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「好き」を仕事に—エンタメ業界で輝くマーケターのストーリー

新卒における会社選びはなかなか難しいものがありますが、「好き」を仕事にすることで、継続的かつパワフルに仕事をまい進することができます。今回、トライバルメディアハウス(以下、当社)で新卒から活躍する薦田 果聖さんに、当社に入社してからの経験、そして今後の展望についてお話を伺いました。

マーケティングDX事業本部 モダンエイジ事業部

プランナー 薦田 果聖(2018年入社)

SNS広告運用からマーケティング戦略へ ── 薦田が切り開いたキャリア

ー薦田さんは2018年4月の新卒入社ですが、入社後にモダンエイジ(※)にてどのような業務を担当されてきたのか教えてください。

※Modern Age / モダンエイジはマーケティング支援を通してエンターテインメント、ブランド双方のファン作りを行うのが得意なレーベルです。エンターテイメント領域においてマーケティング支援からファンを作る、エンターテインメントのファンのエネルギーをブランドに転化する架け橋の役割をモダンエイジが担います。

※入社時のインタビューはコチラを参照

私は新卒で入社してから、主にSNS広告の運用を担当してきました。最初はSNS広告やSNS運用を中心に担当していました。プラットフォームもFacebookやTwitterなど複数担当することも多かったです。

特に某学校法人などの案件に深く関わっていました。入社当初からエンタメ系の案件も多く、例えば映像配信会社の広告運用なども担当していました。

基本的にはチームで動くことが多く、私以外にプランナー、プロジェクトマネージャー、ディレクター、マーケティングコンサルタントといった役割のスタッフがいます。案件によってはプロデューサーやリサーチャーなどの役割のスタッフも入ることがあります。

ー入社されたばかりの時期に、 印象的な業務は何かありますか?

最初はレポート作業が多く、分析の重要性を学びました。どの指標を見ればよいのか、データをどう活用するのか、またSNSのアルゴリズムを学べたのは大きな経験でした。

そこから、ゲームメーカーのInstagramアカウント立ち上げにも関わることになりました。当時、企業がInstagramを活用し始めた時期で、ゲームメーカーのアカウント開設や戦略策定に携わることになりました。運用業務から徐々に戦略策定や企画立案にも関わるといった流れです。クライアント側が設定しているKPIを達成したり、フォロワー数が増加するなど、運用改善に寄与できたことが、ステップアップの大きな要因だと思います。

また、Facebookがメインだった時期からInstagramやX(旧Twitter)に移行する中で、SNS戦略が重要になりました。私自身、マーケティングの視点で提案をする機会も増えていきました。

ー具体的な提案案件として、印象的なものはありますか?

音楽機器メーカーのプロモーションですね。最初は声優を起用した広告を提案し、Spotifyで音声広告を展開しました。これが口コミで評判となり、ブランドリフト調査でも高評価を得ました。

それがきっかけで、イヤホンの新商品のプロモーションとして「Color of Life」という施策を提案しました。声優を起用したマーケティング手法が評価され、その後もヘアケアブランドやクレジットカードなど、さまざまな業界で声優を活用した施策が増えていきました。

ー薦田さん自身がキャスティングにも関わっていたんですよね?

はい。事務所に直接問い合わせをして、マネージャーさんとやりとりしながら進めることも多かったです。一度つながりができると、次の案件にもつなげやすくなりました。

ー素晴らしいですね。SNS広告運用から始まり、キャスティングやマーケティング戦略にも関わるようになり、どんどん活躍の幅が広がっていますね。

クライアントの先にいるエンドユーザーへ ── 共感を生むマーケティングとは?

ー続いて仕事のやりがいについてお話しいただけますか?

そうですね。やはりクライアント様に喜んでもらえることは大事ですが、個人的にはその先の消費者の声を聞くのが好きですね。

例えば、ゲームメーカーのゲーム紹介動画を作ったときに「このゲームめっちゃ面白そう!」というコメントが入ると、「ああ、いい感じに届いてよかったな」と感じます。

また、プロモーション施策の際には、キャスティングに対する喜びの声が多く寄せられたり、施策について考察いただいたりと、とても嬉しい声が多かったです。特に、Color of Lifeの施策では「この色にこの声優さん、わかってる!」とか、「これは買います!」といったコメントがたくさんありました。そういうフィードバックをいただくと、「やってよかったな、喜んでもらえて良かった」と思います。

やはりクライアント様だけでなく、エンドユーザーが楽しんでくれるのが一番ですね。

特にコラボ施策のときは、私自身も声優さんが好きなので、単に広告塔として起用されるだけではなく、声優さんの魅力も引き出しつつ、ファンが喜ぶような仕掛けを入れることを大切にしています。

ファンの方々が「これは分かってる!」と感じてくれて、楽しんでくれると本当に嬉しいです。フィードバックが返ってくると、「この仕事をやっていてよかったな」と改めて思います。

入社して実感した、トライバルメディアハウスの“メリハリ文化”

ー入社してみて感じたことって何かありますか?

