「半径5m以内の人を幸せにする。」僕が100億の会社をつくりたい理由。
2035年。
10事業、売上100億円、1000人。
僕たちStella Pointは、本気でここを目指しています。
こうやって数字だけを並べると、「とにかく大きな会社をつくりたいんだな」と思われるかもしれません。
もちろん、大きな会社にはしたいです。100億円の会社を経営してみたいという、僕自身の欲もあります。
でも、僕が会社を大きくしたい一番根っこの理由は、100億でも、1000人でもありません。
もっと近くにあります。
「半径5m以内の人を幸せにする。」
僕が会社をやっている理由も、Stella Pointを大きくしたい理由も、突き詰めていくとこの言葉につながっています。
じゃあ、半径5m以内の人を幸せにしたい人間が、なぜ10事業・100億・1000人という大きな会社を目指すのか。
今日は、その話を書いてみようと思います。
「半径5m以内」って、誰のこと?
僕が言う「半径5m以内」は、物理的な距離の話ではありません。
自分が大切にしたいと、本気で思える人たち。
それが僕にとっての半径5m以内です。
誰がそこに入るのかは、人によって違っていい。家族かもしれないし、恋人かもしれない。友達、一緒に働くメンバー、クライアントかもしれない。
自分が「この人を大切にしたい」と思えるなら、その人は半径5m以内にいる人です。
僕は、自分だけが幸せなんてもったいないと思っています。
どうせ幸せになるなら、もれなく半径5m以内に入っている人たちも幸せにしようぜって。
なぜなら、僕自身の幸福度が一番上がる瞬間が、誰かが笑顔になった瞬間だからです。
自分が苦しくても、辛くても、半径5m以内にいる人が笑っていたら、不思議と僕も笑顔になれる。
だから僕は、
みんなが幸せなら、幸せです。
すごく単純です。
僕にとって「幸せ」ってなんだろう。
じゃあ、人を幸せにするって何なのか。
これは、今でも一つの答えがあるわけではありません。
給料が上がることも、欲しかったものを買えることも、なりたかった自分になれることも、恋人ができることも、結婚することも、仕事で結果を出すことも幸せだと思う。
その瞬間に本人が「幸せだな」と思えたなら、それでいい。
でも、僕はもう一つ大事な幸せがあると思っています。
それは、
誰かを幸せにできた経験です。
自分の仕事によって、お客様が喜んでくれた。自分が頑張ったことで、チームの誰かが笑ってくれた。自分の存在によって、誰かの人生が少しでも良くなった。
誰かに何かを「してもらった幸せ」だけじゃなく、自分が誰かを幸せにできた経験そのものが、自分自身の幸せになる。
僕はそう思っています。
だから、Stella Pointのメンバーが家族や友達に、
「自分の会社って素晴らしいんだよ」
とか、
「パパはこういう会社で働いてるんだ」
って胸を張って話せる会社にもしたい。
仕事がすべてだとは思っていません。
でも、人生の中で多くの時間を使っている場所を、大切な人に自慢できる。
それって、結構幸せなことだと思うんです。
だったら、小さな会社でもいいじゃないか。
ここまでの話だけなら、別に100億を目指す必要はありません。
今いる20人、30人を大切にして、小さな会社のまま全員でやっていくことだってできる。
それでも、「半径5m以内の人を幸せにする。」は実現できると思います。
じゃあ、なぜ会社を大きくするのか。
理由はシンプルです。
会社が大きくなれば、僕の半径5m以内にいる人も増えるから。
そして、もっと大事なのは、半径5m以内を持っているのは僕だけじゃないということです。
Stella Pointで働いている一人ひとりにも、その人自身の半径5m以内があります。
その人にも、大切な家族がいる。恋人がいる。友達がいる。お客様がいる。
一人が幸せになって、その人が自分の半径5m以内にいる誰かを幸せにする。その人がまた、自分の大切な誰かを幸せにする。
だったら、この連鎖は多ければ多いほどいい。
会社を大きくしたいのは、ただ社員数を増やしたいからではありません。
幸せの連鎖に参加する人を増やしたいんです。
ピラミッドじゃなく、円でいきたい。
僕は、幸せの**縁(円)**の中心にずっといたいと思っています。
僕がつくりたい会社は、ピラミッド型じゃなくて、円です。
社長が一番上にいて、その下に役員がいて、その下に社員がいる。そういう意味での「上」にいたいわけじゃない。
僕は中心にいたい。
みんなの笑顔の中心にいたい。
そこからたくさんの円が広がって、一人ひとりにまた別の半径5m以内があって、その先にもまた誰かがいる。
そんな会社にしたい。
だから僕たちは、半径5m以内にいる人たちが欲しいサービスや事業をつくっていきたいと思っています。
僕はそれを、Stella Point経済圏にしていきたい。
会社側が「次はこの市場が伸びそうだから、この事業をやろう」と決めるだけじゃなくて、僕たちの周りにいる大切な人たちが、
「こんなものがあったらいいのに」
