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世の中の景色を変えるような価値を届けたい、CLUEのプロダクト開発でできること

CLUEに新卒として入社した後、現在はDroneRooferドローン施工管理くんのプロダクトマネージャーとして活躍されている今村さん。CLUEへ入社を決めた理由やCLUEでどのような業務を経験してきたか、今後の目標についてお話を聞きました。


それでは自己紹介をお願いします。

 CLUEには新卒入社で入り、入社3年目となる昨年から、CLUEの主力サービスであるDroneRooferとドローン施工管理くんのプロダクトマネージャーを担当しています。また、CLUEでは数年先の未来を見据えたR&Dの活動も積極的に行っていて、その中で新しいロボットの開発や、ドローンの遠隔点検システムの開発などをリードしています。


新卒入社という事でしたが、学生時代はどのようなことをされていましたか?

 学生時代は、ロボット制御用のクラウドプラットフォームの研究をしていました。元々は、ロボットの制御にAIを用いる事でより高度で知的な振る舞いを実現する事に興味があったのですが、ロボットに搭載できるコンピュータの計算リソースだと処理能力に限界があると感じていました。一方で、クラウドを組み合わせる事で少ないコンピュータリソースのロボットであっても、高度で知的な制御が可能になるのではないかと考え、取り組んでいました。

 実は、ITに興味を持ったのは小中学生あたりでiPhoneが登場した時からなんです。あっという間にスマホに切り替える人が増えて周りの景色がガラッと変わり、IT・ハードウェアの与えるインパクトを実感しました。その原体験からハードウェアへの憧れは引き続きあり、研究室に入る前もIMU領域の授業で「実際の動きと画面内のキャラクターが連動する腕輪」や「食べ物を判別する眼鏡」などを作っていました。ただ、ロボットの開発は機材に費用がかかることもあり、学生時代はあまり触っていなくて、就職活動も最初は漠然とクラウドサービスを扱う会社を中心に志望していました。


なぜCLUEへ応募したのでしょうか?

 当初は学校経由で大企業への推薦の話もありましたが、自分の中ではっきりとした志望理由が見つけられず、本当に何がしたいんだろうかと考え直しました。結果、ロボット制御に関わるを伴うサービスにどうしても関心があり、新卒採用の募集が無いところへも諦めずに自身で問い合わせをかけていきました。その中でCLUEのサービスを見つけました。

 また、業界や世の中の在り方を変えるようなサービスを作りたいと考えていて、そのためにはサービスを継続的に改善していくこととユーザー目線にこだわった開発が大切だと感じていました。そこで、「お客様の景色が変わるようなスピード感のあるサービス開発に関わりたい」、「どういうサービスを作るのかというところから自身で考えられるようになりたい」ということを軸に考えていました。

 CLUEでは、お客様が業務でドローンを使いやすくするアプリケーションを全国に提供していて、「ドローンを安全に制御する技術」と「ユーザーに価値を提供するアプリケーション」の両方を駆使して価値を届けている所に魅力を感じました。

 実はCLUEに応募する前に他社からも内定をいただいていましたが、ロボット作りから取り組むことを考えて、より速いスピード感を求めたいと思っていて、CLUEならそのスピード感が実現できると感じました。


CLUEの面接で感じたことや入社を決めた理由はありますか?

 元々、ロボットの制御だけでなく、ユーザーに価値を提供するアプリケーションを開発したいと思っていました。そのためにはお客様の声をうまく聞き取り、プロダクトに反映させていく必要があると思います。お客様の声を反映してプロダクトを改善していく、CLUEはそこを大切にしていたので魅力に感じました。

 面接を受ける中でDroneRooferはお客様の声から生み出されたことを知りました。当時ドローンでどのようなアプリケーションを提供するか模索していたと思うのですが、お客様の声をうまく反映させたからこそ今もサービスとして提供し続けられているのだと感じました。

 一般的には組織が成長するにつれ、お客様から直接意見を聞くことは難しくなっていくと思います。そのため、声を反映させるためには他部署との連携が重要になります。当時、選考中にインターンシップも参加させていただいて、その中で開発チーム以外のカスタマーサクセスチーム(お客様のサービス活用を推進する部署)やセールスチームの方ともお話しさせていただき、風通しの良い会社だと感じたとともに、直接聞く事が難しいお客様の声も開発まで吸い上げる事ができる会社だと感じました。

 また、インターン中にドローン以外のプロジェクトもメインで担当し、ビジネスとしてどう成り立たせるか・ターゲットはどのように設定するかという当時の自分には相当高いハードルの業務も手探りながら任せてもらい、全社的にフィードバックをもらう機会もありました。経験のない中でもチャレンジできる環境があり、サービス開発の力を身につけられることが魅力的で入社を決めました。

 

入社後に携わった業務について教えてください。

 新規事業としてのロボット開発をメインで担当させていただきました。CLUEの採用面接時点で、「新しいロボットを作りたい!」という事を強くアピールしていましたが、最初から携わることができたのには驚きました。最初は「ロボットを作る」ということにこだわっていたのですが、課題に対してお客様への価値提供を第一に考えていくうちに既製品をうまく活用するなど色々なアイディアが生まれてきて、「ユーザーへの価値提供」を軸にした開発をすぐに経験することができました。 

 また、DroneRooferのアプリケーション開発のコードレビューと実装も、一部担当しました。Swiftという開発言語に触れたことがなかったため、初めは実装ではなくレビューから関わりました。次第にプロダクトコードを少しずつ把握し、今では実装も行っています。

