こんにちは!人事戦略部の小田です。
今回は、ソニックスで開発チームのリーダーを務めるエンジニア、寺本さんにお話を伺いました。入社3年目という早さで責任あるポジションを任されるようになった寺本さん。そこにはある転機がありました。
目次
仕事編:
リーダーとして、挑戦を続ける日々
入社3年目にして、リーダーを任された理由
個人編:
飛行機を使って国内旅行したい!
仕事編:
リーダーとして、挑戦を続ける日々
寺本さんは、いまテクニカルユニット*のリーダーとして活躍されていますよね。
リーダーとして、どのような仕事をしていますか?
* テクニカルユニット:顧客の要望を具体的に実現する「開発のプロフェッショナル集団」。
開発言語やツール、ライブラリ等を駆使して、プロジェクトの
成功とチームのパフォーマンス向上に直接的に貢献します。
テクニカルユニットのリーダーとしては、メンバーの出退勤状況の確認や、各案件の状況を見つつ、残業が増えているメンバーには声をかけるなど、メンタルケアの部分もやっています。
また大きな枠組みで言うとテクニカルユニット全体の指針があり、そのテーマに則ってメンバーに協力してもらいながら、目標達成ができるように勉強会を企画したり、ユニットの活動の旗振り役をやっています。
テクニカルユニットでは定期的に集まったりするんですか?
不定期で必要がある時に集まっています。
定例会議は意図的に設けていません。定例だとその場で話そうという意識が働いてしまい、意思決定に遅れが発生する可能性があるからです。臨機応変に立ち回れるように、不定期で必要があれば集まるという形でやっています。
テクニカルユニットのリーダーとしてだけではなく、開発プロジェクトでもプロジェクトリーダーとして活躍されていますね。
プロジェクトリーダーとしてはどんなことをやっているのでしょうか。
今は要件定義や設計フェーズといった上流工程を担当しています。画面仕様書の作成や、お客様との要件のすり合わせがメインになります。成果物のフォーマットが定まっていない状態だったので、その取り決めも主導しました。メンバーには画面仕様書の作成など、実際に手を動かす作業を任せています。
入社3年目にして、リーダーを任された理由
入社後、早くから責任あるポジションやリーダーを任された経緯について教えてください。
入社3年目の冬頃から、責任あるポジションを任されるようになりました。それまでは、思っていることがあっても表に出すのが得意ではなく、先輩を通して意見を伝えることが多かったんです。
でも、信頼していた先輩がプロジェクトを離れることになり、プロジェクトに残された自分がどう動くべきか考えました。思っていることをそのままにしておくのか、それとも主体的に動いて変えていくのか。
その時に後者を選び、プロジェクトの進め方やメンバーのタスク管理について、積極的に意見を出すようになりました。
その結果、いつの間にかリーダーという役割になっていました。振り返ると、技術力というよりも、「言いにくいことを言う」「こうした方がいいと思った時に、人を集めてミーティングをする」といった、旗振り役としての姿勢が評価されたのだと思っています。
リーダーになって、変わったことはありますか?
メンバー一人ひとりの適性を気にするようになりました。本人の意思を聞いた上で、この人はこういう適性があるなと思ったら、ユニット活動の旗振り役を任せてみたり、スペシャリストとしての才能があると思ったら、そのための勉強の進め方をサポートしたりしています。
また、タスクをふる際には、あえて少し挑戦的なタスクを任せるなど、メンバーの成長を促す適材適所を考えるようになりました。人の見方が変わったかもしれません。
寺本さんは上流工程を担当することが多いですが、何か意識していることはありますか?
お客様の要望に対して、ただ言われた通りに進めるのではなく、その背景や原因まで深く理解することを意識しています。
要求仕様として新しい要望が来た場合、それがなぜ必要なのか、何がきっかけで生まれたのかを自分なりに調べています。そうすることで、お客様の言葉の裏にある意図を汲み取ることができ、より良い提案や改善策を提示できるようになります。
例えば、ある国の規約が変わったためにこの対応が必要になった、といった背景を理解することで、単に言われた通りに対応するだけでなく、「もっとこうした方がいいのではないか」「ここは余分ではないか」といった提案ができるようになります。
また、お客様と物事をすり合わせる立場なので、お客様が作りたいプロダクトに対する理解も重要です。以前、配車アプリを開発した際も、他社のサービスや実際に働く運転手の目線で考えることで、より本質的な価値を提供できたのではないかと思っています。
今後、どういうことに挑戦していきたいですか?
今後はプロジェクトマネージャーに挑戦していきたいです。入社当初はスペシャリスト志望でしたが、尊敬する人の働きぶりを見て、考えが変わりました。今後は、スペシャリストとしての経験を活かしながら、プロジェクトマネジメントに必要なスキルや進め方を学び、挑戦していきたいです。
ソニックスで一緒に働きたいのは、どんな人ですか?
昔、同期に「バッターボックスに立つ時に、100%の自信はいらない。10%くらいの勇気で立ってみてもいいんじゃないか」という言葉を教わったことがあります。僕自身、完璧だとは思っていませんが、今こうしてリーダーという役割を任せてもらい、仕事を通じて成長できています。
だから、今後ソニックスに来てくれる人にも、100%自信があるからという理由だけでなく、「ちょっと触ってみて楽しかったからやってみたい」という好奇心や楽しむ気持ちで仕事に臨んでほしいです。臆せずにチャレンジできる人と一緒に働きたいですね。
個人編:
飛行機を使って国内旅行したい!
学生時代の一番の思い出は?
高校の学園祭の後夜祭で、バンド演奏をしたことです。学内投票で1位になったバンドだけが演奏できる企画で、見事1位を獲得し後夜祭で演奏しました。パートはギターでした。いまは全然やっていないので、もう弾けないですけど。
最近ハマっていることを教えてください!
先輩からポーカーを教えてもらって以降はずっとポーカーやっていますね。あとはVtuberのようなストリーマーの推し活も楽しんでいます。
今年の個人的な目標はありますか?
九州に旅行に行くことです。これまでは、地元の友人やゲーム仲間と茨城、群馬、大阪など様々な場所に旅行に行きました。茨城ではバンジージャンプにも挑戦したり。
でも、国内旅行で飛行機に乗ったことがないので、今年は初めて飛行機に乗って九州に行ってみたいと考えています。
もし、九州出身の方がいらっしゃったら、是非いい場所を教えてください!
九州出身のソニックス社員から、たくさん情報が集まりそうですね!
寺本さん、素敵なお話をありがとうございました!
ソニックスが大切にしている価値観(Value)の一つに「主体者になる。自分たちが作ったものに対する自信・誇りを持つ。社会課題に対する真摯な挑戦を止めず、行動に責任を持つ。」という言葉があります。
信頼していた先輩がプロジェクトを離れるという転機に、不満を抱えたまま立ち止まるのではなく、自ら声を上げ、行動を起こすことを選んだ寺本さん。まさに「主体者になる」というソニックスの価値観を体現する姿勢だと感じました。その姿勢が寺本さんをリーダーという役割へと導き、大きな成長の機会となったのですね。
そして「バッターボックスに立つ時に、100%の自信はいらない。10%くらいの勇気で立ってみてもいいんじゃないか」という言葉の通り、完璧でなくても、まずは一歩踏み出す。その勇気が、自分自身の成長だけでなく、周囲を巻き込み、より良いチーム作りへと繋がっていく。
寺本さんの経験談は、今まさに新しい挑戦に踏み出そうとしている人の背中をそっと押してくれるのではないでしょうか。
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