「こんなサービスが欲しい」
「こんなことをやってみたい」
と思ったときに、それをStella Pointが事業にできる。
それが僕のつくりたい経済圏です。
だから、1事業では終わらない。
僕たちは2035年までに10事業をつくることを目指しています。
今の主力事業であるX-careerを、とにかく100億まで大きくすればいいとは思っていません。
そもそも、人によってやりたいことは違います。
挑戦したいことも、得意なことも違う。
だったら、いろんなことをやりたい。
1つのことだけなんてもったいない。
今は人材の会社だから、一生人材しかできません。営業として入社したから、一生営業です。
そんな会社にはしたくありません。
ただし、何でも好き勝手にやればいいという意味でもありません。
ここは結構大事にしています。
1つのことを極められない、頑張れない、やり切れないのであれば、話は別です。
目の前の仕事を頑張れない人が「違うことに挑戦したい」と言っても、それは挑戦じゃなくて逃げになってしまうこともある。
まず、目の前のことをやる。頑張る。やり切る。
そのうえで「次はこれをやってみたい」と思ったときに、その選択肢をStella Pointの中につくってあげたい。
僕たちのMissionは、
「すべてのはじまりを、この会社で。」
です。
最初のキャリアが始まる。新しい仕事が始まる。新しい事業が始まる。責任者としての人生が始まる。経営者としての人生が始まる。
いろんな「はじまり」が、この会社から生まれてほしい。
だから、1事業では終わりません。
100億には、綺麗じゃない理由もある。
「じゃあ、なんで100億なんですか?」
と聞かれると、ここは無理やり格好いい理由をつけたくありません。
正直、最初は結構漠然としています。
世の中に100億円の会社を経営している人って、どれくらいいるんだろう。
そこまで行ってみたい。
100億円企業を経営してみたい。
そんな僕自身の欲もあります。
そして、もう一つ。
僕は、社会貢献の一つは税金を払うことだと思っています。
会社として売上をつくる。利益を出す。雇用を生む。そして、ちゃんと税金を払う。
僕はそれも、会社ができる社会貢献だと思っています。
だから100億円という規模まで会社を大きくして、胸を張って言いたい。
「僕の会社は、社会に貢献しているんだぞ」って。
100億円に特別な計算式があるわけではありません。
でも、そこまでの規模の会社をつくって、たくさんの雇用をつくって、利益を出して、税金を払う。
そこまでやったら、胸を張れると思うんです。
これは経営者としての僕自身の欲です。
綺麗にする必要はないと思っています。
1000人の理由は、もっと単純です。
1000人については、もっと単純です。
綺麗な数字だから。
本当にそれくらいです。
後付けで、「1000という数字にはこんな深い意味があります」と言うつもりはありません。
ただ、1000人になったときに、その1000人がどうなっているかには、ものすごくこだわりたい。
特に、今Stella Pointにいるメンバーです。
僕は、今のメンバーには2035年、何かしらの責任者になっていてほしい。
グループ会社の代表として、自分で舵を切っている人もいてほしい。
僕はよく会社を船に例えるんですが、
僕の船の中で成長して、いつか自分の船を出してほしい。
僕は今、会社を経営していて幸せです。
自分の船に乗ってきてくれる仲間がいる。一緒に仲間を集める。売上をつくる。利益を出す。社会に貢献する。
もちろん、経営は楽しいことばかりじゃありません。
それでも僕が今感じている、この経営者としての幸せを、2035年には今のメンバーにも味わってほしいんです。
やりたいことはやってほしい。責任は僕が取る。
経営者になるということは、自由になることだけではありません。
責任があります。
株を持つこともある。借入をすることもある。いろんなものを背負うことになる。
だからこそ、メンバーが挑戦するときに、僕はできる限りその責任を背負う側でいたい。
責任は全部、僕が取る。
それくらいの気持ちで、メンバーにはやりたいことをやってほしいと思っています。
自分の船を出してほしい。
自分で仲間を集めてほしい。
自分で事業をつくってほしい。
そして、自分が誰かを幸せにする側になってほしい。
それが実現したら、Stella Pointが10事業ある意味も、僕の中ではすごく大きくなると思っています。
100億になっても、幸せじゃなかったら成功じゃない。
もし2035年、本当に売上100億円になったとします。
社員も1000人いる。
でも、そこで働いている人たちが誰も幸せじゃない。
それなら、僕にとって成功ではありません。
ただ、ここも綺麗事だけを言うつもりはありません。
1000人いたら、1000人全員を幸せにできるとは思っていません。
誰かにとっては素晴らしい会社でも、誰かにとってはそうじゃないかもしれない。株式会社である以上、利益を取ることも変えられない。