 CLUEは、社員の考えていることややりたいことを聞いて一緒にキャリアを考えてくれますし、チャレンジングな領域も小さなハードルから徐々にトライできる環境が整っています。仮に自分ができない状態だとしても、挑戦させてくれるとてもありがたい環境だと感じています。

 その後は、会社のプレスリリースも発表されるような重要な案件の開発部分のリードを担当しました。プロダクトの実装だけでなく、プロダクトビジョンの策定から必要な機能の要件整理なども初めての経験でしたが、チームのフォローも受けながら最後までやり切ることができました。それ以外にも、新規のプロダクトを自分の力で1から実装したり、既存プロダクトの新規ハードウェア対応など刺激的なプロジェクトに参加することができました。

 新規ハードウェアは細かい制約や既存ハードウェアとの差異などがあり、とても悩みながら仕様を検討しました。しかし、カスタマーサクセスチームやセールスチームとも何度も会話をして検討することで、最終的にはユーザーが直感的かつ安心して使えるような仕様を決めることができ、今はポジティブな声を聞く機能の1つになってとても嬉しいです。

CLUEのプロダクト開発の特徴だと思うことはありますか?

 大きく分けて2つあると思います。

 1つ目はユーザー目線で、使いやすいプロダクトを作るのを心がけている点です。直接、現場に伺ってヒアリングをしたり、カスタマーサクセスチームやセールスチームの担当者を通してお客様のご意見をいただきながら、どのようなプロダクトが使いやすいかを常に考えています。

 2つ目は役割の壁を超えて、色々な挑戦ができる点です。CLUEのプロダクト開発では、チーム内の役割が明確に分けられているわけではありません。もちろん、プロダクトマネージャー、プログラマー、QAなどの役割は分かれていますが、担当業務の枠を超えて提案したり、自分の行う業務を広げていく事ができます。自分自身も最初はロボットやアプリケーションの開発をさせていただいていましたが、ゆくゆくはプロダクトマネージャーとして活躍できればと考え、コードを書く以外の業務も率先して取り組んできました。その結果、4年目の今では主力サービスのプロダクトマネージャーを担当しています。



できるようになったこと、挑戦していることについて教えてください。

 今はDroneRooferとドローン施工管理くんのプロダクトマネージャーとして新機能のデザインと開発を日々進めています。特にDroneRooferは、より幅広いユースケースでプロダクトをご利用いただけるように、新しい機体への対応を積極的に進めています。機体が異なることで、利用できる機能や特徴も大きく異なるため、その中でお客様により価値があるものをどうしたら提供できるか、どうしたらもっとお客様に浸透する使い勝手の良いものにできるかを考えています。これまでには実装できなかった機能も増やしていきたいです。

 また、新規事業として開発してきたロボットのプロダクト化と本格的な事業化にも挑戦しています。まだあまり具体的なことは公開できないのですが、開発当初からあったハードウェア費用の課題を、既製品を改良して活用することで一つひとつクリアしてきました。

 今は実装段階での課題があり改良を続けています。リリースまでの課題はまだまだありますが、事業化することで、ユーザーに安心して使っていただき、価値を感じていただける状態にすることを目指しています。

 自分自身のスキル面では、カスタマーサクセスやセールスチームの方々と仕様のすり合わせなどで協働する機会が増え、より幅広い視野を持ってコミュニケーションをとることができるようになったと感じています。開発もチーム全体のことを見られるようになってきました。自分のやりたいことだけではなくて、プロジェクトを推進していくためにはやらなくてはいけないことが積み上がってきます。優先度の整理をする中で、新しい機体の動作確認を新任のテスト担当の方と一緒に進めたりなども率先してできるようになってきたことなども、1つの成長だと思っています。新しい機体でできること・できないことがどこまであるのか、開発をしながら見出していくこともありますし、新機能を実装した際の不具合原因の切り分け調査や、ユーザーが実際に利用した際に躓くであろうポイントを実際に自分でも触ってみて考えてみたりと、検討すべきポイントを手探りで作っていくことも多いです。

 自分で扱う課題の大きさも変わってきているため、更にできることを増やしたいと思います。例えば、自分自身の技術力をもっと身につけることで、開発の難易度やステップの解像度を上げたいです。CLUEでは本当にプロフェッショナルなエンジニアの皆さんと一緒に働けるので、、コミュニケーション速度を上げていくことで、作れるものの幅も広がっていきますし、プロダクトを作るスピードも上げていけると思います。

最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

 3つあります!

 1つ目は技術が好きな人です。 新しい技術が常に世に出てきて、それらをキャッチアップしていかないと他の会社に遅れてしまいます。常に新しいものを作って、他にない価値を提供するためには、興味ある技術に自発的にキャッチアップできる人が強いと感じています。

 2つ目は最後までやり抜く力がある人です。開発しているとすぐに解決できない事やめんどうな事も多々ありますが、そういったもの含めて最後までやり遂げる事が必要だと思います。どんな課題があっても、「最後までやり遂げる!」という気持ちが重要だと感じます。

 3つ目は前向きな人です。プロダクト開発はチーム1つのプロダクトを開発していくので、メンバーそれぞれがうまく連携する事が特に重要な側面を持っていると感じています。ただ最初からうまくできない事もあるので、少しずつチームに擦り合わせていくことになります。CLUEの開発チームはお互いを尊重してすり合わせをする文化が根付いているので、前向きに一緒に検討できる方なら溶け込むまでに時間がかからないと思います。

 全て自分自身でもこうならなくては、と日々感じていることですが同じ価値観を共有できたらなと思います。




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