スナック水中は現在16人のスタッフと共に店舗運営、SNS運営などを行なっています。今回は会計士を目指して勉強中の大学生、坂本くんにインタビューしました。ぜひ最後までご確認ください!
クラファン支援者から、スタッフへ
ー「スナック水中」(以下、「水中」)ではどのような業務を担当されていますか?
水曜日の店舗スタッフと、バックオフィスで経理・財務を担っています。現在2店舗目を設計中なので、昨年度の業績をもとにした採算の計画を進めることが役割です。ベンチャー企業のコア部分に携われることは、会計士を目指している僕にとってとてもアドバンテージになってると感じています。
ーどういう経緯で「水中」や坂根さんを知り、ジョインしたのですか?
坂本 2020年に大学に入学し、坂根さんが立ち上げたサークル(ゲストハウス「ここたまや」の運営事業)に参加したことが最初の出会いです。コロナ渦にひとり暮らしを始めたので、当時から坂根さんの周りに集まる温かい人たちが魅力的でした。
その後、「水中」のクラウドファンディングに支援をしたところ、返礼のメッセージで「一緒に働いてくれないか?」と誘われたことが「水中」で働くきっかけになりました。
バーのような側面も持つのがスナック水中
ー坂本くんは、「強がりながら生きる人を支える」というミッションをどう受け止めていますか?
他のメンバーと比較してミッション自体の解像度はそこまで高くないのかもしれないですけど、スナックの事業と親和性が高いミッションだと感じています。「水中」には、ストレスを発散したり知らない人と繋がれたり、単純にカラオケを歌えたりと、いろんな側面があります。そんな風に自分の過ごし方をできる場は、いまの社会に求められていると思います。
やっぱり、主要なターゲットにしている女性に来ていただけると嬉しいし、大事に接客したいと感じますね。
ー実際にお店に立つ時に、意識していることはありますか?
「水中」は美味しいお酒があり、いい雰囲気を楽しめるバーのような側面もあると思っています。なので、全体を盛り上げつつも場を支えるような動きをしています。水曜日のペアのカレンさんはとても盛り上げ上手で、先陣を切ってくれることが多いので、うまく役割分担することで全体のバランスを意識しています。
あとは振り返りですね。カレンさんの言語化がとてもシャープなので勉強にさせてもらいつつ、自分としても売上目標と照らし合わせながら改善サイクルを回しています。
2店舗目に向けて、経理としてママをサポート
ー「水中」のユニークさ、イケてるところはなんだと思いますか?
ベンチャー企業らしい向上心と、それを支えてくれるお客さんがいることだと思います。店舗のオペレーションなど新しいものを試行錯誤できているのは、ただのバイトの感覚でやっていないからだと思うし、本当にいい経験だと感じます。どんどん洗練させていきたいですね。
そして、いいお客さんがいてくれてこそ「水中」のいい雰囲気が成り立っているとも感じます。常連さんと新しい方もすぐに打ち解けられたり、お客さんもスタッフのことを覚えてくれたりすることは、普通の飲食店ではないんじゃないかなと思います。
ー水中の店舗スタッフにはどんな人が向いていると思いますか?
まずはこの記事にたどり着くくらいスナックに興味を持ってくれている”あなた”には間違いなくおすすめです(笑)。 僕自身は飲食店でバイトした経験もなかったので、興味があれば本当にできると思います。
あとは、いろんな人と話せる経験がほしい人にも良いと思います。僕も1年前と比べるといろんな方面の話がわかるようになったので、人生経験の多い人とお話できるのはとても面白いですよ。
ー最後に、坂本くんのこれからの展望を教えてください。
これから店舗数が増えていくにあたって、スタッフの力でお店を回せるようになることと、経理の面からもお店を支えることを頑張りたいです。今年には2店舗目もできる予定なので、しっかりと力をつけてママの不在にも対応できるようになりたいと思っています。そして、どうしたら事業として利益を生み出せるのか、採算ラインはどこにとるのかなど、シビアな話も重ねながら経営の中枢部分にも貢献していきたいです!