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【CEO×開発リーダー対談 vol.1】プロダクトは「協働」から生まれる。“まだ世の中に存在しないサービス”を作る私たちが大切にしていること

CEO×開発リーダー対談

デジタルマーケティングの領域において、これまでになく複雑で大規模なデータの蓄積・管理・運用・分析が求められるようになった2020年代。

UNCOVER TRUTHでは、こうした時代の変化に即して、様々な最先端の技術を取り入れたサービス提供をスタートしています。

その一環として注力していることの1つが、独自のツール開発です。現在、Webサイトのコンテンツ分析ツール『CONTENT ANALYTICS』の新規リリースに向けて開発が進んでいる他、近日中に新たな開発プロジェクトも立ち上がる予定です。

こうした「今までのデジタルマーケティングの常識を書き換える」当社の新サービス開発プロジェクトに、エンジニアとして参画する面白さとは、どんな部分にあるのでしょうか?

CEOの石川と開発リーダーに、当社ならではのプロダクト開発の特徴について、詳しく話を聞きました。


既存サービスにはない、画期的な仕組みを取り入れた分析ツールを開発中!

ーー現在、開発中の「CONTENT ANALYTICS(コンテンツアナリティクス)」の特徴について教えてください。

石川:コンテンツアナリティクスは、Webサイト内のコンテンツを自動で分割して「どんなユーザーが、何を見て、どんな行動をしたのか」を定量的に可視化する解析ツールです。

このツールを導入すれば「ユーザーゴールに対し、どのコンテンツが貢献度が高いのか」を一目で理解できるので「何を強化、もしくは改善するべきか」の検討・判断がしやすくなります。

開発リーダー:「コンテンツの自動分割」がこのツールの1番のポイントですね。既存ツールにはない、当社独自の仕組みです。

既存のログ解析ツールやヒートマップツールでも、自社サイトのコンテンツ評価は可能なのですが「コンテンツごとに切り分けた解析」は非常に複雑で手間がかかるものでした。また、分析結果を活用するためには、担当者にもデータ分析の知識や経験が求められ、迅速な施策への反映が難しかったのです。

しかし、コンテンツアナリティクスを使えば、簡単なタグ設定1つでコンテンツごとの分析が可能に。誰にでも有効なコンテンツがわかるので、施策にも落とし込みやすくなります。これまでの課題が一気に解消される、画期的な解析ツールです。

石川:現在、2021年中のリリースに向けて一部のお客様にテスト導入いただいている段階なのですが、反響も大きく、サービスへの期待をひしひしと感じています。

当社の開発ツールの根底には「クライアントのマーケティングに貢献するのはもちろん、ユーザー体験(UX)をより良いものにしていく」という思想があります。

ユーザーにとっても、常にベストな情報がリアルタイムで得られ、より良い生活につながるようにーーまさに、私たちのビジョン「ユーザー主導の世の中へ」を体現すべく、開発を進めています。

ーー2021年には、さらに大規模なプロダクトの開発も新たに始まりますね。

石川:はい。ビッグデータを有する大企業と組んで、同社のデータ資産を活用したCDPプロダクトの開発をスタートします。

このプロダクトを活用すれば、より幅広く、多様なユーザー行動データを集約した管理が可能になります。ユーザーの解像度を上げて、より効果的なマーケティングが実現できることでしょう。

まだ詳細をオープンにはできないのですが、目指していくのは「マーケティング分野における日本一のプロダクト」。本格的なプロジェクト始動に向けて、現在、準備を進めているところです。


徹底的なディスカッションで、プロダクトの品質に磨きをかける

ーー新規プロダクト開発において、お二人はどんな役割を担っているのしょうか?

