株式会社そばにでは、クライアントのAmazon販売事業を成功に導く、ECコンサルティング事業を行っております。
約10年間Amazonを中心としたECコンサルティング事業に携わっている代表の佐藤をはじめ、コンサルタントチームも長年、Amazonでの販売を経験しております。
これらの長年積み重ねてきたノウハウを元に、Amazonだけでなく、ブランドの本質的な成長を見据えた、さらなる事業展開を行っていきます。
今回は、2022年10月からアカウントコンサルタントに就任した、馬塲にインタビューを実施。
前職までは、住宅建材メーカーの営業やアパレル店員など、現職とは全く違う業務を経験している馬塲が、どのような想いを持ってそばにに入社したのか?
軸となる想いとECコンサルタントの魅力、またEC未経験からコンサルタントになるまでについて深掘りしてきました。
馬塲 寛子(Hiroko Bamba)/ アカウントコンサルタント
大学卒業後、住宅建材メーカーで営業として従事。その後、2社を経験した後、創業期のそばに社にAmazon運用担当として参画。2022年10月より、アカウントコンサルタントとして従事。
「モノ作りをしている人たちの想いを届けたい」ライフステージの変化とともに歩んできたキャリア
–– 6歳と3歳のお子さんがいらっしゃるとお伺いしましたが、そばにではどのように働かれているのでしょうか?
もちろんコアタイムは働いているのですが、子供の送り迎えを前後に挟みながら、時短勤務や、リモート勤務の日を作るなど、色々便宜を図っていただいています。
子供はまだまだ手の離せない年齢ですので、両立するのは難しい部分もありますが、私の「両立したい」という意思をすごく汲んでくださる会社です。
限られた時間内で個々人の力を発揮する方法を、上長が一緒に考え尊重してくれる雰囲気です。
まだまだ規模感が小さいですが、その分、やる気があればサポートする体制が整っています。
–– 前職とは大きく違う働き方だと感じているのですが、なぜそこまでやる気を持って働かれているのでしょうか?まずは、前職のことについて教えてください。
就活の大きな軸として「モノ作りをしている人の熱意を誰かに伝えたい」というものがありました。
私自身が何かを作り出せる人間ではないからこそ、モノ作りをしている人に非常に尊敬があり、その熱意を自分にも取り込んで誰かに伝えることに楽しみを感じます。
ご縁があって、新卒ではいわゆる大企業と呼ばれる規模の住宅建材メーカーに営業職として入社しました。
営業職と言っても、既存のお客様にお付き合いを維持してもらうことが主軸となる、ルート営業の意味合いが強く、新しい挑戦や自ら新しい影響を生み出すような仕事が、なかなかできませんでした。
3年程の関東勤務ののち、結婚と同時に退職、その後、カバンメーカーで販売員を経験しました。
メーカー直営店での販売職は、モノ作りの現場とお客さんの繋ぎ手となるような仕事で、自分の軸にも近くすごく楽しかったです。
ただ、店内に入ってきた方に接客をする立場としても時間的にも“待ち”の仕事が中心で、「もったいない、何かもっと別のアプローチができるのでは」と考えることが次第に多くなりました。
その後、出産を挟んで、産前産後の女性をターゲットとしたECショップのコンテンツライティングの仕事に就かせていただきました。
一緒に働いてる人たちの8、9割が、ターゲットと同じ子育て中のお母さんでした。一応ベンチャーではあったのですが、お子さんが風邪引いたら、いつ誰が休むかわからないというような環境でしたので、どんどん物事を前に進めていくというよりは「できればいいよね」がスタンスの、時間感覚がゆっくりな会社でした。
その点が、そばにに入ってからのギャップとしてありました。
長く働かせてもらえればと考えていた矢先に、初期のコロナショックをモロに受け、業績悪化で退職することになりました。
–– 先ほど仰られた通り、そばにはこれまでとかなりギャップがある会社だと思うのですが、なぜ入社することになったのですか?
コロナ禍で、子供もいたので「在宅」が働く上でのキーワードだったんです。
その上で、これまでの共通項が使えるような仕事を探していました。
当時は、そばにの募集状況も今とは大きく異なっていて、在宅メインでAmazonの商品紹介をする文章を書くことができる方といった募集内容でした。
入った当時は、前職のコンテンツライティングとそこまでギャップが無かったのですが、それからどんどん新たな領域に挑戦し、今の状態になっています。
最初想定していたキャリアと全く違うキャリアになっていて、ベンチャーに入るってこういうことなんだと実感しています。
ベンチャー2社目のつもりだったんですけど「初めましてベンチャー!」という感じです(笑)
大きく変化したキャリア。そばにだから得られた、役割を超えた挑戦機会
–– 入社して1年半ぐらいだと思うのですが、どのようにキャリアが変化していったのでしょうか?
