1
/
5

人事評価にも活きるベストセラー「問題解決大全」で絶対押さえておきたいポイントをエンジニアが解説<前編>

皆さん、こんにちは!うるるの神崎です。

先日、弊社ではエンジニアによる「輪読会」が行われていました。


「社内の勉強会を活性化したいよね」「新卒社員に加え中途社員も続々と増えてきている中で、新たな学びの機会を得る時間が作れたらいいよね」なんていう話から開催が決まった輪読会。

普段は異なる部署で働いている、20代半ばのエンジニアメンバーが定期的にミーティングを重ね、実現までもってきてくれました。(こういう取り組み、もっと増やしていきたいですね!)


気になるテーマ書籍はこちら!


「問題解決大全 ~ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール~」


2017年ベスト級の名著とも言われるこちらの書籍を推薦してくれた先輩エンジニアに、推薦理由を聞いてみたところ、2つの理由があったとのこと。


①輪読会向きな構成と内容
・章ごとに内容が独立している
・業務都合で参加が難しい回があったとしても、ダメージが少ない
・過去の経験により感想や見解が分かれ、ディスカッションを活発に行うことができそう


②人事評価の観点でも活きてくる
・年に2回行われるうるるの人事評価には、PDCAそれぞれに対する評価項目がある
・この書籍には、問題発見/解決/振り返りそれぞれの手法が紹介されている
・座学として学ぶだけだなく、実際の行動にも繋げられる可能性がある



確かに、知識としてただ単に情報を得るだけではなく、日常的に求められているアクションに直結し得るインプットとなると、より自分事になって良いですよね。なるほどな~と思いました。

「この問題解決方法がベスト」ということを訴えかけてくる訳ではなく、様々な問題解決方法が存在する中で「どの方法も一長一短だから使い分けよう」という内容になっているのが、この書籍の特徴でもあり魅力でもあるようです。



さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

今回は、第1回目ということもあり、ここまで旗振りをしてきた3名のエンジニアが発表を行いました。

その内容を3回に分けてお届けいたします。


①「キャメロット」と「ピレネーの地図」 ← 本日はこちらです
②「スケーリング・クエスチョン」と「二重傾聴」
③「ミラクル・クエスチョン」と「機会費用」



お昼ご飯を食べながら、和やかな雰囲気でスタートです。




1人目の発表者は、えんフォト事業部 開発チームの堂上です。

堂上とは、新卒ゼロ期生として入社したエンジニアですがあっという間に社会人2年目に突入し、最近では19卒の内定者インターンにおいて、育成担当を担っています。

堂上のまとめたテーマは、「キャメロット」「ピレネーの地図」の2つです。


キャメロット ~問題を照らす理想郷という鏡~


ある事象に対し、まずは理想な状態を想像できるだけ洗い出し、次に実態を洗い出す。両者の間で発生するギャップがなぜ生じるのかを発見すると同時に、そのギャップを埋めるべくして課題解決を行う、という問題の認知及び解決方法が「キャメロット」とのこと。


つまるところ・・・

・・・と、ノーベル経済学賞に輝いたサイモン先生。分かりやすく着地させてくれました。


この書籍には、因果関係を直線的に遡ることができ究極の原因にたどり着けると想定する「リニアな問題解決」と、原因と結果の関係がループしている(因果ループができている)ことを重視した「サーキュラーな問題解決」といった大きく分けて2つの問題解決方法が紹介されているのですが、キャメロットは前者になりますね。

(皆さまお察しの通り、今回のブログはいつになく真面目モードに突入しております・・・!)



ピレネーの地図 ~間違ったプランもないよりまし


こちらは、問題解決策を実行するにあたっての方法の1つです。

本来、目の前で発生している問題解決を意図していない解決方法を用いてまずは実行してみる。その中で、当然発生する不都合を都度解消していく、という方法です。



「どっちに進めばいいか分からないよ~・・・涙」という状況に陥ったとき、希望の光となるということですね。ただ、実態調査を怠ったらだめだヨ、次に同じことが起こった際もこの方法が使えるとは限らないからネ、というまとめで堂上の発表は終了です。



この日、インターン出社していた19卒内定者も、真剣な眼差しで聞き入っていました。(写真中央)


次回は、「スケーリング・クエスチョン」と「二重傾聴」 についてお届けいたします!

お楽しみに!

株式会社うるる's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 智恵 神崎's Story
Let 智恵 神崎's company know you're interested in their content