石川:プロダクトのグランドデザインを描いて、伝えるのが私の役目ですね。事業戦略におけるプロダクトの位置づけや「どんな課題を解決して、どんな世界を実現したいのか」といった設計思想を、プロジェクトメンバー全員に理解してもらうようにしています。

開発に関する実務は、専門であるエンジニアやアナリストの領域ですので、設計段階からは基本的に彼らに任せています。私自身は、メンバーが向かう先に迷いやズレが生じないよう、大きな方向性を指し示すことに徹していますね。

開発リーダー:私はエンジニアサイドのリーダーを務めています。石川さんやプロジェクトメンバーとディスカッションしながら決定した事柄を基に、具体的な開発内容を取りまとめ、実際に進行していく立場ですね。少数精鋭のエンジニアチームですので、マネジメントだけではなく、ベースとなる部分の実装なども担っています。

コンテンツアナリティクスの開発プロジェクトには、プロダクトオーナーである石川さんや我々エンジニアに加えて、企画チームとしてアナリスト、アカウントプランナー(AP)、デザイナーなど複数の職種のメンバーが参加しています。

プロダクトの品質を高めていきたい気持ちは皆に共通していますから、ミーティングではポジションに関わらず忌憚のない意見が飛び交います。

分析の仕方やロジックをどうするか、どのような機能を追加するか――誰か1人で決定するのではなく、プロジェクトメンバー全員でブラッシュアップしていく。それがUNCOVER TRUTHの新規プロダクト開発の基本姿勢だと感じています。


専門性の高いデータ分析ツール。だからこそ感じられる開発の醍醐味

ーーUNCOVER TRUTHのエンジニアとして活躍するには、どんな姿勢が重要だと思いますか?

石川:自社サービス開発の主力となるエンジニアとして、特に重要なのが「企画チーム(非エンジニア)との協働」です。

周囲と積極的にコミュニケーションを取り、エンジニア以外のメンバーの視点を理解し、チーム開発を楽しむ。そんな姿勢を持ったエンジニアには、とてもエキサイティングな仕事ができると思いますね。

ーーリーダーは、実際に開発に携わってみて、どんな点に面白さを感じていますか?

開発リーダー:「非エンジニアと協働すること」に関連しますが、「データ分析」という専門性の高いBtoBサービスを、ハイスキルなアナリストたちと一緒に、こだわり抜いて作れるのが、UNCOVER TRUTHの開発業務最大の特色だと思います。

当社のアナリストは、様々な分析ツールの知識を豊富に持ち、ハイレベルな分析を日々実践している専門家です。また、APもマーケティング業界の最前線に立つプロフェッショナルです。彼らと協働し、その意見を反映しながら理想の新しいサービスを作るのは、刺激的でとてもやりがいがありますよ。

幅広いエンドユーザー向けの一般的なWebサービス開発とは、また一味違う経験ができていますね。

ーーなるほど!その一方で、専門性の高いツールだからこその難しさを感じる場面もあるのではないでしょうか?

開発リーダー:はい。決して簡単ではないですね。例えば、今開発中のコンテンツアナリティクスでは、データベースに蓄積される大量のログデータを、短時間で分析レポートとして表示する必要があります。システム全体のキャパシティに適したロジックを考えながら「どのように画面にデータを反映させていくか」には、ものすごく頭を使いましたね。

最近では、よりリアルタイムに近い分析レポートを表示するために、BigQueryに対する集計ロジックを見直して、レポートを表示するまでの時間を大幅に改善しました。メンバーからのアイデアをもとに、知恵を出し合って形にしたんです。難易度が高いからこそ、実現できたときの達成感は大きかったですよ!

ーーどんな開発経験がアドバンテージになるでしょうか?

石川:マストではないですが、大規模データを扱った開発経験があれば、勘所がわかるので取り組みやすいでしょう。

ただ、これはビッグデータ関連の経験があれば十分ということではありません。私たちが何より大切にしたいのは、これまでにないプロダクトを開発するミッションに共感し、意欲的に取り組んでもらえることなのです。

開発リーダー:確かに、そこは最も大切なところですね。今活躍しているエンジニアたちは、開発経験が豊富であると同時に、強い情熱を持ってプロダクトづくりに携わっているのが共通点だと思います。

自発的に取り組んでいるからこそ「もっとこうした方がいいのでは?」「この部分の改善方法を考えたので共有したい」という提案も活発です。ユーザーの購買データを扱うことに興味を持って、マーケティングの知識をどんどん吸収しているメンバーもいますね。

自ら主体的にサービス作りをしたいエンジニアにとって、当社は最適な環境なのではないかと感じています。

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