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ーー本日インタビューするのは、スーツのプロダクト部のトップで、CTOを担当する上原尚さんです。弊社のエンジニアを志してくださる方に望むもの、また、こちらから提供できるもの等について話を聞いてまいりました!
ーーそれでは早速ですが、これまでのご経歴を教えてください。
上原:まず、私のエンジニアとしての原点ですが、それは高校3年生の時に読んだ「ブラッティマンデー」という漫画でした。笑
ーー初めて聞きました笑
上原:そういえばあまり皆さんに言ってなかったかもしれません笑
内容は、高校生ハッカーがパソコン1台でテロ集団に立ち向かうというものなのですが、読んでいくうちにインターネットの世界に無限の可能性を感じて、そこから興味半分でプログラミングを始めました。最初は簡単なWEBサイト開発から始めて、次にパズル・トランプゲーム等を作るようになり、プログラミングの魅力にどんどんひかれていきました。
そのきっかけから、2009年4月に情報系の大学へ進学し、講義でプログラミング・AI等の基礎を学びました。
大学の研究室では、観光情報の集合知に関する研究に取り組んでいました。また、先輩の立ち上げたベンチャー企業でプログラマーとしてアルバイトもしていて、そこでは、並列分散処理による既存プログラムの高速化対応等をやっていました。
そして、2013年4月に、新卒で某大手IT企業に入社し、WEB基幹システム開発を担当しながらインフラ周りの業務も学びました。この時に得たスキルや経験は、今でもエンジニアとしての軸になっています。その後、2017年4月にフリーランスとして独立し、2017年7月にシステム開発会社設立と同時に代表取締役社長に就任、同時期にWEBマーケティン グ・コンサルティング会社の技術顧問に就任し、常に開発の最前線に立って活動してきました。
ーースーツにはどのようなきっかけで参加することになったのでしょうか?
上原:2022年1月に、知り合いのCTOからの紹介で代表の小松と会い、現在開発を進めている 「Suit UP」の構想を聞きました。構想とはいっても、抽象的な話ではなく、小松自身がこれまでやってきた経営コンサルの具体的な業務内容の話が大部分で、それをテックのプロダクトに落とし込みたいというものでした。
これまでの経験と照らせば未知の領域ではあったものの、その再現性の高さから、この構想が、IT分野ととても相性が良いものだと感じました。それと同時に、この「経営 × IT」の分野にチャレンジしてみたいと いう気持ちも高まっていき、その後もお互いに意見交換をしつつ、2022年4月に、本格的にスーツに参画いたしました。
ーー上原さんの考える「Suit UP」の可能性
上原:「Suit UP」は、よく他社のタスク管理ツールと比較されるのですが、それら既存のプロダクトとの大きな違いは、「トップダウン型」である点だと言えます。
これまでのタスク管理ツールは、現場から導入されていくケースが一般的でした。ただその場合、現場がそれぞれの考えのもと、導入するツールを決定するために、部署間で利用するツールがバラバラになりがちでした。
こうなると、せっかくタスク管理ツールを入れたとしても、お互いの連携が取れないために、結局は組織全体へ浸透しにくく、経営層が現場を把握できていない状況が発生してしまいます。
それに対し「Suit UP」は、経営層からタスクを分解していき、部署をまたいで、タスクの見える化を行っていきます。トップダウンで最適なタスク分解を行うことで、組織全体の業務効率・経営効率向上を期待できます。これはまさに、スーツがこれまで人手をかけてやってきた経営支援コンサルティングを、「Suit UP」というプロダクトで実現しているのであり、従来のハンズオン型のコンサルティングに比べて、飛躍的に多くのクライアントの方に高品質のサービスを提供することが可能になります。
このプロダクトの広がりとともに、より多くの 企業の経営を改善することができると考えていますし、ゆくゆくは日本経済の生産性向上にも繋がると確信しています。
ーースーツにおけるエンジニアとしてのやりがいを教えてください
上原:「Suit UP」と他社のタスク管理ツールとの違いで「トップダウン型」をあげましたが、他にも「やさしいテクノロジー」というテーマも掲げています。これは、誰でも簡単に使えるプロダクトという意味であり、一言で言ってしまえば簡単なのですが、これを実現するには、越えなければならない技術的な課題が山ほどあります。
