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会社を経営して5年たった今、「名刺獲得強化月間」を導入した理由

社会人として10年、経営者として5年経った今、僕は原点回帰で会社に「ある施策」を取り入れた。名刺獲得強化月間である。とにかく、今まで知らなかった方の名刺をどれだけ獲得できるかをKPIにする、シンプルな施策。ともすると「時代遅れだ」「意味がない」などと言われがちなこの取り組みだが、結局、TSUIDEでも取り入れてみることになった。TSUIDEが名刺獲得強化月間を導入した理由それは、ルールがシンプルだからだ。そもそも僕は、ほとんどの人間はAも考えて、Bも考えて、Cも考えて…というような複雑なことはできないと考えている。そこを、電話の数○件、商談数○件、メールの数○件など細かく設定して、契約率...

経営者として考える、値切るべきものと値切るべきでないもの

多くの経営者が、経営の大原則は「なるべく安く買って、なるべく高く売ること」だと言っている。基本の考え方としては正しいし、僕もそう生きてきたが、最近、これが間違いになる場合もあると気づいた。世の中には、値切ってはいけないものもたくさんあるのだ。値切る時は、「それはサステナブルか?」「それでモチベーションが保てるか?」を常に考えろ僕が価格を交渉するときに持つようにしているのは、それでこの人はずっと長く、やっていけるのか?というサステナブルの観点と、それでこの人はやる気を無くさないか?というモチベーションの観点だ。1.サステナブルの観点例えば、1本100円のきゅうりが売っていたとする。正直、こ...

「限界を超える挑戦を。」TSUIDEで実感する成長と仲間の力【社員インタビュー】

Sr Manager / Managing Director遠藤貴昭 Takaaki Endo東京理科大学卒業後、新卒でアビームコンサルティング株式会社に入社。その後、2020年に株式会社セールスフォース・ジャパンへ入社。CBU GRB SEとして、多種多様な業界に対する提案の他、新機能勉強会などの各種トレーニングコンテンツもリリース。2023年2月よりTSUIDEに参画。入社のきっかけ Salesforce退社後に渡英した際、松田から複業の誘いを受けたのがきっかけです。複業期間中に案件従事する中で、リモート環境や時差という制約がある中でも高評価をいただき、追加で大型案件を受注できたこと...

TSUIDEは、自分の可能性を広げてくれる最高の場所【社員インタビュー】

石塚琢也 Takuya Ishizuka新卒で大手損害保険会社に入社し、損害サービス業務(交通事故対応)に従事。その後、大手コンサルファームに転職し、生損保業界に対する、デリバリー・セールスの両面から経験。現在はTSUIDEにて法人営業~採用など、幅広い領域を担当。入社のきっかけ大手で培った経験を踏まえ、今後はより経営に近い立場で幅広い挑戦をしていきたいと考えました。数十年という長いキャリアを見据えたとき、ベンチャー企業の環境下で経営直結の経験を積むことが、自分にとって次なるステップになると確信し、TSUIDEへの入社を決意しました。やりがいを感じる瞬間や、面白いと思うポイントについて現...

人に興味がないヤツは、一生採用できない

最近、僕を萎えさせる、こんなやり取りがあった。僕「T君、そろそろ後輩連れて、ご飯でも行ってきたら?」T君「え、それ、経費でますか?」この瞬間、僕は「この子は、このままだと一生ダメだな」と思ってしまったのだ。なぜか?こんなことを聞いてくるということは、人に興味がないからだ。後輩はもちろん、お客様との会食だって、「経費が出るから行きたい」なんてマインドではダメだ。「とりあえず案件欲しい」だけ思っている人間もナンセンス。もちろん、少しはそう思ってしまうこともあるかもしれないが、普通に人の人生聞くのって楽しくないだろうか?「この人のこと知りたいな」とか「ビジネスとか関係なく、本音で話し合ってみた...

【TTPからTTSPの時代へ】徹底的に、すぐ、パクれ!

世の中の企業は”4つ”に分けられると思っています。まだなにも成し遂げていませんが、起業して4年と少し経った、現状の僕の結論です。1つは、”何もアクションしない”企業。これは、もはや企業とは言えないので、あまり語りません。2つ目は、”誰の真似もせず、自分のアイデアだけで進む”企業。こういう企業が実は結構多いですが、正直、おすすめはできません。イーロンマスクのような天才もいますが、自分が思いつくようなことというのは、すでに誰かがやっていることがほとんどです。本当にやりたいことがある場合はもちろん止めませんが、正直、ビジネス的な勝率は低いと思います。私自身、革新的なアイデアだ!!!と思って調べ...

寝転んでポテチを食べながら、痩せられると思うな。

突然ですが、最近強く思うことを。自戒として備忘録兼ねて書き記します。世の中、稼ぎたい、売上あげたい、あれが欲しいという人は大量にいるが、途轍もない努力をし続ける人はほとんどいないなと。これ、個人に対してはよく言われますが、会社でも同じだと僕は思っています。人生は等価交換。いや、もはやそれ以下かもしれません。普通にしてたら、普通以下。特別なことをしていて、やっと普通以上。異常なまでの努力をして、やっと特別になれる可能性がある。寝転んで、ポテトチップスを食べながら、痩せられるわけがないんです。よくある間違いは、「普通」の基準を自分で決めていることがほとんどということです。自分で決めた普通を超...

徳川家康×織田信長のハイブリッドを目指せ

最近、企業や経営者にもフェーズがあるなとよく思う。創業したばかりのスタープアップ時代は、織田信長でいい。”鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス”うまく動いてくれないメンバーがいたら、入れ替える。事業アイデアや会社の動かし方、スピード最優先。ついて来れない人はしょうがない。「クソくらえ!」という感じで全部自分で決めてガンガン突き進めば立ち上がりは早いし、なんだかんだでうまくいく。大企業が云々悩んでいる間に、僕たちは大事な決定をガンガン下し、結果を出してきた。当然稟議書も承認フローもない。松田がYESといえばYES。松田がやるといえばやる。こんな感じで2年間爆速成長してきた。絶対君主制や独裁...

