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スキルアップNeXtでは、半期に一度、最も高い成果を上げた社員にMVPが贈られます。8期上期にその栄誉に輝いたのは、マーケティングユニットで広報を担当するM.Iさん。受賞理由は、業務の「真ん中をつかみ」、自身の範囲を限定せず業務を推進する「染み出し力」でした。
かつては評価されることばかりではなかったというその強みを、彼女はどのようにして開花させたのでしょうか。受賞の裏側から、仕事への想いまで、じっくりと伺いました。
MVP受賞の裏側で見つけた「自分らしい働き方」
8期上期MVP受賞、おめでとうございます!まずは率直なお気持ちをお聞かせください。
ありがとうございます。実は、全社総会での表彰発表の当日は体調を崩してしまい、会場に参加できなかったんです。Slackで皆さんから「おめでとう!」とたくさんの連絡をいただいたときは、一体何が起こったのかと驚きました(笑)。それぐらい、まったく予想していなかったです。後からMVP受賞理由を見せてもらい、「すごいものをいただいたんだな」と実感しました。ただ、驚きと同時に「自分、がんばったもんな」と納得感もありました。頑張りが成果に結びつき、それをきちんと評価してもらえることへのありがたさを感じました。
受賞理由の「染み出し力」という言葉が印象的でした。どのように受け止めていますか?
MVPの受賞理由を見た時、とても嬉しかったです。一番近くで働いている上司や役員が、私の働き方を「真ん中をつかまえる」「染み出し力」という言葉で表現してくれたことに、自分のスタンスがちゃんと届いていたんだと安心しました。
これまで大切にしてきた本質を捉えるために領域を越えて動いてきたことを言語化して評価してもらえたことは、大きな自信にもつながりました。
推薦者のマーケティングユニット長K.Nによる表彰理由。
「真ん中をつかまえる」は、会社の新しいバリューにも採用された
「染み出し力」ですが、ご自身の「強み」として以前から認識されていたのでしょうか?
いえ、実はスキルアップNeXtに入社するまで、自分の強みがよく分かりませんでした。入社して早い段階で、上司が「本質を捉えるために、前例や自身のみのテリトリーにこだわらず周囲を巻き込んで動けるのが強みだよね」と言ってもらえて、初めて「あ、そこが強みなんだ」と客観的に認知することができました。その強みをどう活かすかを試行錯誤しながら進めてきました。
染み出した先に、様々な専門性を持った仲間がいるから成果につながる
その強みを発揮できるようになったのは、スキルアップNeXtの環境も大きいですか?
とても大きいですね。実はこれまでは、染み出し力がうまく働くことばかりではありませんでした。カルチャーによっては「それはあなたの仕事じゃないから」と、自分の仕事の範囲でやってくれと言われることもありました。スキルアップNeXtには、私が染み出した時に、受け止め、それぞれの持ち場である専門性を持って協力してくれる仲間がいます。染み出した先にちゃんとパスを受け取ってくれる相手がいる。この組織カルチャーがあったからこそ、私の強みは成果につながったのだと思います。
キャリアの軸は「道徳と経済の両立」
そもそも、どのような軸で転職活動をされ、スキルアップNeXtと出会ったのでしょうか?
私の転職の軸は、「道徳と経済が両立する世界で広報として働きたい」でした。前職で、いくら社会的に意義のあることでも、事業として経済的に成り立たないと、組織も個人も成長できないと痛感したんです。社会課題の解決に貢献できるという「道徳」と、事業としてしっかりと成長していく「経済」、この両輪が不可欠だと痛感していました。
まさにスキルアップNeXtの事業と合致する軸ですね。入社の決め手をもう少し詳しく教えてください。
本当に運命的な出会いでした。転職を考え始めた頃に、SNSで人事の方からメッセージをいただいたのですが、私の経歴をとても深く理解してくれていて、「スキルアップNeXtでどういう風に活躍できそうか」まで丁寧に書いてくださっていて感動したんです。思わず「私を見つけてくださり、ありがとうございます」と返信したことを今でも覚えています(笑)。
事業内容にも強く惹かれました。AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)で培ったコアな価値を、GX(グリーントランスフォーメーション)という新しい領域に展開していて、その成長のさせ方に「この会社、すごいな」と初めて会社に対して“尊敬“の感情を抱きました。面接で上司になる方が、魅力だけでなく課題も包み隠さず話してくれたことも、信頼できると感じた大きなポイントでした。
広報の使命は「社会価値への転換」
次に、M.Iさんが担う広報の仕事について伺います。この仕事の面白さや、やりがいはどんなところにありますか?
