当社Stella Pointは、人材紹介・研修・採用コンサルティング・採用イベントなどの新卒採用支援事業を展開しています。『半径5m以内の人を幸せにする』を理念に、一人ひとりが「ココロ弾む」選択肢を広げる社会を目指しています。新卒学生向けのエージェントサービス「X-career」をはじめ、学生主体の研修プログラムである「X-base」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。

米川凱 / ㈱Stella Point 代表取締役社長

1997年生まれ。東京都葛飾区出身。株式会社Stella Point の代表取締役社長を務めている。幼少期より水泳に勤しみ、最終チーム経歴は法政大学体育会水泳部に在籍。就職活動では金融系を中心に多数の内定を得るも、経営者の間近で仕事ができる不動産ベンチャーへ。しかし、入社1年足らずで退社し同年2021年3月にStella Point（ステラポイント）を設立。創業の想いである『半径5m以内の人を幸せにする』を体現中。

前書き -憧れの石田社長との出会い-

皆さんこんにちは、株式会社Stella Pointで代表取締役をしております米川と申します。私はStella Pointの代表として日々人材業界に向き合う中で、Evand株式会社の石田優太郎社長の存在に触れるたび、心が動かされます。

「人が辞めない会社をつくる」という言葉を掲げ、数々の困難を乗り越えてきた石田さんの歩みには、同じ業界で働く者として多くの学びと刺激を受けます。

私たちが掲げる理念「半径5m以内の人を幸せにする」に通じる考え方を持ち、同時に異なる視点から人材業界の課題解決に挑む姿に感銘を受けています。このを実現するには、強い意志と実行力を持ったリーダーの存在が欠かせません。その中で、私が常に心の中で目標とする人物がいます。

それが、Evand株式会社の石田優太郎社長です。石田さんのこれまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。しかし、その挑戦と逆境を乗り越えて築かれた信念やビジネスモデルには、私たちの事業運営にも多くのヒントが隠されています。今回は石田さんの軌跡と、そこから得られる学びについて紹介したいと思います。

石田さんに憧れる理由は、その熱い情熱と圧倒的なリーダーシップにあります。どんなに難しい局面でも、石田さんは真っ先に行動を起こし、社員を鼓舞して前に進む力を与えることを大事にされているようです。その姿勢には、自然と人がついていきたくなる魅力を感じさせてくれます。

石田社長に学ぶ「人が辞めない会社」づくりの哲学

石田さんが掲げる「人が辞めない人材会社」という目標には、業界の常識を覆す大胆な挑戦が込められています。人材業界では「辞めるのが当たり前」という価値観が一部で根付いていますが、石田さんはその現状に疑問を抱き、新たなビジネスモデルを打ち立てました。

正社員として雇用した人材を派遣するモデルです。

この仕組みの背景には、従業員が安心して働ける環境を整えることでパフォーマンスを引き出し、企業と派遣社員双方の満足度を高めるという考えがあります。

実際、このアプローチにより石田さんの定着率は業界の中でも圧倒的に高く、顧客企業からも評価されているようです。私たちも新卒就活支援の「X-career」や大学生向けインターンシップ事業の「X-base」で新卒採用支援を行う中で、安定的な雇用環境が学生たちのキャリア形成にどれほど重要かを痛感しています。

石田さんの取り組みは、私たちが目指す「ココロ弾む社会」を実現するヒントそのものです。

「ダメな会社」を脱却するためのリーダーシップ

石田さんが組織を立ち上げた当初、数々のトラブルがあったようです。社員の不満、組織基盤の未整備など、リーダーとして苦悩の日々が続いたといいます。しかし、彼はその状況を放置せず、社員たちの声を聞き、改善の手を打ち続けました。

私が特に印象的だと感じたのは、クリスマスパーティーで不満の声を受け止めたエピソードです。「サンドバッグ状態」と表現されるほど厳しい指摘に対して、真摯に向き合う姿勢が、後の組織改善につながったと伺いました。この姿勢は私たちの経営にも活かせる教訓です。社員の声に耳を傾け、適切な対応を取ることが、組織の信頼と成長を促す鍵だと改めて実感しました。

当社の理念「半径5m以内の人を幸せにする」は、日々の仕事や生活の中で関わる全ての人々に笑顔と幸せを届けることを目指しています。

この考えは、相手を思いやり、信頼関係を築くことから始まります。もちろん、社員に対する温かい言葉やサポートについても、小さな行動が積み重なり、大きな幸せを生み出します。この理念を実践することで、当社は「働く」を通じて、豊かで笑顔あふれる未来を創造していきます。

コロナ禍が示した石田さんの強みと未来への展望

2020年の新型コロナウイルス流行は、すべての企業にとって試練でした。私米川もこのタイミングで新卒で社会人となり、なかなか飲みに行けない…などもどかしい気持ちがあった記憶があります。

私は、たかがいちサラリーマンとしてのモヤモヤでしたが、石田さんはすでに会社を経営されていたようで、経営目線でも打撃を受けたと話を聞きました。しかし、その危機の中で、同社の強みを再確認したと語っています。

それが正社員派遣モデルによる人材の定着率です。

業務が停止しても正社員としての安定した雇用があることで、社員たちは安心してコロナ禍を乗り越えられました。この経験は、企業の雇用形態が従業員に与える影響を考える上で重要な要素となったようです。私たちも、新卒学生が将来に不安を抱えないよう、キャリアパスを明確に提示する取り組みを強化しており、石田さんの実践から多くを学んでいます。

学び続け、挑戦し続けるリーダーの姿

また、石田さんの魅力には、何よりもその謙虚さと成長への意欲にあります。多くの挫折を経験してもなお挑戦を続ける姿勢は、私にとって理想のモデルです。

石田さんが掲げる目標「売上100億円の達成」は、単なる数字ではなく、社員一人ひとりの成長の結果として達成するものだと語る言葉に、深く共感します。私も僭越ながら「半径5m以内の人を幸せにする」という理念を実現するため、社員やクライアントの成長に注力しています。

石田さんのリーダーシップと比べればまだ道半ばですが、同じ志を持つ存在として、ともに業界を盛り上げていけることを誇りに思います。

共通点と未来への展望

両社いずれも「人」を中心に据えたビジネスを展開しています。石田さんの実践から学べるのは、従業員の安心感と顧客満足を両立するための具体的なアプローチです。

また「チームの価値を高める」ことを目標に掲げる石田さんの文化は、私たちの組織づくりにもインスピレーションを与えてくれます。

石田さんの挑戦と成功は、私たちにとって本当に大きな希望と学びの源泉です。「人が辞めない会社をつくる」という彼の理念は、私たちの目指す社会とも重なります。これからもその背中を追い続けながら、私たち自身の道を切り開いていきたいと思います！！