経営判断によって、誰か一人にとっては嫌な決断をしなければならないことだってあると思います。
全員にとって100点の判断ができないときでも、できる限り多くの人が幸せになれる選択をする。
そのために会社を成長させる。そのために利益を出す。そして、その判断の責任を背負う。
それが僕の思う経営者です。
1000人になっても、絶対に失いたくないもの。
会社が20人、30人のときと、1000人になったときでは、きっと何もかもが変わります。
制度も変わる。オフィスも変わる。組織も変わる。
僕が直接話せない人だって出てくるかもしれない。
それでも、一つだけ絶対に失いたくないものがあります。
笑顔です。
別に、「仕事が毎日楽しくて仕方ない会社」をつくりたいわけではありません。
人生は仕事だけじゃない。
なりたい自分になれた。恋人ができた。結婚した。子どもが生まれた。欲しかったものを買えた。仕事で結果が出た。
何でもいい。
嬉しいことがあったときに、
「聞いてくださいよ!」
って会社の誰かに言える。
そして、それを一緒に喜んでくれる人がいる。
嬉しいエピソードを共有できる仲間が会社にいる。
そんな会社であり続けたいです。
2035年。
1000人になったStella Pointのオフィスを歩いたときに、今より何十倍もの人がいる。
たくさんの笑い声が聞こえている。
でも、その一つひとつを聞いたときに、
「笑い声の声量、変わってないな」
って思えたら最高です。
今の僕たちは、まだまだです。
ここまで読むと、ものすごく先まで見えている会社のように感じるかもしれません。
でも、全然そんなことはありません。
今のStella Pointと、10事業・100億・1000人の間には、まだまだ距離があります。
「本当にできるんですか?」
と聞かれたら、僕は、
「できます!」
と答えます。
でも、今のStella Pointに足りないものも分かっています。
一つは、僕自身の経営手腕。
もう一つは、僕を支えてくれるメンバーの人数。
僕自身、もっと経営者として成長しなければいけない。もっと仲間を集めなければいけない。
会社もまだ完成していないし、僕自身も完成していません。
だからこそ、これからなんだと思っています。
僕の人生は、仲間探しな気がする。
ここまで会社を大きくしたい理由を考えてきて、
「じゃあ、米川凱自身は結局何が欲しいんですか?」
と聞かれました。
お金なのか。
有名になりたいのか。
100億企業をつくった実績が欲しいのか。
もちろん、そういう欲がゼロなわけではありません。
でも、最後に何が欲しいのか。
僕の答えは、仲間でした。
人生が終わるときに、
「あー、このメンバーでここまで来れてよかった」
って思いたい。
それが僕にとって、めちゃくちゃ幸せな人生だと思います。
だから最近、
僕の人生は、仲間探しな気がします。
仲間と言っても、何でも話さなきゃいけないわけじゃない。
プライベートを全部共有する必要もない。
仕事とプライベートは別でいい。
でも、会ったときに本気で笑い合える。
嬉しいことがあったら、一緒に笑える。
苦しい時間を越えたあとに、「あのときヤバかったな」って笑える。
僕にとっては、それが仲間です。
2035年、僕がみんなに言いたいこと。
2035年。
本当に10事業・売上100億円・1000人まで行けた日。
僕は、100億円と書かれた売上グラフを見て喜んでいたいわけじゃありません。
今一緒に働いているメンバーが、自分の船を持っている。
それぞれが責任者になっている。
グループ会社の代表になっている人もいる。
これから出会う仲間もたくさんいる。
その一人ひとりに、大切な人がいる。
いろんな場所で笑い声が聞こえている。
そんな景色を見たい。
そして、今僕の横にいるメンバーには、こう伝えたいです。
「僕の横を走ってくれて、歩いてくれて、僕を信じてついてきてくれてありがとう。」
社長である僕が先頭を走って、みんなが後ろからついてきた。
僕は、そんなふうには思いたくありません。
走れるときは一緒に走った。
しんどいときは一緒に歩いた。
それでも離れず、横にいてくれた。
2035年に振り返ったとき、そんな会社になっていたらいいなと思います。
「半径5m以内の人を幸せにする。」を、1000人の共通言語に。
10事業、100億円、1000人。
僕たちが目指している数字は、確かに大きいです。
でも、やりたいことの始まりは、ものすごく身近なところにあります。
半径5m以内の人を幸せにする。
2035年には、この言葉をStella Pointで働く1000人全員の共通言語にしたい。
1000人それぞれに、自分が大切にしたい半径5m以内の人がいる。
それぞれが、その人たちを幸せにしようとしている。
そんな会社だったら、めちゃくちゃいいなと思います。
そして人生の最後に、
「あー、このメンバーでここまで来れてよかった」
って言いたい。
そのために、僕はこれからも仲間を探し続けます。