こんにちは、スパイスボックス広報の阿久津です。
スパイスボックスでは学生向けのオンライン説明会を実施しています。
説明会前半では人事担当による会社紹介、後半ではクライアントワークに携わっている社員が登壇し、就活時の経験談や働き方についてお話しました。参加学生さんからいただいた質問にもお答えしています。
今回は説明会後半パートをレポート形式でご紹介。
登壇社員は、新卒でスパイスボックスに入社した2名の社員です。
角田和樹(ゼネラルマネージャー/シニアプロデューサー/新卒入社7年目)
小谷哲也(シニアマネージャー/シニアプロデューサー/新卒入社6年目)
両者ともアカウントプランニング部に所属し、プランニングや戦略設計の支援をしています。
就活時代どのような企業を受け、なぜスパイスボックスに入社したのか?
角田:映画や音楽、ファッションの領域が好きだったので、最初は映画配給会社や、音楽事務所、ファッション業界を受けていました。ただ、選考が進む中で、ひとつの業界にとらわれずにより広く「コミュニケーション」について関わりたいと思い、広告業界を受け始めました。
これからはデジタルやSNSが中心になるだろうなと思ったので、デジタルマーケティングを中心にやっていた会社に絞りました。その中でも、スパイスボックスは、「自由と責任」という言葉を掲げていて、自分で選択肢を持って、自由にやれるところに魅力を感じ、入社を決意しました。
小谷:僕は、色々な人の間に立って、自分の価値を発揮して、物事を大きく動かす! みたいなことをしたいと考えていて、最初は商社を受けていたのですが、もともと興味のあった広告業界の説明会に行ってみたことをきっかけにスパイスボックを知りました。正直、当時はデジタルの話を理解できていなかったんですけど(笑)。SNSやサイト、オンラインでの買い物など、話を聞いていく内に自分が普段から触れていたものは、こうなっていたのか!と発見することができて、これから更に伸びるであろうデジタルの世界に魅力を感じて入社したくなりました。
あとは、説明会に5回くらい行ったんですけど、担当者の方が自分のことを覚えてくれていて、毎回名前を読んでくれて、「ちゃんと人を見てくれる会社」なんだと感じた点も大きかったです。
今までで、最も「思い出深い仕事」はなんですか?
角田:クロスボーダー事業を推進していたこともあり、たくさん海外にも行ったし、7年間で色々な仕事をしてきたのですが、一番思い出に残っているのは、1年目の冬くらいにやった、某銀行様とのお取り組みですね。あるアニメとのタイアップ企画だったのですが、アニメを1話から全部見ましたし、コミケに出店した際には、自分が作ったポスターをお客さんが褒めてくれ、中には目の前で泣かれてしまうかたもいて驚きました。
小谷:僕は、「#このラジオがヤバい」というTwitterキャンペーンですかね。ラジオを10代20代の子たちにも聴いてもらうことが目的のキャンペーンで、そのキャンペーン設計や仕組み作りについて、かなり細かく担当したんですけど、ラジオを聴いているコアなリスナーのラジオ番組への愛を#タグで募集したら、1日で6万投稿くらいしてもらえて、ハッシュタグトレンドに乗るほどの熱量に感動しました。案件をきっかけに、自分自身今でもラジオを聴くくらいラジオが大好きです。あと、取材で芸能人に会えたのも嬉しかったです(笑)
角田:2人の共通点として、案件を通してその会社や、業界の事業を好きになるところがあるよね。
小谷:広告の仕事ってそこがおもしろいですよね。色々なジャンルを扱うので、保険のことも詳しくなりましたし(笑)
スパイスボックスだからこそ感じるスパイスボックスのやりがいはなんですか?
角田:あれをやりなさい! これをやりなさい! と上から言われるのではなく、自分の意志で決められることですかね。自分で決めたことなので、本気になれますし、やりがいも感じやすいのかなと。熱中できる“部活動”に近いものを感じたりもします(笑)。
小谷:逆に、自分は入社してすぐに「やりたいことはなんなんだ!」と問われて、戸惑ってしまった時期がありました。ただ、今は「新規開拓をやりたい!」とか「新しいサービスを開発したい!」とかって想いが芽生えていて、それを発信すると受け入れてくれる会社なので、最大限チャレンジさせてくれる環境であることは良いなと思います。
今、どのような働き方をしていますか?
角田:3週間に1回くらい出社していますかねぇ。
小谷:僕は半々くらいで、週に2、3回くらい行く時がありますね。
角田:部署にもよるのかなと思っていて、プランニングなどの作業が多いチームはリモートが多いですし、撮影などがあるチームは出社が多くなるのかなと。広告業界自体、少し忙しい面もあるのですが、文化祭みたいな感じで納品前は忙しいですけど、終わると落ち着くみたいな感じはあります。
小谷:ムラはありますよね。深くまでやる日もあれば、昨日とかは早めに切り上げてライブ見てました(笑)。
入社前と、入社後とで感じたギャップはありますか?
角田:たしかに、採用ページとかを見ていると、各社キラキラしたページになっていますけど、全体的には地味で根気のいる作業も多いんですよね。着手してから公開まで4、5ヶ月間かかるプロジェクトもありますし。
小谷:学生の時は、発信されているものだけを見ているので気づけなかったんですけど、その背景はやっぱり過酷ですよね。良いものを作ろうと思えば思うほど、時間もかかりますし、ハードにはなるなぁと。ただ、数名のチームで動くことが多いので、プロジェクト終わりで飲みに行くことを考えたりとかして(笑)。少ししんどい時でも頑張れています。
これからの目標、やりたいことは?
角田:自分のミッションでもある「スパイスボックスのビジネス基盤を作っていく」ということに日々向き合っているのですが、新しい商品やパッケージを作ることで利益構造をいい方向に変えていき、みんなや世の中がハッピーになれる「ブレイクスルーするようなモノ」を作りたいなと考えています。
小谷:ぼくは、より責任を持って、スパイスボックスの代表作や、SNSを起点にした新しいエンゲージメントコミュニケーションを、プレイヤーとして率先してガンガン作っていきたいなと思います。
角田:世の中へのインパクト的なことで言うと、SDGsにも興味があるので、そういった施策もやっていけるといいなって思います。
最後、学生に一言
小谷:働くようになってから「自分が決めてやることの重要性」を感じています。自分が感じたことに素直にチャレンジしたほうが、結果的に自分にとっていいことにもなりますし、いい人生になるんじゃないのかな?と思うので、自分に正直に就活してもらうのが良いのかなと!
角田:会社に入ることが就職活動のゴールではありつつも、自分が居心地のいい場所を探すのも重要だと思っているので、出会いを楽しみつつ、周りに流されずに就活をしてほしいなと思います!