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「住宅購入に”迷い”が無い社会を」高い目標で社内ギネスを塗り替え続ける仕入れマネージャー

ツクルバでは事業成長に伴い、2025年卒の新卒採用から採用規模を大きく拡大しました。そこで、この記事ではツクルバで活躍する若手メンバーを紹介していきます!第6回は、2023年に中途入社した田嶋をご紹介します。

田嶋 宥利(たじまゆうと) ボックス事業部 デベロップメント部 仕入チーム マネージャー 2021年に立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科を卒業。 前職では大手不動産デベロッパーにて不動産の仕入れ営業と新卒採用担当を経験し、2023年8月よりツクルバへ中途入社。 現在はボックス事業部デベロップメント部にて仕入れ再販業務に従事。 2024年8月より仕入れチームのマネージャーに就任し現職。

「目的や熱量がないと何事も面白くない!」大学で気づいた、自分の人生を豊かにするために必要なこと。

ーはじめに、大学生時代に打ち込んでいたことを教えてください。

 大学に入学してからの半年間くらいはとにかく色んなことをやってみようと思い、6つのサークルに入っていました。しかし、全く熱中することができず、特に目標もなくだらだらと過ごす時間に退屈していました。「もっと何かに打ち込みたい」と思い立ち、よりメンバー全員で高みを目指せそうな体育会の弓道部に入りました。弓道部では個人・団体共に全国大会に出場する程、熱中して活動していました。思えば大学以前から目標を立てて逆算して行動していて、「目標に向かって熱量を注ぐこと」が好きな人間なのだと再認識しました。この気付きは、就活や今の人生選択に活きていると思います。

 弓道部以外に熱中したのは、大学3年次にお笑いサークルの立ち上げをしたことですかね!当時はラランドさんや真空ジェシカさんなどの大学お笑い出身の芸人さんたちが売れ始めた時期で、「こんなに盛り上がってる界隈があったのか!自分の大学にもお笑いサークルあったら面白そう!」と思い、サークルの立ち上げに至りました(笑)。友人と2人で立ち上げたのですが、80人程度まで組織を拡大して、熱中して取り組んでいました。

大学時代に熱中したお笑いサークルでの写真

ーツクルバに中途採用で入社されたとのことですが、前職でのご経験と、ツクルバに転職した経緯について教えてください。

 前職は大手の不動産会社で、2年半勤務しました。最初の1年半は不動産の仕入れ営業を担当しており、新卒1年目から早く1番になりたいと強く思っていたので、毎日夢中で仕事をしていましたね。新卒1年目は「質」では先輩に勝てないと思ったので、とにかく「量」をこなそうと思い、誰よりも早く来て誰よりも遅く残る日々を送っていました。その結果、営業マンとして貰える賞は全部貰えました。自分が1年間本気で仕事と向き合ったらどんなものなのかを知ることができたので、この頃から将来的な独立を考えるようになりました。

 前職では現場で成果を上げた社員が新卒採用をする文化があったので、2年目の途中で人事に異動し、1年間新卒採用担当を行いました。当時は何百人もの学生と面談を行う日々を送っていたのですが、面談をする中で就活生と一番多く話した話題が、志望動機でもガクチカでもなく「どんな人生にしたいか」でした。何百人もの就活生とそのような話をしていると同じ質問がブーメランのように自分に返ってきて、「これから自分の人生どうしようかな」と考えるようになりました。そのときに「サラリーマンという属性って成長しづらいんじゃないか」と心の奥で感じていることに気付いてしまったんですよね。

 一般的にサラリーマンは、事業を進めるために上司や現場の意見を伝言する「伝書鳩」のような役割を果たしていると思うんです。物事を伝えるだけでは自分の意思決定が成果に直接反映されないので、意思決定の純度が下がります。より成長するためにはもっと自分自身で純度高く意思決定する必要があると思い、起業を考えるようになりました。しかし、当時社会人2年目で経営や市場のことも何もわからなかったので、知見のある方とお話ししたいと考えました。そこで相談させていただいたのが、元々知り合いでもあった弊社代表の浩輝さん(村上の呼び名)でした。

 浩輝さんとお話しする中で、浩輝さんの「夢の大きさ」に惹かれました。社会に対する「夢(=叶えたい社会の在り方)」が明確で、かつその夢に向かう「道のり(=経営ビジョンなど)」も明確でした。職場選びは自己成長のための学校選びのようなもので、改めて「仕事を通じて何を学びたいのか」を考えたときに、「夢とその夢に向かう道のりを学びたい」という想いがあったので、その2点が備わったツクルバに入社することを決意しました。

 起業とは違う道を選ぶことになりましたが、小金持ちになりたかった訳でも、叶えたい事業意義があった訳でもなく、ただ自己成長のための手段として起業を考えていたので、ベストな選択だったと思います。「夢に向かって組織一丸で頑張る」という状態が欲しかったので、一度浩輝さんの元で働いて沢山学ぼうと思いました。

同じ信念を持った仲間とバトンをつないでいく仕事。新たな事業部でツクルバをさらに成長させる。

ー次に、現在の職務に関して教えてください。

 現在は、去年8月に発足したボックス事業部デベロップメント部仕入れチームのマネージャーを務めています。

 今までは「買いたい」というお客様に物件を提供するような、「需要」に対するビジネスが大半を占めていたツクルバにおいて、ボックス事業部では「仕入れ・デザイン・販売」という物件の「供給」サイドを強化させることをミッションにしています。

 ボックス事業部が発足してから、ツクルバとして「需要」と「供給」の両面から業界を変えようとするビジョンが明確になりました。その中で私は、リノベ再販事業を行っています。リノベ再販とは、まだ内装が古い状態の物件を自社で仕入れ、自社でデザインを設計してリノベーションを施し、お客様に対して販売をするという一気通貫したビジネスです。

