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ITスキルを「未経験の0」から「1」へ(前編)

採用広報室のドラゴンです。
今回は、新卒向けUGアカデミーのなかで20新卒から取り組んでいる「ゼロイチ講座」についてご紹介いたします。
ゼロイチ講座を担当する”なたね”、”いささか先生”にインタビューを行いました。

なたね:2019卒入社。「新卒向けUGアカデミー」1期生。第1インソーシング事業部のメンバーとしてお客様をご支援しつつ、20卒向けアカデミー、21卒向けアカデミーの企画・運営に携わっている。
いささか先生:2016卒入社。「UGで多くの企業を経験し、30歳で中学高校の教諭になります!」と宣言してUGに入社。第1インソーシング事業部のメンバーとしてお客様をご支援しつつ、UGアカデミー初年度から19卒向けアカデミー、20卒向けアカデミー、21卒向けアカデミーの企画・運営に携わっている。

ゼロイチ講座とは


――本日はよろしくお願いします。まずは「ゼロイチ講座」とはどういったものなのか教えてください。

なたね:ゼロイチ講座は当社のスキルレベルのハードスキルにフォーカスし、コーポレートエンジニア未経験の新卒メンバーが、「無知識未経験【評点0】」から、「基礎的な知識を持っている【評点1】」状態になることをサポートする講座です。


2021年6月時点では、10種類の講座を実施しています

・プロジェクトマネジメント
・IT戦略/システム企画
・セキュリティ(アプリ/インフラセキュリティ、運用設計)
・セキュリティ(IT統制)
・プログラミング/テストプランナー
・OAインフラ(ネットワークテクノロジー)
・OAインフラ(プラットフォーム/DBテクノロジー)
・OAインフラ(Strage/SAN/TEL/クラウドテクノロジー、ファシリティマネジメント)
・システム運用
・ユーザーサポート

20卒向けアカデミーからスタートし、今年で2年目になります。
2020年度は月1回の講義を行い、私たち2人のほかに1名を加え、3名体制で講義内容を企画しつつ資料も準備しながら進めていました。2021年度は昨年取り組んだ講義内容や資料をベースに、各講座をブラッシュアップしながら毎月2回開催のペースで企画運営に取り組んでいます。

いささか先生:昨年はゼロからのスタートで月1回開催するのが精一杯でした。講義の企画をして準備して、終わったらただちに次の講座の企画をして、という自転車操業状態だったんですよね。この努力の甲斐もあり、今年はスピードアップすることができました。

――スキルレベルの評価項目にはハードスキル(ITスキル)だけではなくソフトスキルもありますよね。こちらのゼロイチ講座は行っていないのですか?

なたね:はい、ソフトスキルは「ゼロイチ講座」としては取り組んでいません。ソフトスキルのなかでもビジネススキルについては、社外のプロフェッショナルな方に依頼して、新卒向けUGアカデミー設立当初から教えていただいています。すぐに到達できる目標を目指すよりは、より長い目線でビジネスパーソンとしての成長を目指して、さまざまなテーマで課題やディスカッションに取り組んでいます。ソフトスキルはそのほうがよいだろうと、話し合ったんです。

――ゼロイチ講座では実際どのようなことを教えているのでしょうか?

なたね:評点が「0」、つまり、自分がまだ知識や経験を得ていない項目は、その項目の「1」以上の評価基準を見ても、それが何を指しているのか、コーポレートITの分野でどのような仕事ができるようになったらスキルとして認められるのか、わからないと思うんですよね。なので、それぞれの項目について、全体の概念やそこで必要となる知識がどういうものなのかということを伝えています。


いささか先生:具体的には、ITパスポート基本情報技術者試験の範囲や難易度を基準として、我々企画者が実際の業務をするなかで必要と考えた項目を取捨選択しています。私自身が入社1年目のとき「何がわかっていなくて困ったかな」「これがわかっていたら楽だったな」などと思い出しながら企画しています。

――すべてオンラインで開催しているのですよね?

なたね:はい。ゼロイチ講座に限らず、新卒向けUGアカデミーの各講義は全てオンラインで開催しています。ずっと聞くばかりだと受講する側も集中力を保つのが難しいので、積極的にマイクオンにして発言をしてもらうようにしたり、チャットでコメントをしてもらったりしています。講義を始めるまえにアイスブレイクの時間をとって、全員に少しずつ話してもらうなど工夫していますね。

いささか先生:ワークの時間を取ることも大事にしています。ちょうどよい難易度のワークを企画するのが難しいのですが、「自分で考えてみよう」という時間は意識的に講義の中に盛り込むようにしていますね。

なたね:みんなオンラインの環境に慣れているので、自然に盛り上がってくれるし、積極的に参加してくれますよね。

いささか先生:盛り上がり方も人それぞれなので、ワークの時間をとることで、自分なりの参加の仕方ができるという意見もありました。
それから、オンラインだと講師が話している最中でもチャットで質問ができるのがよいですね。私が講義をしている最中に質問のチャットがきても回答できないことが多いので、なたねさんがチャットで回答してくれています。2名体制で推進することでうまく講義ができていると思います。

なたね:協力しあってできていますね!私が講師のときも、「ではここでいささか先生、コメントお願いします」という感じで話題を振ったりもします。

――ゼロイチ講座を通して、関係者や受講生から印象的なフィードバックはありますか?

