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ライフワークバランスというより、ごちゃまぜにしちゃって人生を豊かに!

個性豊かなツクルバメンバーのこれまでのストーリーや想いを紐解く「ツクルバメンバーズ!」。今回は、中古リノベーションマンションのプラットフォーム「カウカモ」を運営するカウカモ事業部から、エージェントを担当する坂上翔子さんに話を聞きました。

ライフワークバランスならぬ、ライフワークインテグレーション(プライベートも仕事も融合したような働き方)を目指し、ツクルバへやってきた坂上さん。2017年9月に入社し、カウカモエージェントとして活躍する坂上さんの、ツクルバに来るまでのストーリーと、その後のライフスタイルについて語ってもらいました!

「ライフスタイル」を提案するエージェントのお仕事

私が担当しているエージェントのお仕事は、一般的な職種で言うところの「不動産仲介営業」。ただ、一般的な不動産仲介では、「物件」だけを紹介しているところを、私たちはもう一歩踏み込んで、お客様一人ひとりに合わせた「ライフスタイル提案」までを行っています。

お客様の普段の生活をヒアリングする中で、「休日の過ごし方は?」とか、お客さんの普段の生活をシェアしてもらい、例えば、お酒をよく飲まれるお客様であれば、「こんな間取りで、ここで晩酌したら楽しそうですね」とか、「この街の、このお店が軽く一杯って時にちょうどいいですよ!」なんて。これからの生活がイメージできるところまで、お客様の趣味や休日、家族と過ごす時間などお家を取り巻くあらゆる情報を合わせてご提案をしています。だからこそ、不動産の知識はもちろん、お客様の普段の生活や、潜在的なニーズを引き出すヒアリング力や、それに合わせた幅広い提案をするためにいろいろな街や、飲食店の情報を持っていることも大事ですね。


ツクルバにいたるまでの道のり

結構紆余曲折を経て、ツクルバに入社しているのですが、色々な経験が、もう全部今に繋がって、活きている気がしています。

昔から、人の暮らしに興味があって、大学では建築を専攻しながら、「住み開き」の実践をしていました。建築学科だけどハード面よりソフト面、人によってどのような空間が生まれるか、みたいなところにすごく興味があって、いまだにそこには強い興味があります。今扱っている「不動産」って、「建築」とはまたちがうんですけど、特にリノベーション住宅はひとつとして同じものがないから、面白いですね。

元々、建築学科に入ったのは設計がしたかったから。だけど、3年生の時に向いてないなと思ってしまい、挫折しました。そんな中でも、街・人・場への興味関心はずっとあって、大学4年生の頃には、アートプロジェクトや演劇などに関わるようになっていきました。

マンション管理会社でコミュニティづくりできる?

新卒で就職したのは、マンションの管理会社。「マンション内でコミュニティをつくったりできるかもしれない!」と思って入社したものの、理想と現実は大きく違って。。誰もそんなこと求めてなかったんですよね。管理って、「できて当たり前」の世界だから、問題が発生すれば当然クレームがきて。イメージ的には、「プラスを生み出す仕事」というより、「マイナスをゼロ」にする仕事なんですよね。

仕事を全うしていても何も感謝もされないという感覚が虚しくなってしまったタイミングで遠方に転勤になり、友人も誰もいないところでこの仕事を頑張り続けるモチベーションが持てず、1年半務めた後に退職し、東京に戻ることに決めました。

アーティストの思いや考えを伝える

仕事の宛てもない中で東京に戻ったところ、大学の先生から、豊島区が主催のアートプロジェクト「としまアートステーション構想」にお誘いいただき、関わることになりました。

同時に、「アーティストイン児童館」というプロジェクトもやっている児童館の職員として働き、アーティストを児童館に呼び、アーティストと子供たちの化学反応に感動していました。

この時期は、いわゆるフリーターの時代なんですが、今思い返しても、純粋に楽しく、そして今につながる大事な時間だったと思っています。

アーティストがやっていることは、周りに伝わりにくいけど、すごく面白くて、それを伝えるっていうのが楽しいな〜と思っているときに出会ったのが、前職の新潟のチタンタンブラーメーカー「SUSgarally」でした。

私は新潟出身なので、新潟にこんなイイものがあるんだ!」って、感動してしまい、観光大使じゃないけど、地元新潟発信の「こだわりのものを伝える」って、すごくやりたいことだなと思い、求人募集を見つけてそのまま会いに行きました。一目惚れしちゃったんです。

ライフワークバランス・・・?

