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【森の住人インタビュー】小さなパン屋で地域コミュニティ作りに挑戦する大学生

こんにちは!採用・広報メインにインターンをしております、立教大学の石井日奈子です。私自身のインターン活動については、下記の記事をご覧いただけると幸いです。

https://www.wantedly.com/companies/sun-crea/post_articles/353411

今回は、私と同じ時期に森の国「水際のロッジ」でインターンをしている中村さんにインタビューをさせていただきました!10月2日からインターンとして大阪からやってきた中村優希さん。彼女は大学では、語学や異文化コミュニケーション、観光学などを学んでいるそうです。

彼女はどんな思いでインターンに参加し、今何を思っているのでしょうか。中村さんに仕事について、今の心境について語ってもらいました。



どうしてサン・クレアのインターンに応募したのですか?

ホテルを通じて地域の魅力を発信する事に挑戦したいなと思ったからです。旅行者の滞在場所となるホテルでだからこそ、地域の何気ない魅力を伝える事ができるのではないかと考えました。あとは、地域の魅力を高める地域創生や地域活性化に携わりたいと思っていて。サン・クレアのインターンシップでは、水際のロッジで森里美さんのもとでホテル運営を学びつつ、地域の魅力を高めていく地方創生にも携わる事ができると感じ、ここでインターンをしたい!と思って応募した、という感じですね。

インターンが始まって2週間近く経ったけど、今の心境はどうですか?

まだまだ業務に慣れていないし、従業員向けの寮に住んでいるからオンオフのメリハリがつきにくくて。常に緊張感を持って動いているから少し疲れています(笑) だけど、美しい自然の中で生活できるのはとても気持ちがいいし、一緒に働く人々も優しいので、楽しくやっています。

慣れない環境にいると疲れますよね…。ちなみに、今はどんな業務を行っているのですか?

今は、主に「森とパン」っていうパン屋さんで業務をしています。松野町目黒地区で約30年ぶりに新たにオープンしたお店で、地域のコミュニティの場として確立していく為に色々な挑戦をしているパン屋さんです。だから、パン屋なんだけど、みんなが想像するようなただのパン屋じゃない。どうやったら地元の方々が気軽に来てくれるのか、そして森とパンを愛してくれるのかを真剣に考えている場所で、すごく面白い。


中村さんが業務を行っている森とパンの店舗

森とパンではどんなお仕事をされているのですか?

森とパンの店長、岸本さんの元で働かせていただいていて。(岸本さんについての記事は下記からご覧ください!)

https://www.wantedly.com/companies/sun-crea/post_articles/315935

主に岸本さんの補助作業が多いですね。土日限定のパン屋さんなので基本は土日の出勤、朝8時スタート。パン作りの経験はないけど、計量をしたり、パンに黄身をぬったり、包装したり、調理器具を洗ったりもしています。
パンが焼きあがると、岸本さんと調理場からお店まで車で向かうんですが、その時間は岸本さんから地域活性化や森とパンへの想いなど深い話することもあり、この時間がとっても大好きなんです。オープンしたら続々とお客様がやってくるので、11時頃には既にパンの種類が無くなっていたり、個数が少なくなることが多いです。11時からはお客様が減るので、人通りが全くないし、限界集落らしい静けさを感じます。鳥のさえずりしか聞こえない、みたいな。笑

この業務を通じて、地域活性化や地域との関わり合い、また将来的にホテルの業務に入る前の準備として、お客様へのおもてなし(接客)を学んでいます。水際のロッジの接客の特徴でもある、『丁寧だけどフレンドリーな接客』を意識しています!




お仕事中の中村さん

ちなみに、森とパンはどのようなお客様が多いのでしょうか。

正確な割合は分からないですが、松野町以外からもたくさんの方が来ているなと感じますね。
私が初めて勤務したのが9日なんですけど、その前にテレビで森とパンが特集されていたみたいで、それを見て来た人が多かったです。松野町以外の、鬼北町とか宇和島市から来てる方もいらっしゃいました。ただ、店員との会話が多いのはやっぱり目黒地区の方かなと思いました。

「森とパン」の地域のコミュニティの場としての役割を時折見れることもありましたが、個人的にはまだまだ普通のパン屋さんとして目黒や松野町の方々から認知されてるんじゃないかな?とは思いました。ただ、森とパンをコミュニティの場として確立させる為に岸本さんやサンクレアの皆様も試行錯誤しており、森とパンで新たなプロジェクトもスタートするみたいです。森とパンが今後どのようにコミュニティの場として確立していくのか、とても楽しみです!!

森とパンで今後チャレンジしていきたいことはありますか?

パン屋に行く時って、パンを買いたいから行くって言う人が多いと思う。けど、パンも食べたいけどあの人に会いたいから行こうかな、とか、目黒綺麗だし向こうで食べるパン最高だったな、また行きたいな、みたいに、パン以外の価値をお店で感じてもらえるようにすることかな。
お客様一人一人と丁寧に向き合いながら接客をすることで、それをどのように実現していくか考えること、それが私の森とパンでのチャレンジだと思ってます。既に完成されたコミュニティの場じゃなくて、まだまだ奮闘している『森とパン』だからこそ、どのようにコミュニティの場として確立していくのか間近で見れるし、発展していく過程に携わる事で、『地域活性化』『地域との繋がり』『一対一の丁寧なコミュニケーション』などより深く学べるんじゃないかなと思っています。

私自身も地域コミュニティの場所を創造する、という過程に携わることで地域活性化に貢献したり、一対一のコミュニケーションスキルをもっと磨いていきたいと思います。そのために、周りの方々の考えや想いに常にアンテナを張りつつ、貪欲に自分ができることを探して経験し、出来ることを増やしていきたいなと思います。

あともう1つは、森とパンを通じて「目黒ならではの価値」を広めていく事です。
森とパンは、より良い未来の為のアクションが活発に行われたり、あるいはそういったきっかけ作りの場であることを目指していると思うんです。
目黒地域には、自然との共存や無農薬や肥料にこだわっている農作物など、持続可能な世界に必要な知恵や価値あるものがゴロゴロあるのに、案外それに気づいていない人が多かったりします。
森とパンがそういう価値を発信していくコミュニティの場として確立する事で、目黒地区から徐々に円が広がっていくように、周りにもその価値をどんどん波紋させていきたい。森とパンを通じて未来の世界に少しでも貢献する事ができたらなと思います。


インターンを開始してから2週間、森とパンの業務から様々なことを吸収し、考え、前向きな気持ちを語ってくれた中村さん。彼女のこれからのチャレンジがとても楽しみです。

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