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こんにちは。Trust株式会社 共同創業者兼取締役副社長CTOの友田です。
私たちAI・データ事業部では、「CoE of CoE(Center of Excellence of Center of Excellence)」というミッションを掲げています。この少し聞き慣れない言葉に、私たちの事業部としての想いと、目指す姿が詰まっています。今回は、AI・データ事業部の役割や組織構造、私たちの強みについてお話しさせてください。
金融業界にとっての「知見の拠点」を目指して
金融機関では今、全社的にデータ活用やDXを推進する流れが広がっています。しかし、推進体制の整備や専門人材の不足、多種多様な業務への対応など、さまざまな課題に直面しているのが実情です。
私たちは、そうした推進を担う金融機関内の専門組織、いわゆる「CoE(Center of Excellence)」の方々を支援し、より良い推進を実現する“知見の支援集団”となることを目指しています。業界全体にとってのベストプラクティスを抽出し、それをコミュニティ経由で横展開していく。そうした循環を通じて、金融業界全体の底上げに貢献するのが、私たちの掲げる「CoE of CoE」です。
私たちの強みは、複数の金融機関とのつながりや協会活動を通して、各社の共通課題や個別課題に日々触れていること。そこから得た知見をパッケージ化・プロダクト化し、また他の金融機関にも還元していく。その繰り返しが、業界を前に進める力になると信じています。
組織構造と2つの本部
このミッションを形にするため、AI・データ事業部は大きく2つの本部に分かれています。
ひとつは「AI CoEコンサルティング本部」。ここでは、データ活用や人材育成に関する進め方や教材をパッケージ化し、各金融機関に合わせた支援を行っています。組織文化や体勢によって進め方が異なりますが、それぞれの金融機関の状況に対応できるよう柔軟なフレームワークの構築を行い横展開を行っています。
もうひとつが「Trust-X本部」。こちらでは、信頼性の高いソフトウェアプロダクトを通じてベストプラクティスを提供しています。たとえば「Trust TLanP」は、ソースコードの解析から仕様書やテストケースを自動生成できるプロダクトで、業務の効率化と標準化に貢献しています。
このように、コンサルティングとプロダクト、2つの手段で金融機関を支援していく体制を整えています。
Trustの強みと他社との違い
AI専業の企業は、技術には強いけれどビジネスへの落とし込みが弱い。一方で、コンサルティング企業はビジネスに強くても、技術の実装部分が苦手なことも多い。そういった中で、私たちは「金融」という業界に特化することで、ビジネスと技術の両面において専門性の高いチームをつくることができました。
業務領域ごとに専門性のあるメンバーが在籍しており、例えば与信やリスク分析に特化したキャリアを持つ人材もいます。現場を深く理解し、技術的な実装にも関われる。そんな人材がそろっているのがTrustの強みです。
さらに、FDUAやFITAといった業界コミュニティの運営にも関わっており、技術動向や金融機関の生の声を日々吸収できる立場にあることも大きな特徴です。
フラットで専門性の高い組織カルチャー
Trustはスタートアップではありますが、大企業やメガベンチャー出身者が多く在籍しており、業務経験・技術経験ともに豊富なメンバーがそろっています。
若手であっても裁量を持ってチャレンジしたいという想いを持つ方や、長年データ活用に携わってきた50代以降のシニア層まで、幅広い人材が活躍しています。
社内は非常にフラットで、20代から60代までが同じテーブルで議論し合う場面も日常的。上下関係よりも、専門性やミッションへの共感を重視し、お互いをリスペクトしながら働けるカルチャーが根づいています。
平均年齢は35歳前後となっていますが、年齢や立場にとらわれず「自分の専門性を活かして、金融業界に価値を届けたい」と考える人にとっては、最適な環境だと思います。
金融の未来は、一社ではつくれない
金融業界全体を見渡しても、まだまだ変革の余地は大きいと感じています。だからこそ、業界にとっての"知見のハブ"になる存在が必要だと思うのです。
TrustのAI・データ事業部は、これからもパッケージとプロダクトの両輪で、金融業界の進化を支えていきます。目の前の課題に向き合いながら、その先の未来も見据えて──私たちは今日も、業界全体にとっての「CoE of CoE」を目指して、歩み続けています。
共に歩む仲間を探しています
私たちの事業部では、データサイエンティストやAIコンサルタント、プロダクト開発に携わるエンジニアなど、さまざまな専門性を持つ方を歓迎しています。業務経験のある方はもちろん、これから金融業界で価値を生み出していきたいという強い意志を持った方も大歓迎です。
「金融を変えたい」「データで社会に貢献したい」
──そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?
未来をつくる挑戦を、ここから一緒に始めましょう。