 再販事業は、物件を仕入れる人・デザインする人・販売する人が皆で協力しなければ完成しない仕事です。それぞれ職務が分かれているので、自分で仕入れた物件にちゃんと良いリノベーションがなされているか、その物件の魅力がしっかりお客様に届いているかを、自分で完全にコントロールすることはできません。だからこそ、一緒に働く仲間を信じる必要があり、その結果として成果が出たときは皆で「よっしゃ!」とガッツポーズしています(笑)このように、1つひとつの物件に対して仲間と喜怒哀楽を共有できるところが楽しさであり、強い魅力ですね。また、若い事業だからこそ0から1を作れる部分が沢山あり、「ツクルバのリノベ再販事業をスケールさせるも潰すも自分次第」という責任感緊張感があるところが何より楽しいです。

ボックス事業部の集合写真

ーyutoさんが感じる、ツクルバならではの魅力は何だと思いますか?

 社員の多くが「ツクルバは業界を変える」と信じていることがツクルバ最大の魅力だと思います。

 前職は大手企業だったのもあり、目下の仕事に対するやりがいはあれど、明確な目標やビジョン共有にあまり重きは置かれていませんでした。一方でツクルバは、社員が同じ方向を向いて働くための条件が揃っている気がします。経営陣が「ツクルバは業界を変える」と心から信じていること、社員に行き届く企業の規模感であること、そのマインドを打ち出した採用活動。こういった要素がぎゅっと詰め込まれているからこそ、社員が「ツクルバは業界を変えるんだ」と信じられているんだと思います。

 これから会社が成長して規模が拡大しても、今のメンバーが「語り部」として新しいメンバーに伝播させていくことができれば、このマインドは残り続けてツクルバは本当に社会を変えてしまうんじゃないかなと。

再販事業を成長させ、住宅購入に「迷い」が生じない社会へ。

ー今後のキャリアビジョンについてお聞かせください。仕事を通じて叶えたい社会の在り方とはどのようなものですか?

 ツクルバの再販事業を成長させることで、住宅購入に「迷い」のない社会を実現させることが私のミッションです。昨今の日本都心部において、中古住宅産業はこれから必ず伸びていくマーケットです。ただお客様の目線に立つと、現在の中古住宅産業の現在の状態は、「どの会社の物件が良いか分からない」というような「迷い」が生じる状態だと思うんです。ツクルバは「カウカモ」というプラットフォームを保有しているので、「どんな内装・エリア・広さ・価格の物件がどんな方に選ばれているのか」というお客様のデータを豊富に保有しています。だからこそ、「なんとなくおしゃれでお客様に好まれそう」ではなく、お客様の本質的なニーズに合った物件を仕入れ、デザインすることができています。この事業をスケールさせることで、住宅購入における「迷い」をなくし、住まい選びに対してもっと前のめりになれる社会を実現したいです。

 事業をスケールさせるために必要なことはシンプルで、「たくさんのお客様に心の底から喜んでもらうこと」だと思います。ビジネスの世界においては「利益=お客様の満足度」なので、とにかくお客様に喜んでもらうことが大切です。また、量と質のバランスも考慮することも大切だと思います。「たくさんのお客様に」という部分が量で、「心の底から喜んでもらう」という部分が質です。
 私たち仕入れチームの仕事に置き換えると、量を担保するためには多くの物件を仕入れる必要があり、質を担保するためには良い物件を仕入れなければいけません。量と質のバランスを見落とさないこと。この意識を仲間と共有して継続すれば、私たちは必ず事業をスケールさせることができると信じています。
 僕個人のキャリアとしては、まずはツクルバの未来において責任のある今の領域で市場の想像を超えるような成果を生み出していくことを目指しているので、常に自分の力で天下を獲るんだという気持ちで仕事をしています。

「就活はあくまでも人生の選択肢」自分の欲に蓋をせず、等身大で残りの学生生活を送ってほしい!

ー一緒に働きたい人物像を教えてください。

 「こうしたい」と思ったことをすぐ行動に移すような、自分の欲に対して素直な人と一緒に働きたいです。

 人目を気にしたり他者の意見に飲まれて自分の欲に蓋をすると、自分を幸せにできないと思うんですよね。自分にとって「幸せな状態」を自分自身でメタ認知できていて、なおかつそれをアクションに移せるような人と働くことができれば、相乗効果でみんなで楽しく自分らしく働くことができると思います。私もそんなタイプなので、一緒に働く仲間も近い考えを持っていてくれたら嬉しいです。

ー最後に、就活生の皆さんに向けてメッセージをお願いします。 

 友人関係や恋愛関係と就職活動はほぼ同じだと考えています。就職活動は、学生の皆さんと企業の「マッチング」であり、本来学生と企業はフラットな関係性です。日本の就職活動において、就活生が企業から「選ばれる」ように頑張るシーンが多いですが、自分が「選ぶんだ」というスタンスを持ち、企業に胡麻をすることなく等身大で就活をしてほしいです。

 そもそも人生において最も大事にしなければいけないことは、「自分がずっと幸せに生きること」であって、就活はそのための手段の1つに過ぎないと思います。自分が幸せに生きるために企業就職が必要なら就活するべきだし、そうでないなら他のアクションを取るべきです。人生を一元的に考えずに生きることが何より大切だと思います。

 また学生の皆さんには、宝のような青春である今しかできない、今しか思いつかないことを全部やってほしいです。自分の欲に蓋をせずに学生生活を満喫しきってから、ぜひ次のステージにトライしてください。


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