こんにちは、タスキーグループの菊池です
2025年、タスキーグループは次のステップに向けて、自分たちの経営理念であるMVVC(Mission/Vision/Value/Culture)のうち、「Value」と「Culture」を見直しました(会社案内)
そこで、前後編に分けて、その見直しの背景とプロセス、および新たな「Value」と「Culture」にどんな想いを込めているかなどを、お話したいと思います
前回の前編では、MVVCの見直しの背景とプロセスまでをお話ししました。
後半の今回は、新たな「Value」と「Culture」に込めた想い、現在取り組んでいる浸透プロセスについてお話していきます!
新Valueを選定!
タスキーが大切にしている価値観とは
まず、新Valueの説明をしていきます
タスキーが大切にしたい価値観として、以下の3つを選定しました!
目的志向と目的思考
「漫然と行動せず、常に目的を意識して行動する」という価値観です
意味合いの異なる2つの用語で表現しています
「目的志向」とは、何事にも目的を掲げて向かっていくことです
これからタスキーグループとして様々な取組を始めていくにあたり、まず「目的志向」で旗を掲げることは、社内メンバーそして社外の方々にとっても、「タスキーは何をやりたいのか」を広く理解してもらうために、非常に大切だと考えています
「目的思考」とは、目的に沿った行動になっているかを常に意識すること(目的と手段を取り違えない)、ということです
これから多様な人材にタスキーにジョインしてもらい、それぞれが個性を発揮してチームとして力を発揮していくるために、全員の目線が「目的思考」で揃っている必要があります
明確なゴールを掲げ、全員で常にゴールを意識する「目的志向と目的思考」の価値観を大切にしたいと考えています
未来最適
「場当たり対応をせず、あるべき最適な未来から逆算して、いまやるべき事をやる」という価値観です
タスキーは、企業のバックオフィスの総合サポートを中核事業としています。その支援の現場において、「これをやると楽になるのは分かっているけど、なかなか手を付けられない」ということも良くあります
そのような際に、未来最適の観点から、いまやるべきことを実施していきます
まちづくり事業においても同様に、「地域にとってどんな状態が最良の未来か」を考え、そこに向けて今やるべきことを愚直にやっていきます
コンピューター科学者のアラン・ケイさんの言葉に、
「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ(The best way to predict the future is to invent it.)」というものがあります
より良い未来を創るために、大変であっても今やるべきことをやる、という価値観を大切にしたいと考えています
主人公であれ
「ワクワクを楽しむ心を大切にする」そして、「何事にも自分事として取り組む主体性を大切にする」という価値観です
タスキーは、「LOCALから新たな価値を」を実現すべく、様々な変化・チャレンジに取り組んでいます。その際に、メンバー1人1人が、変化をポジティブに受け止め、ワクワクと主体的に取り組むマインドをもつことが何より重要になってくると考えています
また逆に、どんなに社会的意義のある仕事であっても、自分たちがワクワク取り組めない、疲弊してしまうようなものであっては、結果として長く価値を提供していくことは難しいです
そのため、まず自分たちがワクワクできるかどうか、も大切な判断軸にしたいと考えています
新Cultureはこれだ!
Valueを具体化した文化・行動規範としてのCulture
次に、新Cultureです
上記の3つのValueをより具体化し、経営Visionである「LOCALから新たな価値を」を実現していくための文化・行動規範として、6つのCultureを選定しました
いずれも既にタスキーに根付いている文化ではありますが、今回改めて明文化をしたことで、今後10年20年と残っていく組織文化となることを願っています!
自分の言葉で語れるようになる!
今後の浸透・伝播プロセス
新しいValueとCultureは選定しただけで終わりではありません
「社内メンバーが用語を暗記している」
だけでも不十分で、
「ValueとCultureを、社内メンバーが当たり前に腹落ちしている」
「ValueとCultureを、社内メンバーが自分の言葉で語れる」
ようになって初めて、社内に浸透したと言えると思います
そうした状態を作り出すために、今後以下のような浸透・伝播プロセスを実施していきます
また1月からは、社内のピアボーナス制度「ほめタス」で新Cultureに基づく行動を投稿してもらい、そのうち最もCultureを体現している行動を、毎月の社内全体会議(MJ会議)で「今月のタスキーマン」として表彰をする取組をおこなっています
毎月の全社会議で、前月のほめタスで最もCultureを体現している投稿を表彰!
ほめタスの投稿内容も、全社会議の場で全員に共有!
※※「ほめタス」については以下の記事を参照ください!※※
【記事】「仲良しこよし」じゃない。でも、さりげなく気づいてくれる人がいる——タスキーの心地よい人間関係とは?
おわりに
今回のMVVCの見直しにより、借りものではない自分たちの言葉でValueとCultureを新たに選定することができました
ただ前述したように、今回の見直しの目的は、
「メンバー間での価値観(Value)の共有や、組織文化(Culture)マッチを図ること」です(目的思考ですね!)
その目的を果たすために、これから新しいValueとCultureを、タスキー全員で自分のものにしていきたいと思います(主人公であれですね!)
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!