「チャットでもやりとりできるけど、リアルな“声”でつながるコミュニケーションがあったらいいよね」
この想いをもとに、社内ラジオ「そらぼらじお」は始まりました。
リモートワークが当たり前になった今、業務上必要なやりとりはチャットで済ませられます。
しかし、その人の「考え方」や「人柄」は、文字だけでは拾いきれない“温度”に宿っているものです。
「そらぼらじお」は、そんな温度や距離感を埋めるために生まれた社内ラジオです。
社長発案、経営企画室が担当するラジオの狙い
この社内ラジオの発案者は社長の田原さん。社内連携を活性化させたいという思いから始まり、運営は経営企画室が担っています。
開始当初は「ルールをしっかり決めて、きちんと運営しよう」という真面目なコンテンツでスタートしましたが、紆余曲折を経て、出演者が素のまま話せる自主性を大切にした形へと進化しました。
“遊びをまじめにやる”精神で運営され、今では、出演者ものびのびと話せるようになりました。
リスナーからの投稿も増え、番組自体も盛り上がりを見せていることに手応えを感じていると、運営責任者の渋谷さんは話します。
社内の距離を縮める「そらぼらじお」の効果
自由に話せる場ができたことで、社員同士の距離感も自然と縮まっています。
また、学びを得た社員が共有の場として出演したり、社外からゲストを招いて勉強させていただく特別回も好評でした。
また、リモート勤務者にとっては貴重な交流や情報収集の機会となっており、新入社員にとっては社内の雰囲気や個性を知る大切なツールとなっています。
今後は、 まだ出演機会の少ない社員や新卒社員の出演が増えることにも期待し、”遊びをまじめにやる”精神から生まれる新たなコミュニケーションやアイデアの広がりを楽しみにしています。
チャットでは伝わりにくい、その人らしさや温度感を、“声”を通じて届けたい。
「そらぼらじお」はその“声”を通じて社員の距離を縮め、会社のカルチャーを豊かにしていくひとつのシンボルにしたいと考えています。
この取り組みは、壁を超える挑戦のひとつとして、多くの社員の成長や組織の活性化につながっています。