我々は、この課題を一つずつクリアしていくために、これまでの開発ノウハウだけでなく、常に最新のテクノロジーに目を向けて、積極的に導入しています。この「最新テクノロジー」に触れる機会にやりがいを感じているエンジニアは、我々も含めてですが、多いのではないかと感じています。
ーースーツエンジニアチームに参加すると手に入れられるキャリアや技術について教えてください
上原:先ほど述べたように、弊社では最新テクノロジーに触れる機会が多いと思います。これは今後のエンジニアとしてのキャリアを築いていく上でも大切な要素だと考えます。
もう一点、これからのエンジニアは、高い開発スキルはもちろんのこと、コミュニケーションスキルについても、より一層高度なものを求められます。弊社ではエンジニアと非エンジニアとのコミュニケーションを大切にしており、その環境も今後のキャリアに活かせると思います。
例えばですが、弊社では非エンジニアからの気軽な要望や意見をエンジニアが吸い上げられるような体制を作っていますが、非エンジニアからの率直な意見をエンジニアリングの知識に落とし込んで実現する、また、時にはエンジニア側の専門知識をかんたんな言葉に置き換えて非エンジニアに説明する、という手続きには、高度なコミュニケーション能力が必要になります。このようなスキルを身につけ、磨くことができると考えています。
ーー上原さんの今後の目標を教えてください。また、そこに至るロードマップと、スーツにおけるお仕事がどのように関係しているのかについても教えてください。
上原:私は、今後も新卒エンジニアの頃と変わらずに、常に開発の最前線に立っていきたいと思っています。よく周囲で、経営層へ進むなら、エンジニアリングからは離れるべきといった意見をお聞きすることがありますが、私はそうは思いません。
経営層にいっても現場(エンジニア)を理解するために、エンジニアリングも続けていくつもりです。
ーー上原さんがエンジニアとして活動されるにあたり、大事にしていることを教えてください
上原:これまでの経験で、プロダクト開発を進めていくと開発側のこだわりが強くなり、そのこだわりがプロダクト開発の最優先事項になってしまっていく事例を多くみてきました。ただ、それは正しくないと思っています。
プロダクトは利用されてこそ意味を持ちます。そしてプロダクトの利用者というのは、あくまでユーザーのことであって、我々開発側のことではありません。つまり、最優先にされるべきなのは、常にユーザの声です。それを常に自分自身へ言い聞かせつつ、エンジニアメンバーにも伝えています。
ーー応募者に期待していることを教えてください
上原:勿論エンジニアスキルが高いに越したことはないのですが、私がそれより重要視するのは、「コミュニケーションスキル」と「開発自体を楽しいと思えること」です。どんなにエンジニアスキルが高くても、コミュニケーションが円滑にまわらないだけで、開発効率がかなり落ちてしまいます。また、開発自体を楽しいと思うことができれば、勉強自体が苦にならず、エンジニアスキルはすぐ身についてきます。
ーーありがとうございます! ちょっと話題を変えまして、せっかくの機会ですので、上原さんの趣味についても教えてください!
上原:年に2〜3回ほどフルマラソンに出場したり、定期的にフットサルや、ゴルフもやったりしています。身体を動かすことは結構好きですね。
ちなみに2022年は、8月に北海道マラソン、12月に那覇マラソンに出場しました!
もし、興味のある方は、ぜひご一緒に。笑
・弊社代表 小松裕介と
ーー本日はありがとうございました。最後に、未来のメンバーに向けて一言お願いします!
上原:「経営コンサル」「スーツ」と聞いて、硬いイメージを持たれる方も多いと思いますが、社内メンバーは上下関係を気にせずフラットに意見を言い合える環境のもと仕事を行っています。
本当に働きやすい環境だと思いますので、ぜひスーツに参加いただき、一緒に最高のプロダクトを作っていきましょう!
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以上、上原さんへのインタビューをお送りしました!
非常にフランクなお人柄で、始終明るく会話されていたのがとても印象的でした。
スーツや「Suit UP」、さらに上原さんの率いるプロダクト部にご興味を持っていただけた方は、ぜひ面談にご応募頂けましたら幸いです!