こんにちは。株式会社TOMAP広報部です。
今回は、株式会社TOMAPの営業部長であり、特攻隊長(仮)も兼任している高橋京太郎さんにインタビューしました。
「営業部長のタカハシ」といえば、究極のポジティブ思考。
どんなマイナスな出来事もプラスに捉える、強靭メンタルの持ち主です。
そんなポジティブ人間の彼にも「挫折」という大きな壁にぶち当たった時期があります。
今回は、その挫折経験の彼なりの乗り越え方、
そして普段は見せないTOMAPメンバーに対する想いを、赤裸々に語っていただきました。
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【プロフィール】
高橋京太郎(Kyotaro Takahashi)
明治大学商学部出身の22歳。
TOMAPには大学2年時にインターン生として入り、大学4年生になると同時に正社員として入社。
インターン生ながらも現場で成果を出し、入社して4か月でマネージャーに昇進。
現在は営業部長として組織の基盤を作りながら、メンバーのマネジメントや事業戦略を担うなど、若いながらも会社全体の未来を牽引している。
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みなさんこんにちは。株式会社TOMAP営業部長の高橋です。
記事をご覧いただきありがとうございます。
冒頭に広報部から紹介がありましたが、
僕は昔から「ポジティブ日本代表です」と自分でも言っちゃうくらいのポジティブさと、何があっても崩れない屈強なメンタルが売りです。
基本マイナスな感情が芽生えないので、メンバーから「京太郎さんって本当に人間ですか?感情あります?」とか「落ち込んだら嵐来そうですね」とも言われたことがあります。
あとは自分が大きな壁にぶつかったり、たくさん失敗して課題が出てきたりすると
「またこれで自分は成長してしまう…」「気持ちいいなああああ」と思ってしまうくらいにはポジティブで変態かもしれません。
そんな僕が、人生で唯一苦しかった過去の話をしたいと思います。
少し恥ずかしいですが。
「自分が一番優秀じゃなくていい。」マネージャー職として、初めて味わった挫折と気づき
僕がプレイヤーからマネージャーになったのは、今から3年ほど前。
マネジメントする側になってからは、正直失敗の連続でした。
最初に営業マネージャーになった時に、
僕の下についた営業のインターン生が次々に辞めてしまった時期がありました。
みんな、半年以上続かないんです。
学生の時から、人を束ねることには自信があったんですよ。
高校野球でキャプテンをやったりとか、中学時代は応援団長をしてみんなを指揮したりだとか。
なので当時は、自分から人が離れていく理由が分かりませんでしたし、
「俺は人を束ねることに関して、本当はセンスがないのかな」とも思いました。
会社メンバーからも「今の京太郎さんにはついていけないです」って言われたほど、僕はマネージャーとして未熟者でした。
そんな自分を変えた瞬間が、明確にあります。
それが、代表のとむさんの言葉。
ある日の飲み会で、
代表が外部のアドバイザーから、「とむの強みって何?」って聞かれたことがありました。
その時代表は堂々と、こう答えたんです。
「僕は何もないことが強みです」
「何も無いけど、ありがたいことに、常にいろんな人が自分を助けてくれる。だから自分が1番優秀じゃなくていいと思ってますし、むしろそれが強みです」と。
僕は、代表のことをすごく尊敬しています。
そんな人が「自分は何もない、むしろそれでいい。」という回答をしたのが衝撃的でした。
すごく漠然とした感覚なのですが、
その時に「人の上に立つ」というのがどういうことなのか、自分の中で”ストン”と腑に落ちました。
それまでの僕は、
「マネージャーとして自分が1番優秀じゃないといけない」
「トップだから常にカッコつけてなきゃいけない」と思いこんでいました。
確かに、人の上に立つ人間として「かっこいい」という要素は必要だと思います。
だけど、「カッコつける」必要は全くないんです。
僕はそこを完全に履き違えていました。
人の上に立って「カッコつける」ことをしていたせいで、僕は失敗したんだと思います。
とむさんの言葉を聞いてからはそう思えるようになり、チームメンバーに対して、自分のだらしないところや弱みも見せられるようになってきました。
どん底から、トップマネージャーへ
僕がこの事に気づいたタイミングで、自分の元で働くチームメンバーに「今までごめん。俺はこういう風に変わっていくから、一緒に変わるのを手伝って欲しい」と伝えました。
今まで「モンスター」呼ばわりされていた僕ですが、このタイミングで、ある意味メンバーにとっての「人間」になったのかもしれません(笑)。
チームメンバーから頼られることも増えましたし、みんな能動的に動いてくれるようになったと思います。
僕がマネージャーになってからの半年間、チームとしてほぼ成果が出ていなかったのですが、この出来事があってからの半年間は1回もチームが1位から陥落することはありませんでした。
なので、メンバーの頑張りのおかげで僕自身ずっとトップマネージャーを維持していたんです。
「自分が1番優秀じゃなくてもいい」と気づいたことは、僕にとって本当に大きな分岐点でした。
この気づきがあったからこそ、そして優秀じゃない僕について来てくれるメンバーがいるからこそ、今こうして部長を任せてもらえているんだと思います。
