こんにちは!
ソニックムーブ採用担当の青木です。
突然ですが、
ふとした瞬間に、自分の行動を「それすごいね」と褒められたことはありませんか?
自分にとっては当たり前だったり、無意識にやっていたことでも、他人にとっては感心されるようなことだった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、ソニックムーブには、そんな“ちょっといい仕事”や“さりげない気配り”をちゃんと見つけて、みんなで称賛する文化があります。
今回は、社員の行動や姿勢を言語化し、感謝とともに伝えていく取り組み──
ソニックムーブの称賛文化『Be Professional表彰』についてご紹介します!
この取り組みの背景
多くの企業が掲げている行動指針「Mission・Vision・Value」。
私たちソニックムーブにも『Be Professional』というValueがありますが、それがどれほど社員に浸透しているのか、ふと疑問に思ったのがきっかけです。
「企業文化がどのように社員に根づくのか」を考える中で、以前働いていた会社のある取り組みを思い出しました。
私が新卒で入社した会社は、いわゆる体育会系で、毎朝始業30分前に全社員が集まり、全員で社訓を叫んで始業する文化がありました。声で覚え、心に刻み、外から沁み込ませるスタイルで、文化や社訓の浸透を促すというやつです。退職してから数年、意外と覚えてるもんだったりします。
もちろん、そこまでやる必要はないし、やりたくもない(笑)。でも、その会社と比べて今の自分は『Be Professional』の5軸をすぐに答えられるだろうか?この言葉の定義を十分に理解し、行動できているだろうか? と考えたとき、まだまだできていないと感じました。
社内では、良い仕事をした人に対して「ビープロ!(弊社のValue『Be Professional』の略語)」と伝える文化があるので、せっかくだったら具体的に、どんな人が称賛されるべきなのか?を社員に知ってもらうため、「行動指針表彰」を企画しました。
良い仕事とは何か?どんな人が“ビープロ”と称賛されるのか?
その具体例を共有することで、ソニックムーブが求める「活躍する人材像」を社員にも知ってもらいたいと思ったのです。
そして、叫んで覚えるのではなく(笑)、この表彰が、称賛の場であると同時に『Be Professional』の理解を深める機会になるように。そして、私たちが考える「いい仕事」の輪郭が、少しずつでも明確になればと考えました。
2024年11月からは、月1回の「月例会」や半年に1度の「社員総会」にて、定期的に発表を行っています。
そもそも、弊社のValue『Be Professional』とは?
ソニックムーブが掲げるBe Professionalは、画像の通り上記5つの軸で成り立っています。
これは、弊社メンバーがものづくりをしていくうえで大切にしていることです。弊社はものづくりの会社なので、「クオリティにこだわる」や「価値を掘り下げる」などもありますが、様々な職種(セールス・エンジニア・ディレクター・デザイナー等)が集まってWebアプリケーション開発のプロジェクトを推進していますので、多職種の方々とも目線を合わせながら。そしてお客様との目線をあわせながら。ワンチームで仕事をしていくことがほとんど。なので、「ホスピタリティを持つ」という弊社ならではのものも入っています。
行動指針『BeProfessional』表彰について
弊社のValueである「BeProfessional」の5軸に沿って、社内外で活躍しているメンバーを称えるための表彰イベントです。
※実際の資料
月に一度、全社員にアンケートに協力していただいてます。月に最大3名まで、感謝や賞賛コメントを送ることができます。
※実際のアンケートフォーム
なお、受賞者については、得票数の多さではなく、役員会議でアンケート内容を確認し、取り決めていきます。得票数の多さよりも、”内容”に重きを置いており、より「Be Professional」にふさわしい行動をされている方がノミネートとしています。
※実際のアンケート回答
上記のように、仕事の向き合い方や社内のプロジェクトメンバーへの気配り等、運営委員に届くようになっており、毎回たくさんの称賛・感謝メッセージが来ている状況です!
ビープロの選出方法についてですが、得票数の多さではなく、メッセージの内容に準拠しています。これは社員の皆さんに対し、どんな行動がソニックムーブとして求められているのか? 何がビープロなのか? というのを知ってもらうための称賛イベントなので、より具体的にその人の行動を褒め称えていくという方針です。
得票数の多さで判断してしまうと、目立つ人や様々な人と関わりを持つ人に寄ってしまったり、「助かってます」「いつもありがとうございます」のみ等内容の薄いコメンコメントばかりになってしまったりと、納得感のない表彰になってしまうので、その辺は良く考えて選考しています。
仕事をするうえでも、必ず誰かが見ているということを社員にも知っていただきたいと思います。
そして、会社から受賞者へ!
表彰された人は、ソニックムーブのValueを体現している、いわゆる「モデル社員」として評価されています。日々の業務の中で、仲間や組織の成果に貢献し、周囲に良い影響を与えるその姿勢は、まさに当社が目指す理想像です。
このような行動は、本人の努力や責任感に基づくものであり、当然称賛されるべきものであると私たちは考えています。今後もより自分や会社に対して誇りを持ち、ご活躍いただきたいという想い、そして日ごろの感謝と益々の期待を込めて、会社から素敵なプレゼントをお渡ししています。これもまた、その価値をしっかりと伝えるための手段のひとつだと考えています。
受賞者の声
・自身の業務にフィードバックを受けられることと、フィードバックをすること、両方ともなかなかできないけどすべきことでもあると思うので、その機会として非常に良いイベントだと思います。
・自分にとっては当たり前としてやっていたことが皆さんに評価されたと感じ、今後も引き続き頑張っていこうと思えました。
など
この文化を入れて、現場からあがった声
良い効果を得られていると感じた意見
- 普段関わりのない人の魅力が知れる
- 選ばれている人への納得感があり、自分のことのように嬉しい
- 褒めることの敷居?がさがったきがして、カジュアルに讃えあえる空気が醸成された
- 感謝を伝えるって意外と忘れがちというか、タイミング逃しがちなので、一回考える時間を取れるという点で良いなというのと、書けることがない=ちゃんとメンバーと接してない、見てないっていう裏返しだなということに気付いた。
- 社内の有能な方が埋もれない、そうなりたいと思える
- 称賛文化自体が素晴らしい
- 毎月書くのは大変だけど間隔あけると思い出すのも難しいので現時点では妥当だと思ってます
改善できそう!と思った意見
- 毎月はつらい
- とても良い取り組みだと思います。ただ月一だとだんだん書くことがなくなってきている感があります・・・
- どういうことを意識して取り組んでいるかなど受賞者から共有があれば、より社内にそういった姿勢が浸透するかなと思います。
- 表彰されていないメンバーもみんなえらいのでみんな褒めたい
- 人によるとは思いますが、一ヶ月単位で関わる人が変わるというのはそこまで多くないのかなと。プロジェクトが少なくとも2ヶ月〜3ヶ月なので、どうしても同じ人ばかりが浮かんできてしまう気がしています。
まだまだ、運営改善の余地はありそうなので、今後も良い運営ができるように、より良い形で弊社のValueが浸透していくように、努めてまいります。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。ソニックムーブの称賛文化、いかがでしたでしょうか?弊社のValueに共感してくださった方、こんな社風に興味を持ってくださった方。ぜひお気軽にご応募いただけますと幸いです。面談で生の声を共有したいと思います。