なたね:私が講師を担当した回は、受講生のみんながお客様をご支援し始めてすぐのころだったので、「お客様先でやっていることの整理ができました」などとコメントをもらったのは嬉しかったですね。

いささか先生:「いささか先生は教えたがりだから、いかに教えないようにするかポイントだね」と、教育研修室長の岡部さんから言われたことがあるんです(笑)20新卒メンバーからも「もっと自分で考えたり手を動かす場面、ディスカッションする時間が欲しかったです」というフィードバックを受けました。いかに自分が話しすぎず、かつ押さえてほしいポイントはしっかり説明するか、工夫を重ねた結果、今年の受講生からは「ワークの時間が多くてよい」とコメントをもらっています。

――実際「ゼロ」から「イチ」になれているのでしょうか?

なたね:20卒向けアカデミー受講メンバーのハードスキルレベルの評価ということなら、「1」に上がった人もいれば「0」のままの人もいる、というのが現状です。

いささか先生:この講義を受講してくれたら自動的に「イチ」に上がるということではありません。スキルレベルの変更は自己申請が基本です。その申請が評議員に承認されると評価点は上がります。なので、いかに「ゼロ」が「イチ」になったのか、学んだことを自ら説明する必要があるんです。

ゼロイチ講座が目指すもの


――新卒アカデミー全体でゼロイチ講座の位置づけを教えてください。

いささか先生:新卒向けUGアカデミーでは、新卒が入社3年で当社のスキルレベルをL2Aに上げることを目指しています。L2Aになるために、先程ご紹介したビジネスパート、ITパートの取り組みをやっています。3年間のカリキュラムを企画する際、こちらに示しているハードスキルを伸ばしていくにはまず各項目を0から1に上げ、次に1から2、3、その後4,5、6と段階的に年次ごとのレベルアップを想定できるようなものにしたいね、と議論をしました。その最初がゼロイチ講座であり、2年次以降は、2~3、4~6と上げていく講座を別に企画運営しています。19新卒、20新卒は現在この講座を受講中です。21卒はゼロイチ講座をスピードアップできたこともあり、次のステップへ早く進められるのではと考えています。


なたね:ただし、評点を2以上に上げていくには実際の経験も必要になってきますし、各自がどのスキルを伸ばしたいのかという視点も大切です。講座としてはまんべんなくスキルアップできるように用意していますが、実際にどの項目をレベルアップしていくのかは本人次第です。講座を受けて「こういう取り組み方をすればいいんだ」と気づきを得て、実際にお客様先で学んだことを活かしながら、その分野の業務にチャレンジすることで実務経験を積んでいくという流れができればよいですね。
私自身、3年次のカリキュラムを受講中ですが、各項目の目指すべきところは講座で理解できますが、経験としてはまだ足りないなという項目がいくつかありますね。チャンスがきたらチャレンジしたい、と思いながら、今はお客様先で目の前の課題に向き合っています。

いささか先生:もちろんすべての項目を5までレベルアップできたら理想ですが、現状のカリキュラムではスケジュール的に難しいと思います。また、実際にお客様のコーポレートITの課題感を想像したとき、多くの場合に共通して必要となる知識とそうでないものがあると思います。自分が担当するお客様や興味関心に基づいて、各自が取捨選択してレベルアップをしているのが現状です。


――企画段階で苦労したことを教えてください。

なたね:20新卒向けアカデミーのゼロイチ講座を企画し始めたのは、私が新卒向けUGアカデミーの企画運営に携わり始めてすぐのときでした。この仕事は、それまで経験してきたお客様先でコーポレートITの課題に取り組む活動とは頭の使い方が大きく異なるのを感じましたね。ゼロイチ講座としてはこの年が初めての取り組みだったので、なにも無いところからの取り組みだったんです。それこそ「ゼロイチ」ですね(笑)前例がないので「本当にこれでいいのかな」と考えつつ、意見を出し合いながら作っていかなければいけない。成功する確証を持てないなかで講義に取り組むので、「受講生からはどういうフィードバックがあるだろう」と不安に思うこともありました。でも確証を持てなくてもとりあえず議論の場に出してみると、意外と受け入れてもらえたり、そこから新たな視点やアイディアが生まれたりするんだ、ということが実感をもってわかりました。これを繰り返しているうちに「そこまで身構えずにとりあえず出そう!」「実践しながら考えていこう」という心持ちでいられるようになったんです。

いささか先生:なたねさんが新卒向けUGアカデミーの企画、運営に携わる前はもっと迷走していたと思います。初年度である2019年度は、「なんとなくゼロイチ講座のようなものがあったらいいんだろうな」「でもその内容はどんなものがよいのだろう」とモヤモヤした状態がありました。当時も今も変わらない「一番の学びはお客様企業のご支援のなかにある(仕事を通して学び続ける)」という考えのためです。お客様をご支援するなかでの学びを最大化するために、UGアカデミーという枠組みでどういう内容を扱ったらいいのかなと悩みましたね。当時はゼロイチ講座という形ではなく、受講生それぞれのお客様先での学びをシェアするという内容でした。しかし、受講生から「せっかく集まるのであれば、体系的な知識をインプットしたい」というフィードバックがありましたし、当時の事業部のマネジャーからは「柔軟に学ぶことができるメンバーが入社してくれているので、その土台となる基礎的な知識を短期間でインプットしたらよいのではないか」という意見ももらいました。こういった意見を踏まえて、新卒向けUGアカデミー2年目にゼロイチ講座を企画したんですよね。

――ありがとうございます。
次回は企画段階の議論や、今後の野望などを聞いていきたいと思います。ご期待ください!

▼後編はこちら

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