営業部長としての指針「10年後に感謝される教育を」
マネージャーから部長になると同時に、束ねるメンバーの人数もかなり増えました。
もちろん役職が上がっても、「自分が一番優秀じゃなくてよい」という僕の考えは変わりません。
加えてもう一つ、部長になってから身についたことがあります。
それは、「その人にとって一番大切なものは何か」を考えることです。
前述した通り、僕にはマネージャー時代に次々とメンバーを辞めさせてしまった経験があります。なので、部長になりたての頃は人が辞めていくことが怖く、メンバーに対して本当の意味での優しさを持てていませんでした。
目の前だけを見て、その人の”ため”になってそうな甘い言葉をかけるだけ。
メンバーに「嫌われたくない」って気持ちが心の奥底にあったんです。
そんな僕に、転機がありました。
ある日、メンバーと本気でぶつかったことがあるんです。その時、僕は無意識的に自分の"本音"を伝えていました。厳しいことも言ったと思います。
その時、メンバーは泣きながら「本音で伝えてくれてありがとうございます」と言ってくれたんです。
この出来事から、
メンバーに甘いだけの言葉をかけて、もし目の前では感謝されたとしても
数年後には「なんであの時に京太郎さんは本当のことを言ってくれなかったんだろう」と思う人がいるかもしれないということに気づきました。
だったら、今はどれだけ嫌われてもいいから、10年後に感謝される教育がしたい。
「あの時は部長のこと本当に嫌いだったけど、あの言葉をかけてくれたから今があるんだ」と振り返ってもらえるような教育がしたいと思うようになりました。
僕自身、そう思える人がいます。
それは、中学の野球部の顧問です。
すごく厳しい指導をする方で、何度も怒られた経験があります。
なので、当時の僕は本当にその顧問の先生を恐れていましたし、正直苦手でした。
でも、10年経った今だからこそ感じることは、
強豪校として実力を上げられたのも、
今の僕が何でもポジティブ思考で物事を捉えられるのも、
22歳ながら会社の営業部長として責任を負って働けるくらいのメンタルがあるのも、
全部あの先生がいたからなんですよね。
だから、今になってはすごくありがたみを感じていますし、顧問の先生には本当に感謝しています。
一緒にお酒を乾杯したいくらいです。(笑)
もちろん、会社は学生の部活ではないので、怒鳴ったりといったスパルタ教育はしません。
メンバーが迷ったとき、折れてしまいそうになったとき、
たとえそれが厳しい言葉だとしても、
メンバーにとって本当にためになることなのであれば、僕は率直に伝えます。
今限りの期間限定なものではなく、
メンバーが自分の理想のキャリアを実現できるような「強い心」と「スキル」を育てたいからです。
それが本質的な教育だと思っていますし、本当の意味での優しさだと思っています。
メンバーが"勝手に"育っていく。部長としてのやりがい
営業部長としてのやりがいはたくさんありますが…
一番は何といっても、メンバーが成果を出した時ですね。
もっと言うと、メンバーが成果を出したことを、僕に報告をしてきた時です。
インターン選考の面接をした時はひよっこだった人たちが、努力を重ねて、成長をして、「契約取りました!」って報告してくれたその瞬間は、すごくやりがいを感じますね。
報告をされた時は「ああそっか。まあそれ当たり前だけどね。」とか「まだまだいけるでしょ!」とか言ったりするんですけど、実は内心めちゃくちゃ喜んでるんですよ?(笑)
もちろん、メンバーが成果を出した時でも、「僕が育てた」っていう気持ちは微塵もありません。
TOMAPに入社するメンバーはみんな成長思考なので、勝手に育っていきます。
あとはもう一つ、メンバーから提案や反論をしてもらった時も喜んでしまいますね。
メンバーが「もっとこうした方が営業部の数字上がるんじゃないんですか」という提案をしてくれたり、自分の営業方針に対する反対意見を言われることがあります。
自分の意見や考えを言葉にできるほど風通しの良い環境を築けていることが素直に嬉しいですし、
"イエスマン"ではなく主体性をもって、自分で考え発言してくれた時はとてもやりがいを感じます。
「自分を好きになりたいやつ」どんとこい。
以上、僕の失敗経験と、価値観についてお話ししました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
僕は自己肯定感が高いし、基本的に自信もあるし、究極のポジティブ思考。
そんな自分自身を、世界トップクラスで幸せな男だと本気で思っています。
でも誰も彼もがポジティブに生きるなんて無理な話です。
当然、育ってきた環境や幼少期の経験とかによって、自分に対して自信が全くなかったり、自己肯定感が低い人もたくさんいます。
僕はそういう人たちでも「自分を好きになれる」ようなマネジメントをしていきたいと思ってます。
働くメンバーが、自分の人生を幸せに思える環境を。
僕のマネジメントを通して、自分を好きでいられるような、自己肯定感の高い人を増やしていきたいです。
もちろん大前提、僕は「インターンを通して成長したい!」というやる気がある人がいいです。
ビジネスを通して何歩も成長したい学生さん、そして僕に自己肯定感を上げてほしい学生さん。
ぜひ一度お話ししましょう!
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