【リユースサービスが当たり前になった世の中はどうなっている?】株式会社STAYGOLDが企業理念を基にリユースの未来を表現
「NEXT REUSE CULTURE」を経営理念とし、ブランドリユース事業を展開する株式会社STAYGOLD(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柏村 淳司、以下当社)は、当社経営理念をコーポレート・アイデンティティ動画(以下、CI動画)として体系的に可視化したことをお知らせいたします。この映像を皮切りに、当社の今後の取り組みについて言及いたします。
■CI動画「時と場所を超えて、変わらない価値をつなぐ。」
〇https://youtu.be/nrPVVbU1YDM
〇『母と娘』 ― ストーリーガイド ―
春先の暖かい季節、実家から離れ、一人暮らしを始める娘
引っ越し準備を進める傍ら、娘には少し気がかりなことがあった
そんな中、実家で一緒に過ごせる最後の母の誕生日が2週間後に迫る
何か特別なプレゼントを用意して、母をとびきりの笑顔にしようと意気込む
■昨今のリユース業界について
リユース業界は今後も市場規模の拡大が見込まれ、[f1] 2030年には市場規模が4兆円にまで成長することが予想されています。衣食住に関わる製品などの物価上昇が続くなか、[f2] 消費者の生活防衛意識の高まりから、新品よりも割安なリユース品が注目を集め、加えて、訪日観光客によるインバウンド需要が回復していることも追い風になっています。リユース人口は、2020年で3400万人。2030年には3850万人と450万人増加。市場の認知拡大により、リユース品は消費者にとって購買時の選択肢の1つになりつつあるという計測も出ています。[f3] (引用:①リユース経済新聞|リユース業界の市場規模推計2024 ②リサイクル通信|リユース市場データブック2023)
■当社の売上・取引件数の実績
当社はブランド品をはじめとしたアパレル、時計、バック、貴金属、宝石などの「生活を彩るアイテム」をメインに取り扱っています[f4] 。アパレルブランドリユース買取販売事業を運営する「BRING」(以下、ブリング)は、ラグジュアリーブランドやヴィンテージ[f5] のアパレルアイテムや、シルバーアクセサリー、スニーカーなど、幅広いアイテムを取り扱います。シルバーアクセサリーやスニーカーの専門店などを含む5つのブランドを展開し、ECサイトも運営。オフライン、オンラインでお客様にリユース体験を提供しています。
総合ブランドリユース買取卸売事業を運営する[f6] 「BRAND REVALUE」(以下、ブラリバ)では、時計、バック、貴金属、宝石などを取り扱い、老若男女問わず、お客様の身辺整理から資産管理まで様々なニーズに対応しています。現状の相場状況を見て、お客様がお持ち込み頂いたお品物を、すぐに売った方が良いのか、まだ売らないほうが良いのか等の有益な情報をお伝えしながら、お買取り金額を含めご納得いただける[f7] 買取体験を提供しています。
当社はリユース業界の発展と共に、着々とリユースサービスとお客様との接点を作り、売り上げは291億円を超え、お買取りの取引き[f8] 件数は約27万1千件に及びます。(算出期間:2019年~2023年)
■現代の消費者意識から見えたこと
消費者庁が行った令和3年度消費者意識調査によると、「商品やサービスを購入する際に重視すること」において、「価格の安さ」を「重視している」と回答した人は85.1%にものぼり、また、「コストパフォーマンス」については、73.4%が「重視している」と回答しています。しかし、こういった傾向にあるにも関わらず、「新品であること(中古品でない)」では56.9%が「重視している」という回答が寄せられました。[f9] 当社に寄せられたお客様からの声にも「衛生面が気になってしまう」、「本物なのかどうかを気にしてしまう」などがあり、こういった点を踏まえて、リユース品が消費者のファーストチョイスになっていないことが想定されます。今後もリユース品に対するイメージ、売買体験に関してのイメージの改善は必要であり、当社はそういったお客様の実際の意見を事業に反映し、今後、今よりもスタイリッシュなサービスで、日常の中で売買の選択肢としてリユースが当たり前になる未来を築くために活動しています。(引用:①リサイクル通信|リユース市場データブック2023 ②消費者庁|令和3年度消費者意識調査)
■STAYGOLDが描く未来
今回制作したCI動画は当社の企業理念である「relationships for well-being」(ひとつのモノ、ひとつの想いを大切に豊かな社会を創る)が実現され、リユースサービスが日常の中に溶け込んでいる世の中とはどうなっているかを表現しています。今あるリユース業界の課題や消費者のサービスに対するイメージ改善を図るべく、当社はあらゆるものの背景や歴史、想いを大切にし、消費を目的とした新たな生産サイクルよりも、大切なものを紡ぎ楽しむ文化を創造します。
当社はリユース企業としてより多くの方にサービスを体感し、資源を大切にすることの重要性を感じていただくための活動に取り組んでいます。
ブリングについては恵比寿本社を含め、20店舗の直営店を構え、様々なジャンルカテゴリーに応じた専門店を展開しています。なかには、鑑定困難とされる「goro’s」(ゴローズ)や「Chrome Hearts」(クロムハーツ)などに特化した店舗もあり、その道に精通した鑑定士が対応を行います。商材のクリーニングはもちろん、販売に関しては、お客様のご要望を細かくお伺いし、『一点物』との出会いを創出しています。
ブラリバは全国28店舗の直営店を構えるブランド品の買取専門店です。ブラリバは、「他店に負けない高水準の査定価格」と「お客様のニーズに応える多彩な買取方法」、そしてバイヤー一人一人が「お客様の所有されている資産へのパートナー」となるべく、誠心誠意ご対応させていただくサービスを強みとしています。加えて、本年よりECサイトでの小売り販売も出がけており、楽天市場内「リマルク」にて、一般のお客様にも欲しい商品をお求めいただくことが出来るようになりました。
当社は質の高いサービスの提供、質の高い商品を取りそろえ、一つ一つの商品の歴史を感じていただくことで、多くの方にリユースを新たな売買の選択肢として選んでいただき、消費物ではなく資産として価値が引き継がれていくという考え方を広げていきます。今後もサービス品質の向上及び、映像の中で表現した「AI査定ツール」の開発などに注力し、リユース業界の発展に寄与して参ります。
■代表取締役社長 柏村淳司より
当社はこのCI動画を通じて、生産消費ではなく、時と場所を超えて、リユースが繋げていくモノに宿る思いを大切に紡ぎ、価値を創り、モノも心も豊かな循環型社会による新たな文化醸成を表現しています。私たちは限りなくリユース可能なモノを追求し、最大限の価値と流動性を与え、様々なモノを売買する楽しみ、資源性、資産性を創造するために存在しています。これからも売り手、買い手、社会環境において三方よしの関係値づくりを成すため、リユース資源の深耕・リユース資産の流動化・リユース文化の発展にコミットします。
当社は“リユースカルチャーから社会における消費者行動を変え、新しい文化として根付かせることで、世の中の当たり前にしたい”というメッセージを「NEXT REUSE CULTURE」というヴィジョンで掲げ、環境に配慮をしていきながら、国内でのサービス拡大はもちろんのこと、海外マーケットへの参入を目指しています。世界中で「リユース文化」が当たり前になるような未来を目指します。