"ホームページの理念は、本当に大切にしてる?"
"同じような価値観を持った人と一緒に働きたい"
"入社するからには、共感できる事業に関わりたい"
・・・
転職活動の目的は人それぞれですが、次の職場では【やりがいを感じながら、できるだけ長く、楽しく、働きたい】と感じることはありませんか?
そのような"あたりまえの思い"を実現するには、入社後のミスマッチを防止するために少しでもリアルな情報に触れることが大切だと思います。
【Member Stories|Startline】では、既に入社して活躍されている様々な社員の様子をインタビュー形式でありのままにまとめています。今回は、2021年6月に入社し、現在はクライアントの障害者雇用におけるコンサルテーションをメインに取り組む四戸さんに、スタートラインへの入社背景や仕事の様子についてインタビューいたしました!
ぜひ、最後までご覧ください!
■前職ではどのようなご経験を経て、スタートラインに入社されましたか?
新卒で人事コンサルティングの会社に入社し、企業の採用課題を解消するコンサルティング営業を担当していました。主に新卒や中途採用に携わり、採用LPの作成、適性検査の運用など、その時々の市況を鑑みながら採用活動をより良くしていくためのファシリテートを行っていました。転職検討のきっかけは、それまで以上に企業利益につながる組織開発にチャレンジしたいと考えたためです。
スタートラインについては、転職活動する中でたまたま求人を見つけて知りました。それまで障害者雇用の領域に携わったことは無かったのですが、スタートラインが大切にしていた、【企業の障害者雇用の課題解決を通じて障害者の働く選択肢を創出する】というビジョンにとても共感しました。市場にはまだまだ多くの潜在的な労働力があり、きれいごとにとどまらず雇用促進に携わることが、社会全体に対して大きなインパクトを与えられるのではないかと思い、入社を決めました。
■入社されてからは、どのような役割を担われてきましたか?
クライアントの障害者雇用の促進について、パッケージされたサービスでは応えられないニーズに個別で対応するコンサルティングサービスチームに所属し、特例子会社の立ち上げ支援を担当しました。業務切り出し、マニュアル整備、入社時研修、アセスメント、クライアント管理者のフォローなどを網羅的に行い、約20名規模のチームの立ち上げに関わらせていただきました。
その後、屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKIに配属となり、サポーターから拠点の責任者まで担当しました。
■個別コンサルからIBUKIの担当に変わると、また違った難しさがありましたか?
クライアントの課題を解決するというテーマは変わらないのですが、人事担当者との接点以上に、企業管理者との日々のコミュニケーションがサポートの中心となる環境で、管理者を介した間接的なメンバーサポートを行う点はとても大きな違いでした。
※管理者:IBUKI利用クライアントの障害者チームを現場で直接マネジメントされる企業の担当者(拠点周辺にお住いの主婦層やシニア層をご利用企業が採用していることが多い)
管理者の障害者雇用に関する知識や考え方には違いがあり、また、取るべき行動を頭では理解できていても感情が追いつかない場面があったり……そのような状況下では、ただビジネス視点のアドバイスを行うだけでは上手く行きません。
管理者のそれぞれの内面に目を向け、心理的安全性を感じていただけるようなコミュニケーションを通じて、一つひとつ信頼関係を構築していく必要性を痛感しました。
■組織が前進するための土台作りが重要ということですね。拠点の責任者になられてから、チームのメンバーとはどのように向き合ってこられましたか?
サポート業務はノウハウを活用することである程度の正しい道筋は予測できますが、人に対する支援という特性上”正解がない”ため、サポートの過程でうまく進まないと感じてしまう場面があります。中には、数ヶ月かけてようやく前進するような状況もあります。
そうすると、目の前の"うまくいっていない状況"に追われるような感覚になってしまいがちです。だからこそ、サポーターがそのような状況下で無力感や孤立感を感じないように、どのような問いに対しても一つも漏らさず、必ず応答することを心がけていました。各サポーターと心理的安全性を構築しながら、感情面のケア、チーム意識の醸成、報連相の円滑化を意識的に行っていました。
その上で、チーム全員がクライアントの障害者雇用のビジョンを共有し、目先の課題のみに目を向けるのではなく、ビジョンの実現に向けて全員で動ける体制づくりを目指しました。
■四戸さんご自身が理想的な組織づくりを体現されている様子をお伺いできた気がしています。直近では改めて個別コンサルティングの担当されていますが、前回とはまた違ったミッションについて教えていただけますか?