SUSで4年くらい働いて、店長にもなって、恵まれた環境ではあったものの、シフトで働いていることもあり、「シフトの8時間をただこなしている」というような毎日になってしまう感覚があって。仕事とプライベートにだいぶ距離があるなぁと思っていたときに、飲み屋さんで常連同士だったアートディレクターとして働いている方と話をしたのをきっかけに、生活をガラッと変えたいと思ったんです。その人は、スノボとかサーフィンが好きな方で、「今日も山に行って来たよ」なんて言ってて。「ただ好きなだけじゃなくって、趣味でやっていることが仕事にも役立ってるんだよ。デザインは得意なことなんだけど、好きなことも仕事に活きてるんだ」っていう彼の言葉を聞いて、わたしも24時間、仕事もプライベートも全部一緒にしたらもっと有意義な毎日が過ごせる気がする!と思い、それから、「仕事とプライベートをもっと近づけたい」と思い、転職を決意しました。

仕事とプライベートがごちゃまぜ

仕事とプライベートを近づけることを目指して転職活動をして、ツクルバに来ました。私はもともと酒場遠征するのが好きで、街歩きも好き。そして、今まさに、エージェントとして仕事をする中で、そんな純粋な「好き」を、お客さんとの会話で活かせている感覚があります。今、不動産に興味があるのも、仕事のためにというより、率直な好奇心という感じで。ライフワークバランスの反対で、バランスっていうより、ごちゃまぜ?そんな感覚です。

ツクルバに入って1年半経ちますが、正直最初は辛いことも多かったです。1社目で近い領域にいたものの、不動産の知識もまたイチから勉強する必要がありましたし、得意だと思っていた接客も、不動産知識がなければもちろんうまくできなくて。

でも、知識が身につけば身につくだけ、お客様への接客もより楽しめるようになってきて、今はとにかく、「エージェントの仕事を極めたい!」と思っています。私と関わったことで、自分なりの東京の楽しみ方や、考え方次第で生活がもっと豊かになるということ、そしてリノベーション住宅の新たな価値に気付いてくれる人が1人でも多くいたらいいな、と思います。

それから、個人的な挑戦として、もともと好きな文章を書くことを活かして、自分の知識や経験をこれまでと違う形でアウトプットする方法を模索中です。例えば、エージェントをしながら、物件取材も同時に担当して、自分の取材した物件をお客様にご紹介するとか・・・

「カウカモ」というサービスの成長に合わせて、自分自身ももっと幅広いスキルや知識を身につけて、一緒に成長できたらいいなと思っています。


過去に経験したアーティストの考えていることを伝えることと、今やっているお客さんのライフスタイルを提案することって、改めて考えてみると少し似てるかもしれないですね。

最初から住みたい家を言語化できる人は少ない。そこで、「こうだったらいいですよね?」「こういうことですか?」って、少しずつその人のもっている夢や、「こうなったらいいな」を紐解いて、整理していく。それに対して、自分の引き出しからたくさんの提案を出して来て、そのひとつがお客様のイメージにガチッとはまると、私もすごく嬉しい。

カウカモを利用するお客様は様々な方がいらっしゃるから、こちら側がたくさんの引き出しを持っておくことはとても大事。だからこそ、プライベートでも、いろんな情報に触れて、いろんなものを取り入れるように心がけています。

そして、そのいろんなものが、自分の純粋な「好き」だったりするので、今は仕事とプライベートがどんどんごちゃ混ぜになっていっていて、とってもイイ感じです!(笑)

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住まい、暮らしのエージェント
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カウカモは、中古リノベーション住宅に特化した流通プラットフォームです。 中古住宅のリノベーションプロデュース、物件情報をコンテンツとして発信するメディアの運営、そして顧客の物件案内や売買仲介を担うエージェントサービスまで、リアルとオンラインを複合したサービスを展開しています。 =事業紹介記事= ・「東京で暮らす」をアップデートする(CEO村上インタビュー) https://goo.gl/7zkEhD
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