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上場を目指し、DXの視点からゴルフ場やホテルの経営効率化をサポートしている株式会社ティータイム。WebマーケティングやSaaSをはじめ、多角的な視点でお客様の経営を支えている。
今回インタビューにご登場いただくのは、ティータイムでリーディング事業と言えるゴルジョブ事業部に所属する寺谷 祥教(よしのり)さん。外資系製薬会社、コンサルティング会社を経て、ティータイムに入社。2025年11月現在で入社約半年になる。
そんな寺谷さんに使命感を持っていた仕事への道ではなく、ティータイムへの転職を選んだ理由。ティータイムとの出会いで得た仕事を選ぶ新たな視点、担っている業務について、IPO前だからこそ体験できる仕事の面白さをはじめ、実際にティータイムで働いて感じている会社のリアル、ティータイムで目指す自身のキャリアなどについて語っていただいた。
今、このタイミングだからこそ楽しめるティータイムの仕事、この機を見逃す手はない。
自分のキャリアの解像度が鮮明に見えたタイミングで出会ったTeeTime。外資系製薬会社、コンサル会社を経て感じた『好きをシゴトにする』魅力とは。
Q)まずはティータイムに入社されるまでの経歴を含め、自己紹介をお願いします。
寺谷:寺谷祥教(よしのり)と申します。ちょうどコロナが流行っていた2020年の3月に卒業式もないまま関西学院大学を卒業しました。家族が病気だったこともあり、就活をはじめていろいろな会社の話を聞くなかで、自分は製薬会社に進まないといけないんじゃないかという使命感を抱き、外資系の製薬会社に就職しました。
初任地は青森で、医薬情報担当者、いわゆるMRという仕事、ひらたく言えば営業として、医師へ薬を販売していました。コロナ禍で医師への接触が厳しい環境でしたが、ビシバシ営業し、一定の業績を残したとき、本社のプロジェクトにアサインすることになりまして、そこで本社でプロジェクトに携わっている人たちとのスキルの差を痛感したんですね。それで視点を変えて、プロジェクトワークを極めたいと思い、3年半勤めた製薬会社を退社し、コンサル会社に転職したんです。
2つ目の会社はベイカレントコンサルティングという会社で、大手小売会社の事業戦略プロジェクトと採用管理システムを一気に拡めるといった人材業界のプロジェクトに携わりました。この時期は、とにかくがむしゃらに働いて、クライアントさんからのバリューを獲得し、例えば人材系のプロジェクトで言えば、採用管理システムだけでなく、他のプロジェクトの案件獲得まで染み出しながらさせていただくようになりました。
コンサル会社に2年勤め、担当していたプロジェクトの切れ目のタイミングに就活媒体経由で平野社長と出会い、ティータイムに転職したというのが現在までのキャリアの流れになりますね。
Q)コンサル会社でスキルを高め、成績を上げていっているなかで、転職を考えたのはなぜなんでしょうか?
