What we do
雑談・相談を大切にして仕事を進めています。
普段はリモートワークで働いています。(写真はオフィスがあった時のものです。)
ソニックガーデンは「納品のない受託開発」という独自のスタイルで、お客様のビジネスの成長に伴走しています。これは“月額定額”で継続的にソフトウェアを開発する顧問型のサービス。私たちエンジニアは社外CTOのような立ち位置で、お客様と毎週ミーティングを重ね、対話を通じて少しずつ開発を進めていきます。これまでに100社を超える事業を支援し、継続率は95%。最長で14年以上続くご契約もあり、長く信頼をいただいています。
事業に「完成」がないように、ソフトウェアにも「完成」はありません。だからこそ「納品して終わり」ではなく、アップデートを繰り返しながら価値を届け続けています。大切にしているのは、お客様と一緒に悩み、考え、いいものをつくること。その積み重ねが信頼関係を育み、本当に役立つソフトウェアを生み出す力になると信じています。
また、下請・派遣・外注に頼らず、すべて自社内で完結しているのも特徴です。社内でも細かい分業はせず、エンジニア自身が企画や戦略から関わり、設計・プログラミング・運用まで一貫して担います。お客様のチームの一員として、同じ視点で悩み、挑戦を共にする。その姿勢が、ソニックガーデンらしい開発のあり方です。
<納品のない受託開発について>
https://www.sonicgarden.jp/join_us/business/n2jk
Why we do
講演や登壇なども行なっています。
女性プログラマも活躍しています。
私たちが「納品のない受託開発」を行うのは、ソフトウェア開発を通じてお客様の事業を本当に前に進めるためです。
変化し続ける世の中で成果を出すには、一度作って終わりではなく、伴走しながら柔軟に対応し続けることが欠かせません。そうして初めて、お客様にとって信頼できるパートナーとなり、価値あるソフトウェアを届けられると信じています。
では、なぜそこまで「いいソフトウェアづくり」にこだわるのか。私たちは、それが世の中をより良くすると考えているからです。
無駄な機能を作らず、本当に必要なものだけを届けることで、お客様は余計なコストを払う必要がなくなり、事業に集中できます。そしてエンジニア自身もまた、矛盾やジレンマに悩まされることなく、創造性を発揮できる。結果として、顧客も開発者も幸せになれる形こそが、私たちが大切にする開発のあり方です。
さらに、受託開発という形をとることで、私たちは一つの業界にとどまらず、さまざまな領域に関わることができます。お客様ごとの視点や知恵に触れながら、自分たちだけでは生み出せない価値を社会に広げていける。これこそが「納品のない受託開発」を続ける大きな喜びであり、私たちがこの仕事を選び続ける理由なのです。
How we do
仲間と一緒に地方に行って、ハッカソン合宿と旅行をしています。
全社員リモートワークで働いていますが、オフィスに集まって合宿を行うこともあります。
【「いいコードと、生きていく。」】
ソニックガーデンが大切にしているのは、「いいコードと生きていく」という姿勢です。
私たちの「納品のない受託開発」では、お客様の事業に伴走しながらソフトウェアを改良し続けます。ビジネスが変化し続けるのと同じように、ソフトウェアにも完成はありません。そのため、継続的に改善できるよう、保守性の高いコードを徹底して目指しています。
保守性の高いコードは、長期的に見ればお客様のコスト削減にもつながります。また、堅牢でセキュアなプログラムであることは、安心して使い続けられるサービスを支える基盤です。
いいコードを書くことは単なる技術的なこだわりではなく、事業とお客様を守り、成果を出すために欠かせない姿勢なのです。
【技術を磨き続ける私たちの文化】
こうした姿勢を支えているのが、社内に根付いた学び合いの文化です。
ソニックガーデンではコードレビューやペアプログラミングが日常的に行われており、ベテラン・若手を問わず互いに学び合う環境があります。レビューは単に品質チェックの場ではなく、考え方や設計の背景を共有する場でもあります。そこから議論が生まれ、個々の視点が広がっていきます。
また、定期的に社内ハッカソンを開催し、普段の仕事とは違うテーマに挑戦する機会も大切にしています。ハッカソンでは、遊び心のあるアイデアや新しい技術の実験を通して、創造性とチームワークを育んでいます。さらに、勉強会や社内の掲示板での情報共有も活発で、社外で調べるよりも早く深い学びが得られることもしばしばです。
外部への発信も盛んです。技術イベントの主催や登壇、YouTubeでの情報発信などを通じて、外からの刺激を受け取りつつ、自分たちの知見を社会に還元しています。社内外を問わず学び続ける文化が、ソニックガーデンのエンジニアを支えています。
【「遊ぶように働く」ために必要なこと】
私たちは「遊ぶように働く」という考え方を大事にしています。
ソフトウェア開発は創造的な仕事であり、楽しんで取り組むことが最大の成果につながります。仕事が苦行ではなく、好きだからこそ続けられる――そんなエンジニアが集まっているのがソニックガーデンです。
そのために欠かせないのが自己決定権です。自分で選び、決めて動くからこそ責任感が生まれ、主体的に楽しむことができます。これを支えるのが、技術力とセルフマネジメントです。そして、常に成長できる環境があるからこそ、個々が自分らしく働きながら成果を出せます。
私たちは「人が企業のために働く」のではなく、「企業は人が創造性を発揮するための装置である」と考えています。だからこそ、機械的に業務に人を当てはめるのではなく、それぞれの個性や強みを尊重し、一人ひとりが最大限の力を発揮できる環境づくりを大切にしています。
【徒弟制度による育成】
こうした文化を未来へつなげる仕組みとして、「徒弟制度」を導入しています。
若手エンジニアには「親方」と呼ばれるベテランがつき、実務を通じて技術力とセルフマネジメント力を磨きます。親方は上司ではなく、日々の仕事ぶりを示すお手本の存在です。若手はその背中を間近で見ながら、一流のエンジニアとしての姿勢や判断を学んでいきます。
1人の親方に対して2〜5名のエンジニアが配属され、密接な指導を受けることができます。毎日の朝会や週次のふりかえりでフィードバックを得ながら、自分の成長を確認し、次のステップへ進んでいきます。
「納品のない受託開発」では、CTOのような視点を持って顧客と向き合う力が求められます。若手が一足飛びにその水準へ到達するのは難しいですが、徒弟制度があることで、段階的に成長し、やがてはお客様と対等に議論できるエンジニアへと育っていけるのです。