SEO対策をしたAmazon商品ページの構築や、クライアントの窓口担当からのスタートでした。
実際に、売上や広告数値などを見ながら、クライアントに「提案」をしていくのは、フロントコンサルタントの仕事です。
そのコンサルタントのバックサポートとしてついていたのですが、「こうした方がいいんじゃないか」という気づきや考えを、フロントに相談することが増えていき、徐々に数字の見方に関する知見もついてきて、Amazonに関するノウハウが蓄積されていきました。
提案内容について考える機会が増えれば増えるほど、フロント業務に近づいていき、正式に10月からアカウントコンサルタントになり、クライアントに総合的な提案を行っています。
探求心を持って仕事をしてきた結果が、今のキャリアに繋がっていると思います。
–– 大きく業務内容が変化した中でも、なぜそばにでやっていこうと思えたのでしょうか?
私は組織に入ると、目標になる人物を探して真似をしてみて、どのようにすれば近づけるかを考える性格です。
そばにでの目標は、佐藤里奈や、1番一緒に仕事をしている若月であったりします。
彼女たちの仕事のやり方は「自分の仕事はここまでだから、それ以上はやらない」というわけではなく、気になるところは放置しません。
クライアントを1番に考えた時に「ここが必要なんじゃないか?」という視点を常に持って仕事をしている方たちなので、そういう風にならなきゃいけないと思っています。
でなければ、そばにで仕事をさせてもらう意味もないし、そこを追求できない人材は必要とされません。
「もっとできることがあるんじゃないか。アプローチをもっと簡単に、時間短縮するためにはどうしたらいいのか。」を考え、それをきっちりとクライアントにバリューとして出すという考え方を持って仕事をしたことが今まではなかったんです。
こういった刺激をすごくもらっていて「こんな会社っていいな」という憧れを持ち、働き続けています。
–– 「モノ作りをしている人の想いを届けていきたい」という転職軸は、ECコンサルタントとして叶えられているのでしょうか?
熱量を伝える仕事ができていると思います。
中小企業さんを担当させていただくことが多いのですが、商品に対する熱量は経営者の方が1番お持ちのことが多いです。
実際にその熱量を受けると商品が欲しくなるぐらいに(笑)
入社当時から担当させていただいているAmazonおつまみカテゴリーで売上1位の会社さんがいるのですが、そこでは商品登録作業が多くある程度パターン化していきます。
でも、魅力を伝えられる商品ページにするためにはどうすればいいかをいつも考えるんです。
情報が端的にわかり、比較が簡単にでき、その上で印象に残る、この商品でないと得られない何かがあると思わせるようなページ作りを目指しています。
そこでは、メーカーさんの熱量を文章にして表現することが重要で、1つ1つのストーリーを大事にしていきたいです。
そこのバランスの取り方や、自分なりの切り取り方を意識して書かせていただいています。
そばにで輝く人材のイメージとキャリアステップ
–– EC経験のある方は少ないと思いますが、未経験でも活躍される人材はどのような方でしょうか?
トライ&エラーを早いペースで繰り返すことができる方です。
やっぱり全てがトライ&エラーの繰り返しなので、そこを苦に思わない方が向いていると思います。
セオリーは一応あるのですが、個々の商品によって、良いキーワードや広告のかけ方が違ったり、クライアントによって予算も違うので、パターンの細分化がすごく難しいです。
もちろん経験がものを言うこともあるのですが、“経験を積んだ回数”というよりも、“恐れずに挑んだ回数が物を言う”というのが、正確だと思います。
有限な時間の中で、何度も何度もチャレンジをして、分析と行動のサイクルを早く続けていく先にしか、生きた知識は得られないです。
そうやって得たものだからこそ、お客さんに提案できるものになります。
だからこそ、 恐れず飛び込むことができる方はコンサルタントに向いてるんじゃないかと思います。
かつ、そばにはそういったチャレンジを促してもらえる環境です。
失敗したことを怒られるのではなく、 考えてすぐ行動に移して、その結果をきちんと回収して、次に活かすサイクルを重要視する経営陣ですので、そういう考え方ができる方が、EC経験など関係なく向いていると思います。
隠れた魅力的な商品を発掘し、世に届ける仕事を一緒に作っていきませんか?
–– 馬塲さんは、今後どのようなキャリアを描いているんでしょう?
やっぱり軸としては「メーカーの想いを伝えたい、モノ作りの魅力を伝えたい」という想いがあります。
ですので、どちらかというと中小企業さんのような、素敵な商品があるのにそれを伝える力がない企業様の助けになることができればと思っています。
まだまだ魅力的な商品がたくさん埋もれていると思うので、そこを発掘して届けていく仕事に携わり続けることができればと考えています。
もし私と近い想いをお持ちの方や、このインタビューを読んで興味を持ってくださった方は、カジュアルに面談に申し込んできていただけると嬉しいです!