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こんにちは、ユニファ採用チームです。本日は、プロダクトマネジメント部 ICT活用推進課でプロダクトマネージャー(以下PdM)を務める入佐さんをご紹介!プレイングマネージャーとして活躍する彼女がこれまで培ってきた豊富な経験と、ユニファで見据えるこれからの挑戦について語っていただきました。
※このインタビューは2022年7月時点の情報です
プロフィール
プロダクトデベロップメント本部 プロダクトマネジメント部 ICT活用推進課 課長代理 入佐素子
大学卒業後、エンジニアとして列車無線や公共事業無線システムの会社に入社し、Windows上でのアプリケーション開発を経験。その後、銀行の基幹システムを含む、業務系システムの開発を経験後、Webアプリケーションの開発にサーバサイドエンジニアとして携わる。産休・育休を経て、システム開発・プロジェクトマネジメントの最前線でこれまでに約25年の経験を持つ。
プライベートは3人の子ども(下の子は双子)の母親。最近の趣味は天体写真撮影で昔から興味があり、子どもたちが大きくなってきたタイミングで再開。機材を揃え、月齢、天候などの最良日を定め、仲間と共に撮影を楽しんでいる。
これまでの枠を飛び出し、自分の可能性を見出したい。スキルを活かして新たなチャレンジを決意。
──これまでに培ったスキル
学生時代は物理学専攻。プログラミングは全くの未経験で、私のエンジニアとしてのキャリアがスタートしました。大学卒業後は、大手電機メーカーの子会社で無線機システムに携わり、その後銀行の機関システムやソフトウェアの開発及び提供企業でエンジニアとして様々な経験を積んでいきました。
2度の産休、育休そして復帰後、私自身の働き方を見直すきっかけとなる出来事が続き、仕事と家庭の両立を模索する日々が続きました。そんな中、当時は珍しかったリモートワークが可能なエンジニア業務の転職先を見つけ、オンラインのプログラミングシステム開発に携わることになりました。今でこそリモートワークが定着していますが、当初はzoomなどのミーティング用ビデオ通話機能はなく、他の社員は出社が基本だったのでコミュニケーションを取るのに苦労をしました。一方、今思うと現在の働き方のきっかけを作れた貴重な経験でもあり、基本的なリモートワークでのプロジェクトの進め方や協働の仕方を学ぶことができました。
さらなるスキルアップを目指し、前職となるシステムインテグレーションなどのソフトウェア開発会社に転職をしました。そこでは開発リーダーとしてお客様の要求を正しくヒアリングし、システムの機能に落としこむところから、開発フェーズ、リリース、運用フェーズも含めてお客様の要求をお伺いし、運用とシステムとのバランスを模索してきました。
──スキルを活かしてユニファに決めた転職軸
転職軸は “自社プロダクトに直接携わること” で、終始ぶれることはありませんでした。これまで経験した会社は全て受託業務という枠組みでした。エンドユーザーの予算や要望など、枠に合わせた提案や開発を行う受託業務では、自身の裁量やスキルを生かし、責任を持って取り組むことができました。一方、その大切なエンドユーザーを身近に感じることが受託では難しいことが多く、見えないもどかしさを感じていました。
自社サービスを持つということは、自分たちで事業を作り、その後もそのシステムを支え続けることができるため、長期的な視点からも魅力でした。どんなシステムでも、必ず年月が経てば大小問わず不具合が出てくるものです。技術的負債を最小限に、5年以上経過したシステムが健全な状態でビジネスを成立させていく挑戦をしたいと思ったんです。
──ユニファを選んだ理由
ユニファを知ったのはエージェント経由でしたが、解決を目指す社会課題に私自身がとても共感をすることができたのが大きかったですね。これまで保育や福祉の領域では本当にたくさんの方々に家族共々お世話になってきたので、恩返しをしたい気持ちもありました。
また、入社前の段階で今後の業務内容について詳しく説明を受けることができ、「ルクミー」の基盤システムのPdMとして携わることができる責任と、やりがいの大きさを感じたことも決め手になりました。
チームプレーの中で個々を尊重する。組織を支えるために今の私ができること
──PdMの業務について
現在は各プロダクトを担当するPdMが所属しているICT活用推進課の課長代理として、4名のメンバーのマネジメントを行っています。日々の業務で何かつまずく場面などがあれば、その課題を一緒に解決できるよう、丁寧にコミュニケーションを取るように心がけています。
ユニファのPdMは、開発チームのディレクションの他、ビジネス的なグロースを実現するための設計やコスト管理能力が求められます。ビジネス理解をしながら、それをユニファのシステムを通じてどう貢献していけるかという視点が常に求められます。
また、現在ルクミーの基盤システムを担当していますが、ルクミーに対する様々な要求は、この基盤が保持する情報が起点となってシステム設計をすることも多いので、私が窓口となり他のプロダクト担当エンジニアや営業サイドと連携することも多いです。
──エンドユーザーを身近に感じるれるのは、ユニファメンバーが近いから
これまでは、受託業務でエンジニアやマネージャーとして業務を遂行していました。決められた枠でいかにエンドユーザーの要望を実現し、新たな視点を生み出せるか、という点においてはやりがいも感じていましたが、どうしてもお客様の声を直接聞きづらい部分もありました。
ユニファでは、担当業務上横の部署とのやりとりがとても多く、実際にどんな声があがっているのか、悩みや反響があるかを直に聞くことができています。
チーム内の出来事だと、先日男性メンバーに新たな家族が誕生しました。そのメンバーから奥さまの妊娠報告を受けたときはチームみんなで歓迎し、真っ先に「育休とらなきゃね」と声を掛けました。私は、この言葉が常に ”こうであって欲しい” 、 ”この言葉が当たりまえである社会、文化であってほしい” と思っています。今は他のメンバーたちと協力しながら、彼の復帰を心待ちにしています。
プレイングマネージャーだからこそ、ユニファで達成したい次の挑戦
──25年のスキルを活かし、私が次に学びたいこと
日々システム基盤の保守開発ディレクションとマネージャー業務の二軸で業務を進めていますが、今後の挑戦は顧客利益とプロダクトの継続性を高い次元で両立させていくことです。ユニファ、ルクミーのプロダクトに関わる全ての人には幸せになって欲しいと思っています
そのために、まずは今の自分ができることのひとつとして、レベルアップを図るべくビジネスを更に深く学んでいきたいと思っています。PdMとして今後プロダクトの利益を生み出し、そこで満足するのではなく生み続けることが重要になっていきます。
また、私自身の役割を全うしたうえで、これまでの長年の経験を活かし会社に更に貢献できるよう、今後もユニファの成長に関わっていければと思っています。
──こんなチームメンバーを待っています
まずは、私自身がそうであったようにユニファの事業に共感し、そして同じ方向を向いていただける方が良いと思っています。
そして、自分の仕事を自発的に推進できる方が合っていると思います。チームメンバーには、なんでも「一人で解決しよう」ではなく、「一緒に解決しよう」と思って欲しいです。一人ではできなく、チームで取り組むからこそ、会社として新たに生み出せるものがあると思っています。今のメンバーは推進力のある人達が揃っているので心強いですね。
《編集後記/Editer's Notes》
これまでのご経験を丁寧にお話してくださり、チームメンバーをとても信頼している様子が伺えました。趣味の天体写真撮影や、ご家族のことなど、終始優しい表情でお話される姿が印象的でした。入佐さん、ありがとうございました!