファを選んだ理由、今後の展望等をお話いただきました!
※このインタビューは2022年11月時点の情報です

プロフィール
丸伊彩仍(まるい・あやの)ビジネス本部 営業部 大型法人課

北海道出身。大学卒業後、企業の統合基幹業務システムを扱うワークスアプリケーションズに入社。約5年ほど大型法人営業を経験する中、同社の社内託児所の立ち上げをきっかけに自ら保育士として保育業務にも携わる。法人営業と保育士のダブルワークを実践する傍ら、産休育休・部署異動等を経て、2022年6月にユニファにジョイン。

プライベートは、3歳の娘の母。休日は、アクティブな子どもの興味に応えられるよう、動物園や公園で遊んだり、楽しく学べる機会を作ることを意識している。自身も保育士免許やモンテッソーリ教育の資格等を取得し、学ぶ機会を無くさないように心掛ける。ダブルワークのため、家事は家電に頼りつつ、夫と協力しながら最適解を模索中。

人生のターニングポイントをいくつも経験したからこそ見つけた転職軸

——これまでのキャリア

大学卒業後は、ワークスアプリケーションズに入社し、人事や経理向けのERP※の大型法人営業を約5年間経験しました。元々、視野を広げたくてあえて興味のあった教育分野から外れた業界に飛び込んだのですが、チームを持たせてもらうことで、「人の成長」に向き合い、改めて教育分野に転身したいとの思いを持つようになりました。そんなタイミングで、社内託児所の立ち上げがあり、ぜひ一保育者として関わりたいと社内に掛け合い、異動させてもらえることになりました。

といっても、すべての業務をシフトしたわけではなく、週に2日は保育士、残りの週3日は引き続き大型法人営業という形で勤務していました。

保育業務はシフト制だったのですが、どうしても法人顧客との日程調整が難しくなることも増えてしまいました。お客様に私都合でご迷惑をお掛けすることは避けたいと思い、企画の部署に異動をさせてもらいました。

その後は、子どもが生まれるタイミングで産休と約2年の育児休業を取得。復帰後は、社内の導入コンサルの研修担当として約1年ほどこれまでとは異なる職種で経験を積ませてもらいました。

週に2日勤務していた当時の社内託児所にて、笑顔溢れる園児たちとの1枚。

※Enterprise Resources Planning (企業資源計画)の略。企業経営の基本となる資源要素(ヒト・モノ・カネ・情報)を適切に分配し、有効活用する計画および考え方のこと

——転職を考えたきっかけ

育休復帰後は研修等に携わらせてもらっていたのですが、業務を進めるなかで私自身が携わりたい領域は、0~6歳未満の未就学児であることに改めて気付きました。

そう思ったきっかけは、自分に子どもが生まれたことに加えて2つありました。

1つ目は、私が2歳の時からLABOという英語版のボーイスカウトで活動していた経験です。LABOでは、幼児から大学生までが同じ場でフラットに話し合い、全員で表現活動やキャンプ等を行っていました。小さい頃からの周りの人の環境がどんな成長につながっていくのかを、たくさん実感する場でもあり、特に「幼少期」の重要性を感じていました。

2つ目は、前職の社内託児所で「モンテッソーリ教育※」の考えを持つ園長先生がいらっしゃったことです。保育士資格取得のために学んだときには得られなかった、子どもとの接し方や「なぜ、今この場所にこのおもちゃを置くのか」「なぜ、このタイミングであえて声をかけないのか」等、一つひとつの行動の背景に理論があり、実際に保育の現場で日々子ども達が変わってくるのを目の当たりにしました。保育に正解はないと思っていますし、モンテッソーリ教育がすべての正解だとは思っていません。ですが、成長を探究する保育のプロとしての姿が私にとってとても印象的で興味深い経験になり、この分野、領域にコミットしていきたい、と思ったんです。

その後、育休中の1年を使って学校に通い、国際モンテッソーリ教師としての勉強をし、資格を取得しました。

※1907年にイタリア人医師のマリア・モンテッソーリが考案した感覚教育法。「子どもには自分で自分を教育する、育てる力がある」という「自己教育力」の考えを根底に考えられた教育法のこと

——ユニファとの出会いと入社の決め手

当時勤務していた託児所で、保育施設向けのICTサービスに関して情報収集をしていた時、「ルクミー午睡チェック」を知ったことがユニファとの出会いでした。

ソフトウェア企業の社員向けの託児所なので、今振り返るとかなりICT化はされていた現場だったのですが、当時は保育現場の紙とペンのアナログ業務の多さに衝撃を受けていました。どうしたらより効率化出来るのか、どんなサービスがあるのかを検索して見つけたのがユニファのサービスでした。

転職を考えた際に、改めて自身の興味がある業界でのソフトウェアやICT等、各サービスをネットで検索し、ユニファに再会しました。

直接コーポレートサイトの採用ページから応募をしたのですが、選考を進めていくなかでメンバーの「人」の良さがとても印象的でした。営業部長の山本とも話をした際、女性だからということもありますが、それだけではなく自身の思い描くビジョンの共有がしやすく、業務イメージがつきやすかったんです。いくつか他も受けさせてもらい、かなり迷ったのですが、自身が本当にやりたいことやユニファのパーパス(存在意義)・事業への共感度の高さからユニファの入社を決意しました。