広報は、「伝えたいことを一方的に伝える仕事ではない」という点に面白さがあります。会社の価値を社会の価値に変換して発信していく。それが、社会課題に関心を持つ記者の方の役にも立ち、記事を読んだ企業の課題解決にもつながり、結果的に自社の成長にもなる。この「三方よし」の循環を作れたと実感できる時に、やりがいを感じます。
その「価値の転換」を実現するために、どんなことを意識していますか?
起きた出来事をそのまま発信するだけでは、社会的価値を生むのは難しいです。だから私は「ファクトを磨く」ために、あえて早い段階から広報として案件に関わるようにしています。
たとえば、とある講座に関するリリースを書く際に、コンテンツの価値を社会に伝えるために「クライアントの課題解決に本当に貢献できているか?」という視点で、クライアント向けのアンケート設計から提案に入らせていただくこともあります。価値あるニュースにするには、その前段から伴走するイメージです。
まさに「染み出し力」ですね。最近、やりがいを感じたエピソードはありますか?
GXスキル標準に関するメディア向け説明会ですね。どうすれば社会にとって価値あるニュースになるかを考え、コンテンツの中身にまで染み出して提案しました。
私は広報として当たり前のことをしたつもりでしたので、担当役員から「ありがとうございます!」と、感謝を伝えられた時は驚きました。自分の動きが事業の価値を最大化することに繋がっていると実感できた、嬉しい出来事でした。
代表・田原による表彰理由。「染み出し力」の語源
素晴らしいですね。一方で、挑戦には困難もつきものだと思います。これまでで一番大変だったことは何ですか?
新講座のプロモーション関連のプロジェクトです。関係部署が多く、誰が何をどこまで担うのかが見えづらくて苦戦しました。この染み出しはポジティブに働くのか、それとも悪い方に出てしまうのか、不安も感じていました。
その困難は、どのように乗り越えたのでしょうか。
上司に正直に相談しました。すると、「関係者が多いときほど、全員が立ち返れるコアな認識を共有することが大事。そのために情報を構造化して整理しよう」と具体的なアドバイスをくれたんです。
そのおかげで、状況を整理しながら前に進めるようになり、自分の中でも「複雑な物事を構造化して捉える」という新たな課題にも気づくことができました。
これからの挑戦と、未来の仲間へ
MVP受賞という一つの節目を越え、これから挑戦したいことを教えてください。
これからは「チームで広報力を高めていく」ことに挑戦したいです。ありがたいことに業務も増え、会社の成長も加速しています。一人でできることには限界がありますが、仲間とアイデアを掛け合わせることで、発想の幅が広がったり、できる量が増えたり、仕組み化が加速したりと、一人では成し遂げられないことができるはず。チームとして、この会社の広報をもっと強くしていくことが次の目標です。
最後に、未来の仲間となる方へメッセージをお願いします。どんな方と一緒に働きたいですか?
何よりも、事業に共感し、「この価値を世の中に伝えたい」という熱い気持ちを持っている方ですね。広報として、事業やサービスを心から良いと思えることは、根本としてすごく大事だと思っています。
そして、目的のために自分で考え、楽しみながら動ける人。考え続けるのは時に苦しいですが、それでも一緒に走っていける仲間と出会えたらとても嬉しいです。
社会を動かす広報を、スキルアップNeXtで私たちと一緒に実現しませんか?
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