「どのような業務を任せられるかわからない」、「採用後のフォロー方法がわからない」、「社内の障害者雇用の理解を深めたい」など、多様なニーズに対して、民間企業だけでなく官公庁含め、様々な課題の解決に取り組んでいます。
また、2025年4月からはINCLU、IBUKI、BYSNに所属するサポーターが個別コンサルにも対応できるよう、フォローする役割も担っています。
■サポーターによっては、個別コンサルティングは"普段と違う業務内容"というイメージからハードルが高い印象を受けるのではないかと思いますが、このあたりはどのようにフォローされていますか?
私自身がIBUKIを経験しているため想像ができるのですが、拠点では日々、小さなことから大きなことまで様々な課題が発生しており、その状況によっては"新しい取り組みを受け入れるためのコンディション"が左右されることもあると思います。そのため、各拠点のコンディションを正しく把握しながらのコミュニケーションを常に心がけています。
その上で、【IBUKIは障害者雇用の手段の一つであり、他にもクライアントの理想を叶えられる解決方法が見出せる】という点について、障害者雇用支援のプロフェッショナルとしての価値創造の可能性を広げる取り組みとして、共感を得られるように働きかけています。
ありがたいことに、「スタートラインはクライアントの課題を解決する存在だよね!」と、コンサル業務の習得に共感していただけるサポーターとお会いすることも増えてきました。だからこそ、皆さんの力になれるように自分自身が常に目的意識を持って取り組みたいと考えています。
■常に顧客志向で取り組まれている様子が伺えますが、四戸さんが感じる仕事の魅力について教えていただけますか?
人事担当者、障害者、管理者など様々な立場の方にとって、スタートラインが"第三者”として関わることができる点に価値があると考えています。同一組織内のあらゆる関係性の枠外にある存在として、時には緩衝材となりながら、双方の受け口として機能することで解消できる課題があります。
また、障害者が安定して働くだけでなく、能力を発揮して組織に貢献している様子を実感できた際には、理想が現実となる場面に携わることができ、多くのやりがいを感じます。
併せて、クライアントの障害者雇用のメリットを最大化させる過程では、障害者雇用担当者だけでなく、人事を管掌する役員や部長との折衝もあり、様々なレイヤーの方とのコミュニケーションも非常に重要です。このあたりのスキルを身に付けられる仕事は多くなく、とてもやりがいを感じています。
■多くの企業が抱える本質的な障害者雇用の課題を解決できる介在実感と、そのスキルを習得できるという稀有な仕事であるということですね。今後のビジョンについて教えていただけますか?
社内外問わず、様々な組織の目指すべき方向や在り方を促進するファシリテーターになっていきたいと考えています。これまで多くの顧客と関わることで得た学びを、スタートラインに還元していきたいと思います!
■最後に、どのような人と一緒に働きたいですか?
どんなに些細な事でも、いろいろと考えることができる人です。 サポーターとしての適性は様々ですが、漫然と仕事をするのではなく、日々発生する小さな気づきを大切にしたり、あたり前のように行われている取り組みに改善意識を持つことが大切だと考えています。
そして、同じスタートラインの仲間として、たくさん意見交換しながら、一緒に前進していけたら良いなと思います!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
・どんな人と一緒に働くの?
・採用プロセスでは会社の良い面ばかりの話で、言いづらい話はしないでしょ?
・志望動機が明確じゃないし、少し気になっている程度だけど応募していいの?
など、転職活動を進めていく中で感じる疑問や悩みはたくさんあると思います。
採用に携わるメンバーが共通して大切にしていることは、双方にとって入社後のミスマッチを発生させないことです。面談や面接の場では、皆様が気にされている点についてしっかり開示し、双方納得した上で握手ができればと思っています。
また、志望動機はコミュニケーションを経て初めて固まるものだと思っています。面談の場では、どんな疑問も解消できるよう努めてまいりますので、少しでも気になった方はぜひ【話を聞きに行きたい】をクリックしていただければと思います!