商品のクオリティと、顧客満足度は比例しない

最近よく感じることがある。どんなにいい商品を提供していても、お客様が満足しているとは限らない。ということである。なぜ?と思いそうなことでもあるが、考えてみれば普通のことである。コーヒー屋さんの評価は、コーヒーの味だけでは決まらない。立地はどうか?内装はどうか?接客はどうか?客層はどうか?様々な要素が複雑に絡み合って、お店全体の評価が下される。これが、会社になると忘れられてしまい、いい商品さえ作っていれば売れるのだという錯覚に陥るのだから不思議だ。確かに、昔は競合が少なかったので、いい商品さえ作っていれば売れたのかもしれないが、今は違う。いい提案があって、いいセールスがいて、商品もよくて、...

信頼を得たいなら、1年で12回ではなく、3日で3回会え。

「まだ、そこまでの信頼が得られていないので…」「まずは信頼を得てからですね…」営業の相談を受けると、こういう言葉が必ずと言っていいほど出てくる。いやいやいや。「その信頼はいつ得られる目処があるんですか?」僕はいつもそう思う。信頼が大事ということを理解しているのであれば、それに対してどんな行動をするのか?これが大切だ。大前提として、信頼していただく以前に「覚えてもらうこと」が大切だ。MTG形式は、オンラインより、オフラインの方がいい。レスポンスは、遅いより、早い方がいい。次のアポは、1週間後より、翌日がいい。これは誰しもがわかるだろう。もう一つ先に進むために考えるべきは”メリハリ”だ。僕は...

受注側だけでなく、発注側にも責任がある。

今日は、全経営者・営業/マーケティング責任者に読んで欲しいことを書きます。私の会社は、企業の売上向上とりえきの最大化に寄与することを全て行う、総合BPO+コンサルティングファームなので、基本的には取引先企業から業務をご発注いただく立場にある。ただ、最近は自社のサービスやグッズ作成プロジェクトが動いているため、ロゴや、物品などを発注させていただく機会も増えてきている。そんな中で、今まで漠然と思ってきたことが、はっきりとしてきた。それは、”受注側だけでなく、発注側にも責任がある。”ということだ。営業支援をしていても思うことなのだが、どんなにうちが優秀な人材を揃えても、相手が協力的な取引先か、...

企業は、大谷翔平よりも栗山監督に注目せよ。

WBCを見て思った。もちろん、大谷翔平選手は凄い。凄すぎる。ただ、企業の経営者として参考にするべきは、栗山監督だと僕は思う。第3回、第4回と欠場していたダルビッシュをアメリカまで口説きに行っているし、賛否両論ある中、ヌートバーを起用し、見事活躍。継投も多く、自ら集めたメンバーにきちんと役割を与えていた。野球も企業も一緒で、結局1人で勝てない以上、1.人を集める能力2.その人たちを、そこに留まらせる能力が不可欠なのだ。もちろん、総合力の勝負なので、営業力やら、SEの能力やら、資本の多さやら、色々要因があるが、今伸びている会社は、この2つの能力が圧倒的に高い。スラムダンクだって、安西先生の元...

ナーチャリングなどするな。一発で決めろ。

一般的に、toBでお客様と商談するときは、受注までの商談回数が3〜5回と言われている。が、僕が思うのは、これは甘えである。商談は、1発目。最初の1時間。いや、最初の15分で決める。これが鉄則だ。もちろん、これを実現するのは非常に難しい。ポイントとしては、・先方のビジネスモデルの最短最速理解・規模、業種、資金調達額等の各ジャンルを掛け算したボトルネックの把握・それの解決策と対処法の把握、それに加えて的確な優先順位付け・類似事例を定性/定量の両観点から話すこの辺りがあげれられる。KGI/KPIと難しくいうが本質を掘り下げると顧客の課題も解決法もシンプルなことが多い。ここまで把握することができ...

「こいつに任せてダメならしゃーない」という人が何人いるかで企業の評価が決まる。【CEOブログvol.27】

昔は、全てのプロジェクトに僕が入り、いわゆるマイクロマネジメントをしていたが、最近はそうも言っていられないほど、お仕事をいただけるようになった。ありがたいことに、プロジェクトをまるっと任せられる、信頼できるメンバーも増えてきたのだが、まだまだそうは言い切れないメンバーもいるのは事実だ。そこで思うのは、「こいつに任せてダメならしゃーない」という人が何人いるかで企業の評価は決まる。ということである。ゴールドマン・サックス時代にも、耳にタコができるほど言われてきたし、私自身、一番怒られてきたことだが、何かプロジェクトが炎上してもすぐに報告・連絡・相談をするとか、嘘をつかないとか、そういう基本を...

リスケはクソだし、いらない会議に呼んでくる人間もクソだ。【CEOブログvol.26】

今回の文章は、TSUIDEメンバーに対して言いたいことを、想いのままに綴っている。案件が増えてきた今、とても大事なことだ。Time is Money社会人1年目になると、誰もが上司に言われるだろう。「time is money」正直、昔は「うるせぇな。いちいち遅刻にグチグチ言うなよ」と尖っていた時もあったが、今となっては心の底から思う。ビジネスは本当に「time is money」だ。昔の僕はスケジュールを誰にでも開示し、会いたい人にはすぐに会いに行っていたし、逆に会いたいと言われたら、即OKしていた。しかし、クライアントもパートナーもメンバーも増えてきた今、そこに割かれる時間は多くなる...