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皆様、こんにちは。渡辺香です。
今年の4月に土屋鞄製造所の新卒として入社しました。
立教大学経済学部出身で、大学の4年間はAISEC(アイセック)にすべてを注ぎました!今回はそんな私が夢中になったAISECについてお話していきます!
ちなみに出身は新潟県十日町市で豪雪地帯の自然に囲まれた着物の町です。
趣味はレトロなカフェや喫茶店を巡ることです。ぜひ興味ある方は見に行ってみてください!
思い描いていた活動が出来ない…その中で気づいた大切なこと
(AIESEC立教大学支部の集合写真。左下が本人。)
そもそもAISECとは、海外でのインターンシップや国内での国際交流イベントを運営している団体です。私は主に広報PR担当として活動し、イベントの広告作成や新歓、そして社内報の制作などに携わっていました。
AIESEC60周年を記念した企画に携わることになったのですが、団体の歴史を振り返るために社内報の企画とnoteの執筆を担当したことが特に思い出に残っています。
企画を進める中で、過去に活動されていた先輩たちと会話する機会が多かったのですが、歴史を繋いでいくことの重要性や、時代を越えて脈々と受け継がれてる理念の重みなどを感じました。
ここ数年はコロナの影響もあって団体の人数も半数近くに減ってしまい、自分の中でいつの間にか「あったら良い組織」という感覚になっていたところから、こういった先輩たちの声を直接聞いたことで「無くてはならない組織、場所」という思いに変わったんです。
自分たちの代はコロナの影響を受けたこともあり、想像していたようなAIESECの活動ができず、辛い思いを抱えたこともありましたが、「後輩のため」「次の世代のため」という思いで活動できるようになり、同期と協力しながら理念を軸として行動できたのは大きな経験になりました。
(集客を担当したイベントのInstagramアカウント。コロナ禍でも工夫して活動を続けた。)
工房での忘れられない体験
就活は大学3年生の3月頃から少しずつ始めていました。漠然とした不安はありつつも、純粋に自分のやってみたいことを追いかける人生にしたいと思って、自分らしさを言語化することに特に力を入れていました。
土屋鞄の選考は、とにかく「私」という人間性を深掘りされ、わたしらしさを大事に向き合ってもらった選考だったなと思います。選考の途中で、私自身が仲間の頑張りや、誰かの思いに共感した時に頑張れる、ということを踏まえて、工房へ連れて行ってもらったことがあるんです。その時の職人たちの背中は何かを言わずとも語る迫力があり、「この人たちのものづくりをもっと多くの人に届けたい」と強く実感する忘れられない時間になりました。
最終的に入社を決めたのは、他では経験できないことを経験できると確信したからです。
この記事を読んでくれている大学生に一言
(卒業前に仲間たちから色紙をもらったときの様子。中央が本人。)
改めて自分の学生時代を振り返ってみると、同じ志を持つ仲間と大きな目標に向かって夢中になる経験はとても大切な時間だったと思います。仲間に刺激を受けながら、やりたいことをとことんやってみる…学生だからこそ出来ることもあると思うんです。私の場合、それがAIESECの活動でした。
大学入学当時は、田舎から出てきたこともあって、周りに圧倒されてばかりの人見知り人間でした。しかし、目標を持って輝く先輩や同期と共に活動する中で、自分自身の志も見つけることができました。
漠然とした未来への不安は誰もがあると思っていますが、自分の未来へのワクワクも常に忘れないようにしてほしいです。そして辛くなったら友達や家族、支えてくれる人にちょっと弱音を吐いて、頑張りすぎず自分らしくいてほしいです!自分自身と自分らしさを大切にしてください。