「AI時代の人材育成」対談動画の舞台裏を公開〜若手エンジニアの成長に向き合うための、モダンな徒弟制度〜 - ブログ
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https://www.sonicgarden.jp/join_us/blog_articles/newbee_report
※ こちらの記事はソニックガーデン公式ブログより転載したものとなります。
テクノロジーメディア「Newbee」で、倉貫とNewbee代表の蜂須賀さんとの対談動画が公開されました。タイトルは、「AI時代の人材育成」。
本記事では、動画に収まりきらなかった当日の裏側を、ソニックガーデンの尾山台オフィスで行われた取材に同席した広報のみかんがレポートします。
蜂須賀さんがオフィスにいらっしゃり、倉貫と挨拶を交わした後から、「徒弟制度」や「高卒採用」、ソニックガーデンが始めようとしている「学校」の話まで、30分以上弾丸トーク。この時点で、普通の取材とは全く違うことを肌で感じていました。
セッティング中のカメラマンさんに「ここから収録開始したいね」と蜂須賀さんが伝えるほど、濃密な話を録画外で繰り広げていました。
その勢いのまま収録がスタート。
「そもそもなぜAIを使うのか」「なぜ人材育成に力を入れるのか」という、根本に立ち返った話も繰り広げられました。
対談中に伝えられた最後の質問に対して、倉貫が言い淀む場面がありました。これまで取材にも同席したことが何度かありましたが、言葉に詰まる姿を見たのは、入社4年目にして初めてでした。
取材終了後、倉貫は蜂須賀さんの質問が上手だと褒めながら、「難しいボールのほうが好きなんですよね」と。それに対して蜂須賀さんも「倉貫さんは大体の質問をスムーズに答えちゃうので、事前に質問難易度をチューニングしているんです」と返していました。
その後、カメラマンさんが片付けを行う30分間もずっと話し続けていた2人。蜂須賀さんは、「企画の内容が降りてきた」と、事後雑談の中ですでに次回の対談案を考えられていました。すさまじいパワーです。
ちなみに、蜂須賀さん、Newbeeを始めた3月から、すでに2回スーツケースを壊し、現在のものは3台目とのこと。それだけこだわりの機材を詰め込んだ上で、多くの場所に赴いて取材をしているのだと感じました。そのプロ意識の高さから、『良いものを作りたい』という強い思いが伝わってきます。
蜂須賀さんがこだわるのは、「他じゃ聞けない話」を聞くこと。それを実現するには、相手にとってちょうど良い難易度の質問を準備した上で、気持ちよく話してもらうことが必要になります。それがどれだけ難しく、スゴイことなのか、取材経験の浅い私でもわかりました。
そんな倉貫さんの「他じゃ聞けない話が聞ける」蜂須賀さんとの対談動画は、Newbeeのチャンネルで公開中です。見てない方は、ぜひご覧ください。
▼ゲスト
倉貫義人 | 株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長
大手SIerにて経験を積んだのち、社内ベンチャーを立ち上げる。2011年にMBOを行い、株式会社ソニックガーデンを設立。月額定額&成果契約で顧問サービスを提供する「納品のない受託開発」を展開。全社員リモートワーク、オフィスの撤廃、管理のない会社経営など新しい取り組みも行っている。著書に『人が増えても速くならない』『ザッソウ 結果を出すチームの習慣』『「納品」をなくせばうまくいく』など。ブログ https://kuranuki.sonicgarden.jp/
X:https://x.com/kuranuki
▼MC
蜂須賀 大貴 | テクノロジーメディア「Newbee」代表
メディア・エンタメにずっといて、テレビ、映画、CM、広告、配信、YouTubeの現場でプロダクトを作ってきました。PodcastやDevSumiコンテンツ委員などもやってます。
ex-PIVOT,サイカ,IMAGICA etc.
X:https://x.com/PassionateHachi
▼目次
00:00 ダイジェスト
01:20 ゲスト紹介
03:05 ソニックガーデンの徒弟制度
07:22 親方の近くで過程を学ぶ
13:33 セルフマネジメントまでの道
17:11 目指すはソフトウェア開発を極めるコミュニティ
23:05 徒弟制度の親方たち
29:34 経済合理性より"理念の合理性”
32:35 AI時代のプロダクト・人材開発
43:52 AIに任せるべき?人を育てるべき?
47:15 企業選択で大事なこと