“自分ごと”として動けるかどうかで、必ず道は変わってくる

——チームのミッションと1日の業務の流れ

私の所属する大型法人課のミッションは、名前の通りではありますが、保育施設を複数運営している「大型法人」と呼んでいるお客様に対するルクミーの認知拡大です。

現在は、保育施設を数十か所以上運営する大型法人のご担当者様に、ルクミーを提案するソリューション営業を行っています。

1日の流れとしては、まずはメールのチェックやタスクの整理から始まり、チームの朝会に参加します。業務の報告以外にも、タイムリーなナレッジ共有や成功事例をシェアする貴重な時間です。

その後は、日々の業務で異なりますが、大まかに言うと提案書の作成やリスト整理、顧客訪問、ご契約いただいたお客様へのフォロー等を行います。少しでもルクミーの魅力を伝えるために、試行錯誤しながら、チームメンバー以外にも、開発メンバーやカスタマーサクセス部等他部署と対話を重ねながら業務を進めていくことが多いですね。

——入社後に感じたギャップ

大きなギャップはなく、ユニファにいる「人」の印象も変わらず入社前と同じで魅力的ですね。人が良すぎると、切磋琢磨しにくい印象もあったのですが、指摘は指摘でちゃんと伝えてくれるのでありがたいです。そして指摘といっても「おせっかいかもしれないけれど…」等、誰でも優しい枕詞をつけてくれるのは、人の良さがあふれているなぁと感じます(笑)

驚いたことで言うと、入社後すぐに「保育博」という展示イベントの企画・運営を任されたことですかね。まだ全く定型化されていない状態で、「とりあえず1か月半後にあるイベントです!コンセプトからよろしく!」といった形で、前職でも展示会経験のない同時期入社の2人でどうにか形にするというスタートアップらしさを体感しました(笑)

保育博は、園経営者や保育業界の方のための見本市なのですが、すぐにお客様への提案にコミットできる環境でもあったので、イベントもたくさんの方にご来場いただき、貴重な機会と勉強にもなりました。このフェーズのユニファだからこそ、任せきってもらえる経験は本当に仕事として楽しかったです。

——仕事で大切にしているモットー

どんな状況でも『他責にしない』ということを大切にしています。前職からのモットーでもありますが、何事も自分ごととして動くことが起点になると思っています。

業務を行うなかで、「なんだか上手くいかない」ときは自分の行動量が足りなかったり、伝え方が悪かったりするせいじゃないかと自意識過剰なくらいに自分ごとにすることにしています。これ、真面目な方がやり過ぎると辛くなっちゃうと思うのですが、自分に甘い私にはちょうどいいモットーです(笑)

ユニファのバリューの「One More Step」に近いですかね。

大切な場所でいつか恩返しをするために、今の私ができること

——これから挑戦したいこと

実際に入社して感じたことなのですが、お客様含め、まだまだ保育業界のITリテラシーは他業種に比べると高くないと感じています。大型法人目線でいうと、他業務システムとの連携を含めたシステム全体像の描き方、システム選定・導入ノウハウなど、ソリューション営業としてリードできなければいけないものの、ユニファもまだまだ人、制度、機能ともに発展途上です。

保育現場の先生方、保護者の皆さん、保育事業を担う方々と一緒に、子ども一人ひとりの成長をあたたかくサポートできるよう、一歩一歩ではありますが丁寧に向き合い、一緒に解決に導ける動きをしたいと考えています。

また、将来的には私が生まれた故郷、北海道で保育園を創るのが夢です。

子どもが生まれてから、家族がどう変わっていくのか全く予想がつかず、人生プランを描きにくくなりましたが、いつか点と点がつながった先に、保育施設の先生がまたあるといいなと思っています。それまでは、「今」しかできないことに、全力で注力していきたいです。

その「今」が、まさにユニファでできることであると信じて、日々お客様と向き合っています。

——チームが求める人物像

大型法人やエンタープライズ営業経験者の方は、活躍できる場が大きいと思っています。また、子どもや社会起業家に対する思い入れが強い方もユニファには合っていますね。

私自身、入社前に「会社の風土が自分に合わなかったらどうしよう」と少し不安な部分もありました。

コミュニケーションの方法や仕事のやり方等、企業のカラーがある中で、ユニファに抱いてた柔らかく優しい印象と、自分自身の業務の進め方がどのくらいマッチするか分からなかったんです。

ただ、最終的には『環境は自分で変えられる、影響を与えられないならば入社する意味がない』という強い思いを持って、入社しました。

結果、自分の意見を伝えても嫌われなくてホッとしています(笑)

自分の意思と軸をしっかりと持ち、周囲に伝える力のある方は大歓迎です。私たちも全力で受け止める準備はできています!

3歳を迎えた娘の七五三。自身の妹(写真右)や家族と共に参拝し、みんなでお祝い!

《編集後記/Editer's Notes》
明るいニコニコ笑顔で終始インタビューにご対応いただいた丸伊さん。娘さんを愛する様子が各コメントからも伝わり、お子さんのためを考えたこれまでの行動や仕事に対する思いをお話いただきました。「自分らしさ」と芯を持って目の前の業務を行い、今後の大きな夢やビジョンを語っていただいた丸伊さん。今回は本当にありがとうございました!

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