こんにちは。戸田紗新です。
今回は土屋鞄製造所の新卒社員として、私の学生時代や就活についてお話します!
同志社大学グローバル地域文化学部 グローバル地域文化学部 アジア・太平洋コースに所属しており、元々は愛知県一宮市出身です。バンド活動や服のリメイク、映画鑑賞、料理など好きなことはたくさんありますが、最近はパールを使ったアクセサリーを手作りすることにハマっています!
「好き」をとことん追求した大学生活
大学の4年間は、大切な人たちと大好きなことに一生懸命取り組んで過ごしたかけがえのない思い出です。学内の服飾サークルと、他大学の軽音サークルに所属し、どちらも同じくらい全力で熱量をかけて取り組んでいました。
(バンド活動の様子。中央が戸田。)
小さい頃からピアノを習っていたのですが、発表会の時に弱気で緊張しがちだった自分の心を支えてくれたのはお気に入りのドレスやジャケットでした。その時から、大切な時には大好きな服を身につけて自分の気持ちを高めるようになり、気づけばファッションが大好きになっていました。
高校時代には、ミシンを独学で勉強して祖母の浴衣や父親のシャツをリメイクするようになり、大学で服飾サークルに入ってからは自分でデザインした服もつくるようになりました。服だけではなく、ファッションショーの空間も大好きだったので、引退前最後のショーで総責任者を務めたのも特に思い出深い経験です!テーマの起案から、ポスター制作、音響の手配、場所のセッティングまでを自分たちで行ったのですが、京都国立博物館の正門前にて、ドラム生演奏×ファッションショーというこれまでに無い新しい企画を成功させることができました。実は、ドラムの生演奏はもう一つの所属先である軽音サークルのつながりで実現したこと。大好きなファッションと音楽が自分の大切な人でつながった、そんな喜びをしみじみ感じる経験でもありました。
(上記ファッションショーでの思い出の一枚)
一人ひとりの個性を大切に
大学3年生の時に参加したイベントをきっかけに、土屋鞄という会社を知りました。大げさではなく、選考を受けた企業の中で一番学生に真摯な会社だと思っています。
就活中は、とにかく人事の人たちに支えてもらいました。面談では、自分の頭の中に漠然と漂っていた霧がスーッと晴れてゆくような感覚を何度も経験しましたし、自分の考えを自分の言葉で紡ぎ出すことを導いてもらったように思います。
また、リクルートスーツが主流な就職活動の中で、最後まで選考が私服で進んだのも、学生自身の個性を見てもらえている感じがしてすごく新鮮でした。いつも面談で服装を褒めてもらえたのも、とても嬉しかったです。(笑)
面接や面談で色々な社員とお話する中で、私たち学生一人ひとりを見てくれていると最も感じたのが土屋鞄でした。そんな、人を大切にするという会社の思いに対し、自分も最大限に貢献したいと強く思えたため、入社を決めました。
母が昔宝石店の店長をしていた経験があり、ジュエリーをとても愛しているのですが、「こうしてキラキラ光っているダイヤモンドも始めはごつごつした岩石で、 実は透明やイエローやピンクカラーなど個性がある。 その石が輝くには”ラウンドブリリアントカット”といって、ダイヤモンドの輝きを最大限に発揮できるように計算されたカットが必要。つまり職人の手がとても大事なんだよ。」と、小さな頃に言われたことを今でもよく覚えています。
私には「時代を越えて受け継ぐべきものを、その時代に最も輝く方法でスタイリングしたい」という思いがあります。職人が素材に輝きを与えて仕上げたものを、必要としている人に届けていた母のように、私もいつか”つくり手の真心”を世の中に発信し、届ける仕事がしたいと考えています。
この記事を読んでくれている学生に一言
就職活動は、「自分の価値」を良くも悪くも評価される機会であり、時には落ち込むこともあるかもしれません。それでも、誰かがあなたの努力を見てくれているということを忘れないでください。
そして、土屋鞄製造所はあなたを就活生という観点だけでなく、あなた自身と等身大で向き合ってくれる、あたたかい会社です。就活のためではなく、自分のために学生生活を目一杯楽しんでください!!