入社してみて感じたこと…。少し言い方が難しいんですが、私、自分には大人数が所属する大きな企業は向いていないかもしれないと思いながら就職活動をしていました。

なるべく早く、現場的な仕事ができるようになりたくて、自分のペースでしっかり任せてもらえる環境で働きたいと思っていました。だから、そういう環境がある会社を探していたんです。

面接の段階から新卒の時点でどんな仕事ができるか聞きながら就活をしていました。

ー実際に当社に入社してみてどうでしたか?

そうですね。面接の時から、トライバルメディアハウスは新入社員にもいろいろな業務を任せてくれると聞いていましたし、実際にインターンの時点で提案資料を作ってプレゼンする機会がありました。それがすごく分かりやすかったです。

その時に社員の方とも話す機会がありましたが、みなさんのびのびと仕事をしている印象でした。自由だけど、印象的だったのは「メリハリ」でした。普段は和やかな雰囲気なんですけど、忙しい時間帯になると、みんなすごく集中して仕事に取り組んでいるんです。そのメリハリがすごく心地よかったですね。

私はずっと賑やかだと逆に厳しいと感じていたので、メリハリがある環境はすごく合っていました。そういう意味でも、ここに入社して良かったと思っています。

“プランナー”としての成長 ── 理想と現実のギャップを超えて

ー入社してから、すでに一定の経験を積んでいると思いますが、成長を実感することはありますか?

それなりに成長を感じています。特に大きめのプロモーション案件に関わる機会があったり、実際に自分で提案をして受注につなげることができたときは、自分の成長を実感しました。

最近は特に、具体的な施策の部分に深く関わることが多く、戦略というよりは実際の運用部分での経験を積んでいます。

ーなるほど。ちなみに、入社当初のインタビューで「プランナーになりたい」と明確に書いていましたが、今の役割としてはどうですか?

現在はプランナーとプロジェクトマネージャー(PM)を兼ねたようなポジションで動いています。確かに企画業務にはがっつり関わっていますね。

ー実際にプランナーになってみて、どう感じていますか?

いやー、大変ですね(笑)。すごい世界に足を踏み入れてしまったなと思いますし、反省することも多いです。私は「アイデアが面白い人が一番すごい」と思っているんです。なので、プランナーという職種に憧れていました。

実際の業務では「ゼロからのアイデア」というより、既存の要素を組み合わせることの方が多いです。自分が思い描いていた「プランナー」としての姿に完全になれているわけではないですが、状況に応じて適切な選択肢を持てるようになった点では、成長しているのかなと感じます。先輩方がしっかりとサポートしてくれている点もとてもありがたいと思っています。

そしてこれまでの運用経験を通じて得たものが、プランニングの幅を広げる力になっているのかもしれません。

アイデアを“実現”する面白さに目覚めた ── 次なる挑戦のカタチ

ー今後、トライしたいことや挑戦したいことはありますか?

今、ちょうど考えているところです。

最初はずっとプランニングの領域に関わりたいと思っていたんですが、最近はディレクションの仕事がとても楽しいと感じるようになりました。その分野の知識をもっとつけて深めていきたいなと。また、ブランド戦略に関わる際にも、クリエイティブディレクションのスキルを活かせるようになりたいと思っています。

ーなるほど。プランニングからディレクションへと、少し異なる領域に興味を持つようになった背景には何かありますか?