寺谷:実のところ、当時、転職はまったく考えていなかったんですよね(笑)。
たまたま抱えていたプロジェクトが終了し、次年度の年収がだいたい見えている状況で、なんとなくうっすらと次を考えるタイミングだったんです。
同時に、コンサルという仕事の『もどかしさ』みたいなものを感じている自分もいて。コンサルタントの仕事は、お客様に知識と選択肢を提供するまでで終わるというか、意思決定のサポートをする仕事なんです。自分で意思決定できるわけではない、手触り感みたいなものを感じられないんです。そんな部分にもどかしさを感じていました。
ただ、その中でも転職というアクションに関しては5%〜10%くらいしか考えていませんでした。そんな心境の中でタイミングよく転職媒体経由でティータイムからプロモートされ、情報収集をかねてお話を聞くことになったんです。
Q)ティータイムの話を聞いてみようと思ったのはなぜですか。
寺谷:理由は二つあります。一つは、いただいたメッセージの最初に『事業責任者』というワードがあったことです。コンサルの仕事で手触り感を得られないことへのもどかしさを感じていた私にとってフックとして効いた言葉でした。
もう一つは、今までまったく考えたことはなかったのですが、『好きの延長線上で働くこと』は結構幸せなことじゃないかと思ったためです。
製薬会社は自分の使命感で入り、スキルを磨こうとコンサル会社に転職しましたが、別に私は薬もコンサルも好きだったわけではないんですね。でも、ティータイムはゴルフに特化した事業を展開していて、それは私の好きな分野でもある。自分の好きな分野の仕事をすることは面白そうだと思ったことも実際に話を聞いてみようと思った理由の一つなんです。
Q)他社からのお声がけもあったと思いますが、最終的にティータイムを選んだ『決め手』は何だったのでしょうか。
寺谷:決め手になった軸は二つありまして、一つは、語弊がある言い方かもしれませんが、会社のサイズ感です。
過去に二社経験し、それなりの実績も作ってきましたが、それでもやっぱりまだまだ自分自身未熟なところがあり、できていないことも多いと思っていましたので、その状況で、自分にとって一番ストレッチが効く環境で、ちゃんと責任あるポジションで働けるのは結構素敵なことだと思い、それは現在のティータイムのサイズ感だからこそ可能ではないかと感じたことです。
もう一つは、コンサルという仕事はいつでもできると思ったことです。コンサルという仕事に未練はありませんでしたが、稼ぐことはコンサルでできる。でも、ティータイムでしかできないこともあると思ったわけです。
実は、コンサルに入ったときに考えていたネクストキャリアは、製薬会社だったんです。コンサルで自分のスキルを高めて、再び製薬会社に戻ることが私が描いていたキャリアの未来図でした。製薬会社での仕事に使命感を持っていたことが逆に自分を縛りつけていたのかもしれませんね。
このままコンサルを続けてマネージャーになる未来はありますが、クライアントへの提案までの仕事で終わり、どこまでいっても他人軸で生きることになりそうで。一方、ティータイムの場合は、自分の成長が所属する事業部にインパクトを与え、手触り感を覚えながら会社全体への成長につながる未来があるように思えました。自分のキャリアのグリップを持つことができるのがティータイムだったわけです。
Q)強い使命感すら変えて、ティータイムに転職することを決めたのはなぜですか。
寺谷:ものすごくシンプルな回答になるのですが、『楽しく働けそうだ』と思ったことです(笑)。実際にティータイムに入社して、今までとても楽しく働いています。
事業規模感から考えて、自分の経験を活かし、入社してすぐに活躍でき、その後もスケールさせられるような感覚があって、ティータイムでの自分のキャリアの解像度がくっきり見えまして。
この会社ならそれまでに経験してきたことをすべて活かせると思い、モチベーションが上がりましたし、しかも自分の好きなことを仕事にできるわけで、それは楽しく働けそうだと思いますよね。
上場前だからこそできる役割・シゴト。事業の仕組みを自ら構築していく面白さがある今のTeeTimeのフェーズとは。
Q)ワクワクしながら入社されたと思うのですが、実際に入ってみて、入社する前とのギャップはありましたか。
