こんにちは!スマテンPR担当の松田です。
2025年9月26日、スマテンは第9期最初の全体会議を開催しました。
これまで丸一日かけていた全体会議を、今回は午後の4時間に凝縮。業務への影響を最小限にしながら、メンバー同士が集まり対話する「濃い時間」として設計されました。
前回の様子はこちらを確認ください!
Q.全体会議って?
株式会社スマテンでは、年に2回、社員全員がオフラインで集まる機会を設けています。
東京・愛知・福岡・長野など、全国各地からリモートで働く社員が一堂に会するこの場は、ふだん画面越しでは話せないことや、部署を越えた会話が自然と生まれる貴重な時間。
部署が違ってなかなか関わる機会のないメンバーとも直接顔を合わせ、同じ空気を共有しながら交流を深めることで、チームのつながりがぐっと強くなります。
タイムスケジュール
冒頭、取締役の都築からは会社のこれまでの歩みと、全体会議に込めた思いが語られました。創業当初の小さな拠点から、現在は全国からメンバーが参画するハイブリッド組織へと成長。
日常の業務はSlackやオンラインMTGを中心としたリモート環境が多く、顔を合わせて深く話す機会は限られています。オンラインで効率的に進められる一方で、顔を合わせる場でしか生まれない“人となりの理解”や“信頼関係”があることを強調しました。
「いい成果は、良好な人間関係の上にしか生まれない。だからこそ業務を止めてでも、年に数回は全員で集まる機会を持ちたい」
人と人のつながりが、最終的には顧客への価値提供につながる。そんな強い想いが共有されました。
課題解決ディスカッション:6チームでの挑戦
今回の全体会議の中心となったのは「業務効率化」をテーマにしたチーム別ディスカッションです。
インサイドセールスから経理まで、6チームに分かれて課題を洗い出し、解決策を検討しました。
①インサイドSales × CCS
最重要ターゲットへの集中戦略を提案。無駄なアポイントを減らし、ホワイトペーパー活用による顧客課題の明確化を図る。
②CCS × SBO
情報入力の品質向上と共有体制の強化を課題に設定。入力ルール整備やテスト制度導入による標準化を提案。
③SBO × CC
見積もり作成の非効率さとCCの問い合わせ増加を解決するため、自動起票や見積ID管理の仕組み化を提案。
④CC × PTQA
日程調整や不良箇所確認の非効率を指摘。定時確認ルールの導入やBPへの正確な情報提供で改善を図る。
⑤PTQA × 報告書
BP教育と報告書精度の向上を課題に。BP評価制度や現場訪問を通じた信頼関係構築を提案。
⑥経理
属人化の解消をテーマに、業務の言語化・マニュアル化を推進し、効率化と透明性を高めることを提案。
単なる「業務改善アイデア出し」にとどまらず、全員が当事者意識を持って課題を言語化し、未来に向けた行動を描く場に。
取締役COOの冨澤からは「課題の本質はオーナーシップにある」と強調しました。「他の部署のせい」ではなく、「自分が何をできるか」を考える姿勢が、組織を変える。全員がその意識を持つことが、会社の成長を支えるとメッセージが送られました。
MVV表彰で価値観を称える
会議の後半では、スマテンの3つのValue(挑戦・信頼・プロフェッショナル)を体現したメンバーを表彰。
挑戦:熊田さん、志賀さん
信頼:岩佐さん、愛子さん
プロフェッショナル:藤尾さん
今回が初の試みとなりましたが、表彰されたメンバーからは驚きと感謝の声に加え、今後への挑戦への決意も語られました。この制度は半年ごとに継続して実施する予定であり、努力や挑戦を称える文化を根付かせることで、組織全体の成長と一体感をさらに高めていきます。
最後に昇格メンバー、新入社員の紹介などが行われ、あっという間に終了の時間に。
社長からは、創業の原点である東日本大震災の経験と「建物の安全を守る意義」が改めて共有されました。「スマテンは社会にとってなくてはならない存在でありたい。社員にとっても、BP・BOにとっても『スマテンと関われて良かった』と思える会社にしていく」
数字だけでなく、その先にある存在価値を大切にしていくことが、これからのスマテンの挑戦です。
今回の全体会議は、短時間ながらも「人と人のつながり」と「仕組みづくり」の両方の重要性を再確認する場となりました。30名超の組織に広がった今だからこそ、一人ひとりのオーナーシップと価値観の体現が求められています。この積み重ねが、スマテンのさらなる成長、そして顧客や社会にとっての価値向上につながっていくはずです。
次回の会議は2026年3月を予定しております。この記事を通して少しでもスマテンの雰囲気が伝わったら嬉しいです!