そうですね。根本的にアイデアを出すことは変わっていないと思うんですが、私はデザインを見たり考えたりするのがすごく好きなんです。

仕事をしているときも、考えているときも楽しいと感じます。例えば、動画の見せ方や、写真の撮り方、撮影の際の演出など、そういう部分を考えるのがとても好きなんです。

また、企画を考える際に、コンセプトからどんなアウトプットにするかを考える過程がすごく楽しいです。形になっていくプロセスが特に面白いなと感じています。

挑戦というほど大げさなものではないのですが、今後はそのあたりも強化していきたいなと考えています。そういう意味では、いろいろとチャレンジしたい人にはもってこいの環境がトライバルメディアハウスにはあると思います。

モダンエイジだからできること ── エンタメ×マーケティングの未来

ー今までやってきた仕事の中で、モダンエイジならではの特長って何かありますか?例えば、モダンエイジだからこそできたことや、他の広告代理店やマーケティング会社と違う点などがあれば教えてください。

やっぱりエンタメと密接に関われるというのが、モダンエイジの大きな特徴かなと思います。例えば、アーティストのコンサルティングやSNSのコンサルティングを手掛けたりしていますし、ブランドのプロモーションでもエンタメ要素と掛け合わせて展開することが多いですね。またSNS運用や広告運用の極意を学べる、プランニングからディレクションまで幅広く関われる、という点もお勧めかもしれません。 

そして最初の企画の段階から、エンタメとのコラボレーションを前提に考えることが多いですし、それを実際にプロジェクトとして形にできるのがモダンの強みだと思います。

だからこそ、企画を考える段階でもワクワクしながら仕事ができるというのも、モダンエイジならではの魅力かなと思います。

ただ、もちろんすべてがエンタメ基軸というわけではなく、例えばインフルエンサーを起用した広告施策や、特定のメディアを活用したプロモーションなど、よりシンプルなマーケティング施策を展開することもあります。

ですが、タイアップやプロモーション施策を考える際に、「エンタメとの相性はどうか?」という視点が常にあるので、自然とその要素を取り入れた提案が生まれやすい環境だと思います。

ファンの気持ちはファンが一番わかる ── エンタメ愛が活きる職場

ーでは次の質問ですが、どんな方と一緒に働きたいですか? どんな人に入ってきてほしいと考えていますか?

そうですね…やっぱりエンタメが好きな方がいいかなと思っています。

やっぱり「好き」には勝てないなって思うんですよね。どんなにリサーチして、ファンが喜ぶことを考えたとしても、実際にそのカルチャーの中にいる人が考えるものには敵わないと感じることがあって。

アイデア力も大事ではあるんですが、何かが好きで、その業界と関わりたいとか、一緒に仕事したいという思いがある方は、モダンエイジの仕事を楽しめるんじゃないかなと思います。そういう方がいると、モダンエイジとしてもすごく楽しいと思います。

ーでは最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

皆さん、モダンエイジに興味を持ってくださる理由として、やっぱりエンタメが好きというのがあると思うんです。でも、エンタメってそもそも嫌いな人がほとんどいないじゃないですか。

そしてモダンエイジのみんなもエンタメに対する愛情がすごい。エンタメが好きだからこそ、業界に何かしら貢献したい、恩返しをしたいという気持ちを持っている人が多いと思います。好きなものをもっと多くの人に知ってもらいたいし、その業界の中にいる人たち、ファンを喜ばせたい、という強い想いがあるんです。

関わる人みんなが喜んでくれるような仕事ができると、本当にやりがいを感じます。

モダンエイジに応募を考えている方には、ぜひその「エンタメ愛」と「業界に貢献したい気持ち」を持って応募してほしいです。

今回は、プランナーとして活躍する薦田のインタビューをお届けしました。自分自身がとても深い「エンタメ愛」を持ってモダンエイジの業務に接している姿勢がみなさまにも伝わっていれば幸いです。


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ブランドマーケティングとエンターテインメントマーケティング双方のプロフェッショナルが集う、マーケティングレーベル「Modern Age/モダンエイジ(以下、モダンエイジ」のディレクターを募集します。 Modern Age/モダンエイジ事業部は、ソーシャルメディア時代のマーケティングを標榜する「株式会社トライバルメディアハウス(以下トライバル)」内にあるエンタメ×マーケティングの専門家集団。音楽・エンターテインメント業界のマーケティングに強みを持ち、豊富な知見を有しています。 エンタメ・音楽業界のクライアントに対する課題解決はもちろん、音楽・エンタメの知見を活かしたブランド支援やマーケティング支援において、専門性の高いソリューションサービスを提供しています。 【Modern Age/モダンエイジ公式サイト】https://modernage.tribalmedia.co.jp/
株式会社トライバルメディアハウス




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