今回の「#仕事のバトン」にご登場いただくのは、Synergy!の運用代行や分析などで清水さんと”苦楽を共にした”という兜坂さん。今はどんなお仕事をされているのでしょうか。

▼清水さんの記事はこちら

▲兜坂さん（2008年4月入社）　クラウド事業部　プロダクトマネジメントG

How to Work｜情報を集め、整理し、わかりやすく伝える

私のミッションは、Synergy!やSynergy!LEADの認知拡大や販売促進、機能の企画に必要な情報を集め、推進することです。カスタマーサクセスやセールス、マーケティングなどビジネスサイド（売る側）と開発サイド（作る側）の「ハブ」として、主に、以下のような業務を行っています。

■プロダクトリリースの社内説明会

新しい機能の説明会を実施します。PM（プロダクトマネージャー）からリリース内容の説明を受け、仕様書やステージング環境を確認しながら説明資料をまとめます。お客様に説明するセールスメンバーが理解しやすいような表現や説明を心がけています。
また、リリース前日には社内向けの記事も公開。説明会で伝えきれなかった開発者の声やプロダクトの情報を発信しています。

■プロダクトの社内啓蒙、教育コンテンツの制作〜説明

新旧の機能比較やインフラの基礎など、プロダクトの理解が深まるコンテンツの企画・制作をしています。時には勉強会や座談会を開催するなど、一方通行な説明にならないよう、試行錯誤を繰り返しています。

■販売・利用促進のための施策検討、調整

管理画面やお客様向けのサイトを通じて、お客様にも情報発信をしています。Synergy!の利用目的や使い方はさまざまです。そのため、操作の邪魔にならないようなメッセージ内容やタイミング、管理画面上のバランスなども考えて、情報をお伝えするようにしています。

■利用状況やフィードバックの収集

リリースした機能の評価や改善のため、利用状況やフィードバックなどデータを収集します。定量面だけでなく、どう使っているのかや困っていることなど、定性面もしっかりと確認します。
より詳しくお話をお聞きしたいときには、セールスやカスタマーサクセスがお客様と実施しているMTGに同席してヒアリングすることもあります。なお、フィードバックはすべて開発プロジェクトメンバーに共有します。良い声はモチベーションになりますし、良くない声には寄り添ってプロダクトの改善につなげていけるようにしています。

■PM、開発メンバーと開発計画の協議

機能などの開発計画の協議にも参加します。お客様のユースケースや課題解決に沿った機能を追加したり、プロダクトを進化させられるよう、販売や利用の視点から意見を出します。フィードバックも含めて、技術面だけではない議論ができているのではと感じています。

■プロダクトマーケティングマネージャー（PMM）業務の体系化

機能の目的別に、「どのようなプロセスで、どのような施策を、誰とどう進めるのか」を明確にする取り組みを進めています。業務を属人的なものに留めておくのではなく定型化することで、今後、新しい機能をリリースしたときに必要な施策をスムーズに進められるようにして、新しい施策を検討する時間を増やすことが狙いです。
施策はやってみないとわからない部分も多いため、運用しながらブラッシュアップをしています。

Schedule｜ミーティングを軸にして効率的に時間配分をする

9:00～10:00　勤務開始、メールやSlackのチェックと返信、タスク整理
10:00～11:00　利用状況の集計
11:00～12:00　PMMメンバーと業務に関連する相談や施策の壁打ちMTG
12:00～13:00　お昼休憩
13:00～14:00　社内リリース説明会実施
14:00～15:00　資料作成や確認など作業
15:00～16:00　PMなどプロジェクトメンバーとMTG
16:00～17:00　進捗や施策協議のためのMTG
　※今は時短勤務をさせていただいていて、だいたい9〜17時で仕事をしています

Abilities & Skills｜プロダクトに関わるすべての人の想いに寄り添い、体現する

これまでセールスや導入支援、オペレーションなど、さまざまな部署、役割を経験する中で、お客様や同僚の想いに触れてきました。そして現在は、プロダクトマネジメントとして開発に近いところで、開発者の仕事や想いに寄り添っています。

社内外問わず、プロダクトに関わるすべての人と接してきた経験が、今ひとつになり、さまざまな人の想いを体現した企画や情報発信ができるようになってきたと感じています。

Motivation｜プロダクトの良さが社内外に伝わる→さらに良い仕事につながる。このスパイラルが、やりがいを生む

たとえば、セールス経由でお客様から「使いやすくなった」「この機能良いね、ほしかった」とフィードバックをいただいたとします。それをプロジェクトメンバーに伝えると嬉しいリアクションがきます。同時に、メンバー自身のモチベーションも上がりますし、開発する意義を感じてくれたり、開発のときの意識が高まるなど、次のプロジェクトにも活きてきます。

こんなふうに、お客様の役に立ち、かつ、プロジェクトが評価されて、関わった人たちが喜んでいる姿を見たときに、やりがいを感じます。私が大きな貢献をしたわけではないですし、お客様へ伝えてくれたフロントのメンバーの協力があってこそ得られるものなのですが...やはり、プロダクトを社内外に伝え、良いフィードバックをもらえた時が一番嬉しく、もっとがんばろうと思える瞬間のひとつになっています。

▼兜坂さんからご紹介いただいたのは...

金佐 さん（クラウド事業部 カスタマーサクセスG）

長くセールスとして活躍されていて、お客様の課題に寄り添い、丁寧にご対応されており、がっつりお客様の心を掴んでいた印象があります。また社内のメンバーに対しても、お客様の声を丁寧に正確に伝えてくれるなど、とても信頼できる人です。

現在はカスタマーサクセスとして、より多くのお客様に対して、必要な情報をどのように届けるか、お客様のCRM活動において何が必要なのかを、真摯に考えて施策を進められています。プロジェクトで連携させていただくことがあるのですが、お客様と社内のビジネスサイドの想いを理解されていて、いつも頼りにさせていただいています。