みなさんこんにちは、総務部森永です(^^)/
各部署の役割や展示会についてご紹介している本シリーズ!
今回は、新たな海外進出を目指す新規事業の挑戦をぜひご覧ください✈
「和の優しさを世界に」──食文化の越境に挑む
新規事業では国内にとどまらず、世界へとフィールドを広げています!
海外でも「和の文化」や「美味しさ」を広める“新しい価値”を創造するため
挑戦と活動を続けています。
その第一歩として和素材を使った日本の習慣を海外の方々に体験してもらいたい
という思いから、シンガポールで開催される「Food Japan 2025」への出展を決意!
なぜシンガポール?海外展開のスタート地点
「ふわふわシート × 日本の文化」の最終的なゴールは
アイスクリーム消費大国 アメリカの食卓に
「もちで包む」という "新しい習慣を根付かせる"こと!
この日本独自の食文化をアメリカの人々に日常のデザートとして
楽しんでもらう未来を描いています(*^^*)
…とはいえ、文化も好みも異なる海外のターゲットに対し
私たちが想定する年齢層、購買動機、味の好みが本当に合っているのか?
それを確かめるには、実際に現地に赴いて調査する必要があります。
さらに、アメリカは世界中の企業が参入を目指す超競争社会。
そんなアメリカの食卓に本当に “文化・習慣” など届けられるのだろうか?
この新規事業のあまりに遠い夢はみんながピンと来ていないのが現実です…
その夢を夢のままで終わらせないように。
もっとみんなに身近に感じ、そして見てほしいと願いを込め
夢の第一歩として、今回コンパクトで多様性のある海外市場での挑戦を決意しました!
そこで選ばれた舞台が、シンガポール!
親日的な文化を持ち物流・商流のハブとして知られているシンガポールは、
マレーシア・インドネシア・タイなど周辺国からも一目置かれる存在。
ここでの反応が東南アジア全体の広がりにも繋がると考え、挑戦の地として選びました◎
▲英語・中国語が公用語のため、製品紹介動画も英語版を活用♪
老若男女が並ぶ長蛇の列?!大盛況上野忠ブース!
2日間のビジネスDAYを終え、最終日は一般消費者も入場が可能に◎
BtoBを中心とする上野忠では、普段は見られない光景でした…!
この機会にInstagramのフォロー&メンションで
「もちアイス」試食企画を実施したところ
なんと1日で約300人のフォロワーを獲得!
企画参加のためにその場でInstagramをはじめるご年配の方や、
「どこで購入できるの?」という前向きな声も多く
アメリカ以外でのBtoCの可能性も見えてきました(^^♪
世界で注目を浴びる「抹茶」!新商品開発のテーブルテストも同時実施!
展示会前の現地視察で印象的だった和素材「抹茶」
今回の展示会では、試作品として抹茶ふわふわシートを製造・提供し
来場者に実際に試食してもらう“テーブルテスト”も同時に実施!
消費者の反応を直接確認できたことで
新たな商品展開に向けた具体的な方向性をつかむことができました!
ー 株式会社上野忠 【bakery🍞】(@uenochu1947) • Instagram写真と動画
シンガポールの文化と新たな気づき
なぜこれほどまでに反響があったのか?
調べてみると、シンガポールの環境や食文化が大きく関係していました(゜-゜)
シンガポールは年間を通して高温多湿な気候のため
冷たいデザートの需要が安定しており
アイスクリームの消費量もアジアの中では比較的多い国です。
▲スーパーでは食べきりからファミリーサイズまで、様々な種類のアイスがずらりと並ぶ
また、外食文化が根強く、家庭での調理よりも完成品を購入するスタイルが一般的なため
アイスクリームと親和性が高い市場であることがわかりました(◎_◎)!
また、第一産業がほとんどなく輸入中心の国だからこそ
完成品を輸入する方がコストを抑えられるという発見も…
今回の参加を通じ、国ごとの文化や生活スタイルの違いによって
求められる商品やターゲットが大きく異なることを実感しました!
現地に足を運んだからこそ、リアルなニーズをつかむことができ
「和」を世界に届けるための新しいアイデアも生まれました。
こうした気づきは今後の展開に向けた大きなヒントとなりそうです(^^)
後編では、この新規事業が目指す未来や、社内での挑戦について深掘りしていきます!
▶▶▶次回【新規事業の挑戦 / 後編】挑戦はまだ始まったばかり!和素材を世界に届ける仕組みづくり