社員が自分の言葉で自分の仕事を語る「#仕事のバトン」シリーズ。
前回の長島さんからご紹介いただいたのは、一緒にタッグを組むことの多いという先輩の上山さんです。
▼長島さんの記事
#仕事のバトン|お客様の成果に繋がった瞬間を見られることが、最高のやりがい
▲上山さん(2009年4月入社)クラウド事業部 第1デジタルマーケティングG
How to Work|お客様の「第二の目」となり、課題解決に貢献する
私の役割は大きく2つあります。
1つ目はお客様の課題や事業を見つめる「第二の目」になること。戦略立案の際は、当事者だけの視点だと死角(見えていない部分)ができてしまいがちです。そこで私=第二の目が入ることで、さまざまな角度から課題を一緒に見つめ、お客様自身では気づきにくいベストなゴールを探し出すことができるようになります。
もうひとつは、制作ディレクション。課題解決に必要な”モノ”をカタチにしていくことです。Synergy!の提供をはじめ、サービスサイト、会員サイト、SNS、チラシ、映像…など、今の状況に最適なツールやメディアを選定し、制作チームと共に作り上げていきます。
業務の最終的なゴールは、お客様に「相談してよかった」と思っていただくこと。成果につなげることももちろん大事ですが、そこに至るまでの戦略立案から制作への繋ぎ込みの過程でこぼれがちな細部のニュアンスを、余すことなく一気通貫で提供することが私の役目だと考えています。
業務範囲は非常に幅広いのですが、一言でいうと「Web系受託(制作)業務の最初から最後まで」です。一部だけに対応することも、すべてに対応することもあり、案件によって柔軟に対応します。
制作というと一見、顧客対応をしないイメージがありますが、初回訪問から営業に同行することも数多くあります。お客様の課題をヒアリングしながら、どういう支援をすれば効果的か? どの部分を支援すべきか? など、大枠の範囲を決めて見積りをします。その後、提案書作成やプレゼンを行い、受注となれば細かな仕様決定から要件定義、ワイヤーフレーム、デザインの方向性等を確定。社内の制作チームや外注パートナー様と連携を取りながら制作を進めます。最後に、戦略部分~デザインまで成果物に落とし込めているか品質のチェックをして納品します。
Schedule|複数案件を同時に進行するコツは、タスクに優先度をつけること
08:45 始業
09:30 社内メールチェック
10:00 案件A:構成案作成
12:00 ランチ
13:00 案件A:定例会、議事録まとめ
15:00 案件B:デザインチェック
16:00 案件B:制作チームMTG
17:00 案件C:見積り作成
18:00 中抜け(子どもの送迎)
18:30 翌日の準備
19:00 退勤
最もスムーズにいった1日の様子です(笑)。
常に複数案件が並行稼働しているので、実際は細かいタスクをスキマ時間で大量に処理しています。優先度をつけたタスク管理が重要ですね。
Abilities & Skills|広く深くお客様と関わったからこそ得られた経験値
技術的なものからノウハウまで、学んだことは書ききれないほどあるのですが...。BtoB、BtoCに関わらず多種多様な業界、お客様をご支援させていただいたことで、成果を出すための勘所や、プロジェクト全体をスムーズに進行させる術は年々磨かれています。
スムーズというとなんとなく対応スピードをイメージされるかもしれませんが、プロジェクトメンバー全員が気持ちよく業務できることが一番スムーズな状態だと私は思います。
お客様と制作チームの間で単純な伝言ゲームをしてしまうと、アウトプットの品質以前に認識の齟齬やトラブルが生まれがちです。そのため必ず私がそれぞれの立場で内容を咀嚼し、そこにマーケティングの観点を加えて橋渡しをします。これを「全員が納得するまで説明する」ことでスムーズな環境が作れます。
こうした経験値と視野の広さは、長いキャリアで得られたものの中で一番大きいと感じています。
Motivation|「また一緒に」の一言が、やる気とパワーの源
プロジェクトが終了した後、しばらく経ってお客様から「これはぜひ上山さんと進めていきたい案件なので、またよろしくお願いします!」という旨のメールをいただいた時は、とても嬉しかったです。
プロジェクトの成果に満足いただけたという安堵と、また一緒に仕事をしたい相手と感じていただけたという喜びが相まって、なにかこう、込み上げてくるものがありました。こんな風に次に繋がっていくというのは、大きな活力になりますね。
▼上山さんからご紹介いただいたのは...
小川さん
クラウド事業部第1デジタルマーケティングG
2021年の優秀社員賞を獲得された方で、私の心の支え(!)になっている方です(笑)。某大手案件を二人三脚で対応して1年以上になりますが、持っているスキルは違うのに似た感性をもっているからか話をしていても楽しく、また、行動やスタンスなど本当に学ぶべきものが多いです。私自身が小川さんの記事を読みたいので、指名させていただきます!
<小川さんの記事はこちらからご覧いただけます>
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