寺谷:ギャップを感じたことは特にないのですが、ベンチャーならではなのか、意思決定のスピードはやっぱり早いなと思いましたね。
もう一つ、意思決定のスピードや自分のアクションを精緻に言語化し、施策レベルまでに仕上げることをスタンダードにするようなカルチャーがティータイムにはあって、それはとってもいいなと思っています。
Q)寺谷さんは今現在、どのような仕事に携わっているのでしょうか。
寺谷:私は、ゴルフに特化した求人媒体や人材紹介を展開しているゴルジョブという事業部に所属しています。担っている業務の一つは、CA・求職者へのキャリアアドバイザーとRA・企業に向けたリクルーティングアドバイザーです。
具体的には、ゴルジョブを利用する求職者にキャリアアドバイザーとして仕事のアドバイスや紹介をしていくこと。ゴルジョブに求人を載せてくださる企業に商談に行って契約を獲得する、この両面を行なっています。もう一つ担っているのは、オフィスにメンバーが何人かいますので、そのマネジメントですね。
CAもRAも経験はありませんでしたが、製薬会社での営業やコンサル会社でのマネジメント経験が活きていて、私には問題なくフィットしていると感じています。
Q)入社してこれまでで最も気持ちが高まったシゴト・イベント等あれば教えていただけないでしょうか。
寺谷:ティータイムで働く中で、最もアドレナリンが出たと感じているのは、育成していたインターン生が売上げをあげたときですね。
コンサルの頃はバリューを出すのが当たり前の世界で、自分の管理下にあったメンバーが売上げをあげることにインパクトはなかったのですが、『人を育成して、自分が育成した人が成果を出す』という経験は今までしたことがなかったので、表現は良くないかもしれませんが、脳汁が出るみたいな、そんなエキサイティングな感覚を味わったことを今でも鮮明に覚えています。
Q)ベンチャー企業ならではの難しさや面白さはありますか。
寺谷:ベンチャーやスタートアップはどこもそうだと思いますが、ティータイムは上場前のフェーズであり、組織としての制度や仕組み化を進める段階にあります。
実際に私も仕組み化はもちろん、仕組みの種を作るような役割を担っていて、これは難しくもあり、面白くもあるベンチャーならではの仕事だと思っていますね。
Q)共に働いているメンバーの雰囲気やティータイムならではのカルチャーについても教えてください。
寺谷:メンバーは基本的に熱々とした雰囲気ではなく、みんなが一定の心理的安全性を担保しながら働けるような環境だと思っています。
ティータイムは、どんな人も受け入れるようなカルチャーがあるのですが、それを言い訳にして成績が出ていない人を放置するような会社ではありません。
アメとムチではありませんが、締めるところはきちんと締めるんですね。そういうカルチャーを自分も守りたい、そのために、『どんな人でも活躍できる仕組み』を作っていきたいと思っていて、それを今の自分の課題として感じています。
Q)『どんな人でも活躍できる仕組み』を作りたいと考えられる背景について伺えますか。
寺谷:二つありますね。一つは、成果を何倍にも高めていくためには自分一人だけではダメで、活躍できる人材を育成しなければならないという前提です。
もう一つは、私が一社目で働いていたときに上司にチャレンジできる環境を与えてもらったという経験がありまして。人は一定の活躍できる土壌を与えられれば、しっかりと活躍できるのではないかという仮説が私のなかにあるためです。
その仮説をとにかく早く実行したい。コミュニケーションスキルや架電の時間だけへの依存ではなく、「こうやればうまくいく」という仕組みやルールを作りたいと思っています。
社会課題に向き合いながら価値提供をしていけるTeeTimeのシゴト。クライアントの経営効率化を図り、業界のNo.1そしてトレンドを目指す。
Q)寺谷さんは、現在のポジションでどのような成果や価値を生み出していきたいと考えられているのでしょうか。
寺谷:まず考えていることとしては『成果』であり『価値』は、現在携わっているゴルジョブ事業部自体をスケールさせることですね。売り上げや利益という観点で圧倒的な数字を叩き出すことをとにかく考えています。
そのために、私自身も数字を上げることが重要ですが、同時に、私が育成しているメンバーも成果を出せるようになることが重要で、成果を出すことに苦しむのではなく、楽しんでくれるような環境づくりをしていきたいと思っています。
