笑屋株式会社の八木です。
10年前に代表と一緒に創業メンバーとして、管理部の役員をやっています。
管理部以外にも広告/アライアンスの部署も管理しています。
他にも採用支援会社の役員も10年近くやっているので、支援側の感覚や知見を持って自社の採用に生かしています。
多分、過去に200社くらい採用に関わっていたり、業務委託で一社員として働いてきたので、色々な部分を見させてもらいました。
今回は、僕が考える”理想な就職活動”を書きたいと思います。
あくまで持論が入っているので、全ての就職活動に当てはまる訳ではないとは思いますが、
- 大きな会社に入ってなんか違うな。
- 自分の大切にしている価値観で働きたい
- これから伸びていくような会社で働きたい
こんな思いを持って活動している人には、参考になるかなと思います。
少しでも参考にして貰えればと思いますし、そんな価値観を持って活動して欲しいと思っています。
就職活動の手法は1つじゃない。
就職活動のやり方は、自分がどれだけ本気で取り組めるかの部分だと思います。
弊社の採用は
- 自社HPからの応募
- リファラル採用(社内社員からの紹介)
- 採用媒体
- 採用イベント
大きく分けて、この4つから採用をしています。
これは新卒/中途問わずこの経由になります。
会う事に対しての優先順位はこの順序になっています。
なぜかと言うと、「弊社のビジョン、バリュー」を共感して
応募してくれているかどうがこの順位だからです。
弊社規模の会社であれば、
もしかしたらいきなり電話して来て
「一度会いたいんですけど」って言われたら確実に会うと思いますね。
どんな人かわからないけど、その勢いある学生は会いたくなりますね(笑)
一度、自分で就職活動ってこのやり方しかないのかな?
と疑問に持つ事もありかと思います。
会社の求める人物は、ビジョンやバリューにある
よく就職活動生から「どんな人を採用したいですか?」と質問されます。
他の会社の方がなんと答えているかはわからないですが、
僕は「弊社のビジョン、バリューに心から共感してくれる人」
と伝えるようにします。
それ以上でもそれ以下でもないかなと思います。
ちなみに、ビジョンとは、組織が目指す将来像のことで、
バリューとは、組織が共有する価値観や
従業員の判断基準となる行動指針や行動規範のことを指します。
もちろん優秀な人に来て欲しいと思いますが、
その部分はビジョン、バリューの共感が土台にあってからかなと感じています。
弊社は、以下のようなビジョン、バリューを持っています。
ビジョン
「トレンドではなく、文化を作る会社であり続ける」
バリュー
「軌跡を残す」
「らしさを磨く」
「できる方法を考える」
「コミュニケーションをあきらめない」
↓社内記事を外部公開しています。
この2つの項目に共感出来ない会社は自分に合っていないし
どんなに素晴らしいビジネスでも選考を受ける必要はないのかなと感じます。
ビジョンやバリューがないベンチャー企業は
何に向かっているかわからない事が多すぎるので、
人事の方に聞いた方がいいですね。
先日たまたまネットサーフィンしてたら、同じような事を考える方々のインタビューが載っていました。
==経営理念への共感がない人は絶対採るな 「◯◯が好きだから」を採用の軸にしてはいけない理由==
最後に自分で結論が出せる項目を考える
近年の就職活動は学生側の売り手市場となっているので、
内定はいくつかもらえると思います。
ここから重要なのは、「入社する」から「成長イメージ」を持つ事に切り替える事です。
何をポイントに企業を決めるかです。
- 尊敬できる上司が社内にいるか
- 事業内容が自分の考えと共感できるか
- 同期メンバーと一緒に頑張る事ができるか
- 事業モデルに共感できるか
上記の他にもいくつかあると思います。
入る事は簡単ですが、仕事は続ける事が重要です。
仕事が辛くても、納得行かなくても「続ける意味」をどこに感じられるかがポイントです。
よく中途採用で「就職活動で入った会社と合わなかった」
という人を面接する事があります。
入ってからもわかる事は多いと思いますが、
自分で納得出来る部分を見出せなったのかなと思います。
僕が新卒で入った会社はかなりハードでしたが、
納得して入った会社で周りからなんと言われようが
成長させてくれた会社だと感じています。
当時の同期とも仲はいいし、今の会社の代表も新卒の同期です。
そんな感覚を今就職活動している皆さんにも感じて欲しいと思っています。