Q)寺谷さんの『これからのキャリア』について、TeeTimeで目指していること、ありたい姿はありますか。
寺谷:目先で目指していることは、『ゴルジョブの事業をティータイムのなかで一番の屋台骨に育てること』ですかね。個人としては、一番事業を引っ張っていける、会社を引っ張っていける存在・キャリアにしていきたいと思っています。
そのなかで、自分が事業責任者になるタイミング、あるいは事業責任者として、上場を経験することが将来的なキャリアの一番の目標と考えています。
Q)そんなゴルジョブ事業部について、寺谷さんが抱いている『今後の展望』を教えいただけますでしょうか。
寺谷:いろいろな求人媒体があるなかで、ゴルジョブがトレンドになる。『市場独占率が高い状態』にしたいというのが私の展望です。
ゴルフ業界の人たちが「ゴルジョブを使っていないなんておかしいよね」と思う、ゴルジョブを使うことが当たり前の世界を目指していますので、これが展望になりますね。
Q)今の『ティータイムにしかない魅力』や『共感ポイント』は何だと思いますか。
寺谷:個人的にめちゃくちゃいいな!と思うポイントは、シンプルに、『社会課題に向き合いながら価値提供しているところ』だと思っています。
ティータイムの将来展望に観光産業に染み出していくことがあるのですが、観光産業も、今、メインにしているゴルフ業界もかなり成熟している産業だと思うんですね。成熟している産業のなかでの課題解決って難しいと思うのですが、それに真っ向から向き合って取り組んでいる。今までなかった視点から経営効率を高めようと取り組んでいるんです。
これって社会課題に本気で向き合っていることであり、一つのゴルフ場の経営効率化からはじまって、事業領域を広げ、観光業界まで活性化しようとしているんですよね。そうやって社会課題の解決をビジネスにしている点は、ものすごくいいと思いますし、事業の魅力であり、多くの人にとって共感ポイントにもなるのではないでしょうか。
感覚的ではなく数字をもとに考える。多種多様な仲間と協力し合って楽しみながら成果をあげられるTeeTimeの実態。
Q)ティータイムで働いている人の共通点、「こんな人が多い」ということはありますか。
寺谷:すごくシンプルな回答になってしまうかもしれませんが、尖っているけれど協力しあえる人が多いですね。
多種多様な人がいるのですが、チームになったときに力を合わせ、協力しあって成果を出せる人が多い印象です。
Q)今後の採用において、どのような人がティータイムにフィットすると考えていますか。
寺谷:『受動的』ではなく、『能動的』な人、自分から考えて行動できる人がフィットすると思います。例えば、マニュアルを読むだけの人ではなく、作る側になれる人がいいですね。
あと、ノリが良い人が合うと思います。例えば、会社として「何かやろう!」となったときに、素直に受けとめられる人は活躍できそうな気がします。もちろん疑問を持つことも自由ですが、疑問点を解消しながら精度を高めていくところは大事だと思っていますので、何かをやろう!となったときに一歩引いたり、冷めた目になる人はアンマッチかもしれません。
Q)ティータイムで働くために「これは覚悟しておいたほうが良い」ということがあれば教えてください。
寺谷:どの職種で入社するのかにもよるのですが、数字という観点に関しては結構シビアに見て欲しいと思いますね。
現状にせよ、目標にせよ、感覚ではなく数字的にも捉えて認識できる方が今のティータイムにはマッチする人材と言えると考えていますし、そういう方と是非ご一緒したいなと思っています!
Q)最後に、このストーリーを読んで下さった方、そして、ティータイムへの入社を検討している方にひとことお願いします。
寺谷:私が所属しているゴルジョブは事業部として土壌がしっかりしてきて、ビジネスがスケールしていくフェーズに突入してます!
このタイミングで入社することで、目まぐるしく面白い毎日、刺激的な毎日が過ごせるんじゃないかと感じています。
その刺激を感じるのにも数字は大事で、数字を毎日追いながら、事業が伸びていることをみんなで楽しめる人にとても向いている仕事だと思います。まずはぜひ一度、カジュアルにお話してみませんか。どうぞよろしくお願いいたします!